焼酎寸言

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   やまかわ  
.........................山川酒造 .ok 沖縄県本部町字並里58番地 電話0980-47-2136  (report 15.2.16)

「燃えて咲け酒の華」でその真価をうたわれている泡盛!・・・これは1950年代に琉球酒造組合連合会(会長は創業者山川宗道氏)が九州各地から関東、関西へと展開した「泡盛キャラバン」のパンフの一節である。泡盛復権にかけた気持ちを彷彿とさせる、まさしく「燃えるような」鮮やかなラベルだ。
山川酒造の蔵元としてのコンセプトは「古酒」。通常3年熟成以上を古酒と呼ぶ。そして総量の5割に3年古酒が含有されれば「古酒」と表記できるのだが、山川酒造は全量こだわりの古酒を守り抜いている。創業以来の蔵の教えなのだろう。100年の先を見据えているような印象のある蔵だ。
古酒の山川酒造が「新酒を寝かせて愉しむ」提案を打ち出しているのも実はクースへの姿勢と同じ線上にあるのだろう。泡盛は熟成によってまろやかな香味を増し、深い味わいのクースへと「変身」してゆく。10個ばかりの甕とたっぷりの時間を用意して仕次ぎしながらその過程を楽しんでみたいものだ(ムリだろうなあ ^^;)。

シーサーを乗せた「琉球からから」。やはり生でいただくのが一番だ。
■飲んでみた
琉球からからに入れて小振りの杯に注ぐ。泡盛独特の香りがゆっくり立ってくる。含み香の広がりはかなり素早い。刺激は抑制され、すでに熟成への動きを感じる。芳しい香味。泡盛が米の全量仕込みであること、これを感じさせる木目の細かな味わい。とてもスムーズで飲みやすいけれど、かすかな苦みがまだ若いこの酒に明解な輪郭を与えているようだ。とても純で良質の酒。沖縄では水割りで飲むことが多いと聞いたけれど、個人的には生でいただくのが好みです。

■ダイヤメ日記より
(15.1.22)
今夜、竹芝のスタジオで行われた週刊誌の企画に紛れ込んで、たっぷりテイスティングさせてもらったのだが、その残りを頂いてきた・・・泡盛「やまかわ」のうまさ、目から何枚目のウロコが落ちたかというくらいだ。
今夜のテイスティングでは、芋はもちろんだけれど、麦、米、黒糖、泡盛とさまざまな味わいを比較しながら頂いた。ローカルブランドの多様性をあらためて感じた。これが焼酎の「地力」なのだなあと思う。九州、奄美、琉球と、各地に散在する蔵が満天の星のように思えた一夜でした・・・(^^)。

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