焼酎寸言

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 たるへい
...........樽平酒造 .okin 山形県東置賜郡川西町中小松2886番地 

この焼酎を知人から貰ったのはもう4年ほど前のことだ。
ラベルに平成4年とあったので、どっかの酒屋さんの棚で眠っていたのかと思ったのだが、裏ラベルをみて得心した。この酒、生産してから5年以上貯蔵熟成してから出荷するのだそうだ。
ササニシキを使用して造る清酒「樽平」の酒粕が原料である。25度の本格焼酎。ほかに40度もあるという。
ラベルにはごらんのように、「純粕取焼酎」と朱文字で記されている。
稲藁をバックにどうどうたる風格。味わいも独特だ。好みだろうけれど、この酒は生でいただくか、ロックがよい。
■飲んでみた
開封すると、即座に一種独特の香りが立ち上がってきた。まがうことない酒粕焼酎だ。
清酒の蔵で蒸留機に出会うことはそう珍しいことではないようだ。
昨年うかがった信州諏訪の麗人酒造さんには結構大型の単式蒸留機があり、古酒となった粕取り焼酎を試飲させていただいた。先だって、土曜日の午後からふらりと出かけてみた秩父の武甲酒造ではたまたま試飲会にでくわし、ごいごい飲んでいたら清酒のようで清酒ではない一本があった。聞くと「これはうちの自慢の焼酎だ」、吟醸粕で造ったのだと説明してくれた。蔵の奥に蒸留機があるのだとか。なんの刺激も特異なフレーバーもない飲みやすい焼酎だった。昔から清酒に添加するための「柱焼酎」を日本酒蔵が造ることはあったと聞く。
まあ、酒粕を使用した焼酎については勉強不足でよく知らない。
ご関心のむきは、先達の方々のサイトをごらんいただければと思う。
この「たるへい」、ご病気で仕事場を辞した人からの頂き物だった。
この強烈なといっていいほど独特のフレーバーを味わうたびに、北国に帰っていったその方のことを思い出すに違いない。

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