焼酎寸言

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さつま
佐藤酒造   姶良郡牧園町宿窪田2063 0995-76-0018    

佐藤酒造のいも本格焼酎、25度。恐縮だが、のっけから味ではなくラベルの話。
この佐藤酒造の代表銘柄「さつま」のラベルデザインは秀逸だ。暁雲を白く輝かせて南海の水平線を打ち破るように大日輪が昇ってくる。昂然と顔を上げた薩摩隼人にも例えたい潔い強さ。その真紅のなかにヒゲ文字で黒く太く「さつま」と大書してある。
佐藤酒造というと、とくに薩摩以外の方には「佐藤」銘柄が著名かもしれない。特に黒麹仕込みのものは人気だ。だが、この蔵の看板はやはりこの「さつま」なのだと思う。
この蔵で造りに携わるかたがたの名刺をみれば一目瞭然。なんと「SHOWCHU The Greatさつま」と名刺のトップに朱色で掲げられているのだから。


誇り高く、焼酎の王者とうたいあげている蔵元さんの名刺
「蔵元さんと語る会」にて、清酒・焼酎を隔てなく愛好するW氏が愛孫を抱くように抱え込んでいた。
プライバシー保護のため、低解像度にしてあります。

このラベルの秀逸さに較べうるものはそう多くない。系統は違うが岩倉さんの手書き文字ラベル、村尾さんのシンプル筆文字、白玉さんの天誅のアブナイ書き文字、いも麹芋の力強い一文字、伊佐美や西海の薫のいわゆる正統派、そして結夢庵のコンセプチュアルに美しいラベルなど・・・。酒のラベルの楽しさにあらためて気付かせてくれます。

■さて、飲んでみた。
この酒は、N屋さんで発見、購入したもの。店主さんが「こいは、あまかですよ」と言うとおり、甘い優しい焼酎。芋の香がゆるやかに広がって、うまくちというのはこういうことかと思わせる明るい風味。すこし割水しておいておいたものなど、優しすぎてまさに薩摩の男というカンジになっていた。え?薩摩隼人がやさしいのかって?。そうです!単純で思慮に富み、勇猛で繊細、激情の裏には秋の雨のような寂しい優しさを持つ、ほとんどメチャクチャな性向を薩摩の男は持っています。ま、薩摩おごぢょ(女性)がしっかりしているから、なんとか男たちはやってゆけるようなもんです。
■ダイヤメ日記より
(13.3.27)

さつまは昨夜割り水していたもの。湯煎していただいた。「あの甘栗の匂いが消えているけれど、柔らかい感じがいいです」とカミさん。ほかの酒でも、割水で丸くなったり、なりすぎたり、香りが変わったり、いろいろだ。割水での変化をすこし調べてみよう。
(13.3.17)
さつまは佐藤酒造の酒。カミさんに「どう?」と聞いたら「すっきりした甘さですね」。美味しい酒。

 

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