| 焼酎寸言 |
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| s 白石原酒 ..............白石酒造 ..鹿児島県日置郡市来町湊町3138 .........
■飲んでみました 芋焼酎の原酒37度です。 むかしなら、「こげなつえしょちゃのんがならんど(こんな度数の高い焼酎はのめないぞ)」と薩摩の飲んべえは手に取りもしなかったでしょう。それどころか、普通の25度の焼酎でも、お湯で割って飲むのが普通であって、生(き)でのむことは無かったと言っていいと思います。もし「生で飲むのが本来の味わいがわかるから好きです」などと言おうものなら、「あいはうざけのんごろどこいか、アル酎ぢゃっど。そんうちけしんど(あいつは大酒飲みどころか、アルコール酎毒だ。そのうち死んでしまうだろうよ)」と評されて、人格までも否定され、相手にもして貰えないでしょう。ましてや37度の原酒を生でのんだら・・・などと書いていてもおそろしい。 小振りのグラスにストレートで注いだ瞬間に、あ、白石さんの蔵の香りだと感じた。 あの「紅椿」同様の、色にすれば紫紺に例えたいほどの、爽涼たる香り。 香りだけをかいでいても仕方がないので飲んでみることにした。 なにしろ37度もある。 ちびちびと舐めたあとに、思い切ってクイッとノドに流し込んでみて驚いた。 味わいは度数を感じさせないまろやかさ。喉越しもスムーズ。しっとりとした濃醇なくちあたりが嬉しいほどの広がりをみせてくれた。残り香にえもいわれぬ気品が漂って、しばらく残響しやがて消えた。 この「白石原酒」、蔵の味の原型を封じた逸品といえるでしょうか。 おすすめの飲み方ですが、これはもう、ストレートかロックに限るのでは・・・・・・。お湯割り原理主義のみなさま、すみません。 ■白石原酒、ふたたび |
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