焼酎寸言

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ナボシ屋酒店
042-962-8810
鉄幹 
.......オガタマ酒造  2...........川内市永利町2088 0996-22-3675


この焼酎をゲットしたのは、夏前だったと思う。そう思うのだが、このごろ頭髪やふところ具合と一緒で記憶力は極端に薄くなっているので、さだかではない。
例によってヒマをもてあまし、その日曜日も午後早いうちから武蔵藤沢の「ナボシ屋酒店」さんにお邪魔し話し込んでいた。自慢ではないが、小生、このお店では店主の福島さんから貴重なお話を伺い、奥様からはお茶までいただき、ながっちりして、だいたい手ぶらで帰るという、全くの不良客である。だが、その日はちょいと違った。焼酎を一本、それも「鉄幹」をゲットしようと決めていたのである。こういう購買行動を目的買いといい、お店にとってはまことに好ましい客なのである。(エラそうですね・・・ ^-^;)
さて、焼酎ならなんでも見つけ次第に飲んでしまい、しみじみ味わうという優雅さに欠ける小生であるが、この酒を購入しようとナボシ屋さんに目的来店したのには訳があった。加世田のにっしーさんが運営する焼酎文化啓蒙サイト「west far west」の「焼酎交友録」でなにげにこの「鉄幹」の記事を読んだのだ。そしてそこにはこう書いてあったのだ。「まさしく芋焼酎の真骨頂を見るようである!」と。
ノンベを酒屋に走らせる、こういう評論を「至言」という。「寸言」とは似て非なるものであり、小生、このサイトを拝見すると、いつも深く反省するにはそういう訳があるのである。
ナボシ屋さんの店の奥の棚の下、冷暗な場所から引っぱり出していただいたのは、なにげに古びた一升瓶だった。あるにはあったけれど、もう5年くらいたっているかもねえ・・・と奥さん。よかですか?と気の毒そうに仰った。よかもなにもない。すばらしい。瓶内熟成の「蛮酒の杯」ということになる!
さっさとゲットして帰宅してから気が付いたのだが、あの棚の下をもっと良く見れば良かった。他にもお値打ちモノが転がっているのでは?
■飲んでみた
意地汚いことばかり考えていないで、まず生で飲んでみた。
ん?まずは静かな味わいという印象だ。饒舌な酒というのが増えているようなきがするが、この鉄幹はくちあたりものどごしもスムーズだ。柔らかさの中に、芋の高い気位を感じるし、その芋らしさは5年の時の流れのなかでまろやかな味わいになっている・・・のか、どうか、この酒はこれが最初なのでわからない。ただ、じつに芋らしい旨みが響いている。お湯割りでは芋らしさはさらに丸みを帯び、口中から五臓へと浸潤してゆく。はらわたにしみとおるとはこういうことをいうのだろう。
ここまで書いて思い出したのだが、「からいもの里」で、鉄幹をロックで戴いたことがあった、ような気がする。そうなのだが、一番最初に書いたようなわけで、これまた定かではない。味をあまり覚えていないのだ。やはり、この瓶内熟成「蛮酒の杯」、ひろいものだったかな?
■説明的になりますが、この「鉄幹」は、白麹と黒麹の両方をブレンドした麹を使用、甕で仕込むという。この原酒をカメ壷で5年熟成させたものが「蛮酒の杯」
 

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