焼酎寸言

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とっぱい
.....南酒造..............大分県東国東郡安岐町下山口269-1.........  
焼酎に関しての知見と経験という面で、若き友人K氏はその若さを毛一筋ほども感じさせぬ力量の持ち主である。
宮崎の新聞社に勤務し、そのウエッブ版というおおやけの場に、「焼酎掲示板」なるものを創設、全国の本格焼酎ファンを喜ばせてくれた(南日本新聞も見習ってくれ〜)。
K氏の電脳交友(といっても殆どリアルな交友宴会を経験済みとか)の広さ故に、この掲示板には尊崇する焼酎先達の方々が集い、また貴重な情報が得られるので、秘剣も日参させていただいている。

写真では見えないが、勘亭流フォントで手造り本格麦焼酎と書かれたタスキがかかっている。グレー一色で描かれた金剛力士像がいかめしい。
この「とっぱい」も、K氏の掲示板で知った酒である。もちろん情報発信者は、焼酎の薫香のなかで呼吸し、200銘柄を超える焼酎瓶・甕などのまっただ中で棲息する焼酎エバンジェリストの最前線、I氏である。I氏の書き込みに接するや、大分の酒屋さんにすぐさま連絡してご送付をお願いしたのだった。

■飲んでみた
麦らしくない。というより、私が概念する麦焼酎とは全然違う味わいだ。実に素晴らしい。
端正な青年武士が、長刀を脇に姿勢を正して座っているという感じといえばいいだろうか。緊迫感はない。緊張の糸も見えない。放恣な優雅もないけれど、折り目ある日常、と言っていいイメージがある。とにかく凛として立っているこの酒の佇まいがいい。
村尾さんの麦焼酎には、老獪な隠し味が漂流しているけれど、この「とっぱい」には入り口が一つしかない。まっすぐな酒だ。静かに佇み、あるいは静謐な中で、抜刀の瞬間を待っている剣士のようだ。うまい。潔い。
I氏が評した「動と静」の、まさに静の酒だ。
生で、ロックで、お湯割りでと、どのような飲み方でも美味しい酒だが、この酒の清冽さをストレートに感じるには、小振りのグラスで生のまま戴くのがよいかと思う。

■ダイヤメ日記より
(14.1.13)
とっぱいは大分の麦焼酎。背筋の伸びた物静かな青年武士という風情の焼酎だ。しみじみ旨い。おなじ大分の兼八と味わいのベクトルは違うがクオリティは変わらぬすばらしさ。

■余白・・・
K氏の掲示板は、これからもっともっと発展してゆくのではと思う。BBSも、サイト自体も、結局は人と人の出会う場所だ。ごく普通の社会となんら変わりはない。
とくに管理人であるK氏の「明朗で寛容」な人柄が、これからも焼酎ファンを喜ばせ、集わすことになると確信している。きばいやんせ>K氏
飲み過ぎに注意しましょう。乱暴狼藉放言大声は慎みましょう。

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