焼酎寸言

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  天文館
...........     宇都酒造.okin  鹿児島県加世田市益山2431  

洒落たネーミングの酒である。
あか抜けたラベルの色遣いやイラストを見て、いつかはこの焼酎を、と思っていたら地元加世田の焼酎伝道師にして精酎組長のにっしーさんが送ってくださった。感謝再拝。

蔵元の宇都さんとにっしーさんは古くからのご友人でもありにっしーさんのサイト「WEST FAR WEST」には宇都社長みずから案内された蔵元レポートが掲載されていて実に興味深い。
コミュニケーションスペースになっているという「石倉」は是非後生までも残していただきたいものである。
(にっしーさんの宇都酒造レポートは末尾にまとめてリンクしました)


ピーナツをアテにロックで。
この酒にはこれが似合うかも。
この酒のユニークな銘柄には宇都社長のマーケティング的なアイデアが詰まっている。
昭和59年にこの酒を出したときのことを「鹿児島焼酎台帳」のリレーインタビュー「自信を持った焼酎造りを(平成13年6月29日取材)」で知ることが出来る。

■飲んでみた
「さわやか」な味わい、と言いたいほどの清冽なくちあたりと喉ごしである。
もちろん、その静かさの中にはしたたかな芋が凝固し沈潜していて、一瞬、口中で膨らみを見せる。だがその勢いは須臾にして再び沈潜し、後には穏やかで豊かな沃野のような味わいが広がる。
爽やかながら余韻は長い。その残響する味わいの中に感じる甘(うま)さは印象一際である。
こういう酒をこういう酒にもっとも合う飲み方で戴いたときに臓腑の底から出てくるのがこの言葉だ。
「まっこちよか焼酎じゃっとな」
「さわやか」な「だけ」の酒と違い、どのような飲み方にも応える酒であると思う。お湯割りなら芋の香りが一層引き立つ。夏の夜なら「ストレート」か「ロック」でもいい。

■参考
WEST FAR WEST」の「宇都酒造レポート」「薩摩焼酎巡礼

天文館夜話(能勢謙三/南日本新聞社952円+税)の紹介。 

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