遭遇!番組ロケPart2!

美女?とジープそして2人の釣りおやじ。【続き】



伊東港には3時半到着。真っ暗な桟橋でジープ備え付けの小型テーブルと椅子を出し、朝食の準備にかかる。
長年使い込んだ金、じゃなくガスコンロを取り出し、ポンピングして火をつける。ラーメンを作りコーヒーをわかし、すっかり腹ができたころになぜかワゴン車を先頭に7台車が列をつくってやってきた。
「どうもおかしいな、おい」と国某。
「うーむ、先客もいないし、船宿の軽トラもまだ来てないしな」
その男たちは車から降りると、どかどかと荷物を船の前に積み上げはじめた。釣竿やクーラーもあるが、なんだかわからない機材が多い。
「こりゃ、釣りじゃないな」と国某。
「たぶん、なんかの撮影だぜ。ほらあれはマイクだよ、ビデオ用の」と、茅ヶ崎で撮影スタッフと一緒した小生は状況をすばやく把握し国某にささやいた。
そうこうするうちに、船宿の軽トラがやってきた。おやじ船長と若船長がその男たちと話している。小生がおやじ船長に挨拶しようと立ち上がったとき、「なんだ、きとったんかい」と後ろから声がした。
「おー、Kさんじゃないですか」と小生。Kさんは船釣りのベテランで、昨年神子元に同行し、ブリ3本あげたときいらい小生が私淑する師匠である。
「きょうはね、うちの会社が提供している釣り番組の撮影なんだ」とKさん。
「おひさしぶりです」挨拶してきた男をみて驚いた。茅ヶ崎の撮影のときのディレクターだ。
と、いうことで.......、小生と国某は撮影に同行することになり、乗船。
おはようございます、と声をかけてきた女の子たちをみると、なつかしやレポーターの2人の女の子たち。川村ちゃんと長谷ちゃんだった。
もうひとり、すこししっかりした感じの女性がいる。
「にたどりです。よろしくお願いします。」
「え、にた...とり...?」小生が聞き返した。
国某はでれーっとその女性をみつめている。女性に弱いところまで【荒某】といっしょなんだな、こいつは。
「似る、という字に鳥です。それでにたどりと読むんですよ」笑ってその女性が言った。





聞けば、4月に始まったテレビ東京の番組『外で遊ぼう、我ら釣仲間』がこの10月の編成改編で、全国ネットとなり、日曜日の朝7時半からの30分番組として再出発するんだそうだ。
「日曜の朝だって」と国某が叫んだ。「釣りに行ってるよう、その時間はよ。」
キャスターも渡辺篤史さんが裏番組のからみで降板し(残念!)この似鳥キャスターと丸橋英三さんというキャスターで進行するんだそうだ。あの服部名人も登場するという。
服部名人も新キャスターも現場にきているとか。あとで挨拶しようっと。
そうこうするうちに...
出港風景など、お約束の撮影が済み、4時半に伊東港を後にした。
「初島まわりでワラサをねらうんだ、絵になればいいんだがね」とKさん。
「台風の影響が心配ですね」とディレクター氏。
「今日は天気は持つし、むしろ時化まえの荒食いがきたいできるかもね」とKさんの言葉に安心するスタッフたちだった。
初島回りのポイントには20分くらいの航程で到着。潮回りのあと早速投入開始。
まず最初に海に突き刺さったのは服部名人の竿、ハリースペシャルだった。「きたっ!」ディレクター氏が叫ぶ。
カメラマンが音声さんと一緒に駆け寄る。
タモを海に突っ込んでいるスタッフがいる。
「おいおい、まだタモなんかいれちゃだめだよ!」と、小生が叫んだ。
「ありゃ、タモじゃなさそうだぜ」と国某。「ほら、柄からコードがでているよう」

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