和歌コラボ4 春は名のみの


いや、こよみの上では春だというに、さむい日が続くものだのうとぶつぶつ言っていたら、長屋の破れ戸をこじ開けて、雪だ、雪だ、雪だぁぁ〜と、やってきたのは、あい姉さん


   春立てど 花の便りは なお遠く 散り敷く華は 天より来たれり

「でも、花と見まごう雪なら、春の兆し十分でしょう。厳寒期の雪は、ガラスの破片ですから」と、お上品なコメント。

そうか、蝦夷地の雪はガラスの如く輝き、乾燥しておりましたなと頷いた秘剣にごり酒、 蝦夷地の雪を支笏湖で味わったとき、あまりのサラサラ感に驚いたことを思いだして


天高く 往く風の香は しらねども 地に涌く いのちに 春を感じつ

釣りオヤジはまた、奥多摩湖にワカサギを釣りにいったとき、雪になったときのことを思い出した。湖底から雪が沸き上がるように湖面に映えていた時のことを。


山の湖(うみ)の 底より湧ける さまみせて 舞い散る雪の 白き静けさ

あいさんの歌に、春の匂いを感じたか、アメリカ在住の恋かえるさん


春立ちて 風ふくよかに匂う朝 雪残れども 季節(とき)はうつれり

「今日は空気が春の匂いを含んでいました。雪はまだ溶けきっていませんけれど ああ、春だなって嬉しくなりました。 北海道は まだ もう少し、ですね」とのお言葉。大和撫子は外つ国に在っても風情を忘れぬがさすがでありますな。


禁煙日という拙庵の手控えを御覧いただいたojisan 、

「禁酒日の真似はできそうにないです。 一句というわけにまいりませんが、春が近いというのは嬉しいものですね」う〜む、そのとおりですな。とくに年を重ねるとその心が強くなりますなあ。あと、いくたびの春にあへるかと(^^;)

犬の散歩に原っぱを歩いていたら、梅が何輪かほころんでいました。季節は春に向かってすこしづつ時を刻んでいますな。


朝の野に 早くも春の陽 みち溢れ わがボケ脳の はるは爛漫(^^;) 

川沿いの農家の庭先に梅、白梅が咲き始めていました。数羽の目白がその花の小枝の中で騒いでおりましたが、いや、春です。


めぐり来し はるにあへたる 嬉しさは 梅花にあそぶ 鳥の音ににて

2月といえばと、病み上がりの絵師様が登場。わんこ 師匠、ご亭主さまともども風邪に悩まされたとか。

暦の上では、もう春なんですね。>白梅・・・とつぶやき、上方へ。

くいしんぼう万歳を三唱しながら、みか殿が、防塵メガネにでかマスクのいでたちで、突然出現されました。


花粉症 くしゃみはなみづ はなずまり だれが植えたの 杉の木ばかり

大変、失礼いたしました〜(汗)


どうしたのだろうか?食あたりだろうか?花粉症の副作用?おだいじに〜。しかし、心と気持ちのこもった歌ですな。しみじみ。

で、返歌。


不況風  景気のいいのは 杉花粉 あやかりたいは 髪とふところ  

ひるね蔵の三万打撃を記念して、おめでとうございますとお祝いにとびら様がおいでに。


 節目越し ゆたり春待つ ひるね蔵

そのなげかけに、秘剣応えて、


    輝く日差しと 風の香にみち

             やはり、・・・・・・手前味噌でした(^^;)

すごいですねと、ojisanがまたおいでくださいましたぞ。


お祝いのねたを探して575、風流までは思いめぐらず

高校生のライアン尾崎さん、「お久しぶりです。いきなりで更に下手ですみませんが、和歌を詠ませて戴きます」


五十年 長い年月 経ていても 夫婦の契りは 色褪せもせず

これは最近金婚式を迎えた祖父母を考えて詠みました。五十年という年月は夫婦に様々な試練や喜びをもたらしてきたのです。 それを考えただけで涙が出てしまいました。

秘剣うけて、

和歌を寄せていただいて、ありがとうです。

色々なことがあっても、五十年を連れ添ってこられたご夫婦には言葉は要らないと思います。

それ以上に、そのことを感受するこころに感動いたしました。

返歌


おふたりに 心の言葉 つむぎつつ ことほぐ 孫の 春風ににて

おばかというタイトルの手控えを読んで、あいさんの書き込み。

俗に言う、「馬鹿は風邪をひかない」というのが本当ならば、この冬、インフルエンザに身体中を蹂躪されて、点滴までしたあいは、ばかじゃぁないんだ。ふむふむ(^^)……と、喜んでいたら妹に、

「インフルエンザはウィルスだから、風邪と違うよ」

冷たく言われたのであった。めそ。

しかし、忘れるというのは、神が与え給うた特殊能力で、これがないと、のーみそがパンクしちまうそうですよ(^^;


  ながらへば また此の頃や 偲ばれむ 昔はもっと 賢かったと

   ↑百人一首、藤原清輔朝臣の歌が本歌なり(^^;

実はと、恋かえるさんがあいさんに反応して、

わたくしもここんとこ さぁっぱり風邪をひきませぬ。うそのようにひきませぬ。


ながらへば また此の頃や 偲ばれむ 美貌も知恵も 少しはあったと

某掲示板経由で参上つかまつったと、りかるど殿乱入せり。

拙者、りかるど、と申すものでござる。

釣りは滅多に嗜まないのでござるが、釣った魚は必ず食す口に候。

酒菜と言えば、酒。


ぷるたぶを ひく指先に知る 炭酸(そーだ)の感触 ほっぷの苦味

字余り、お粗末。

熱烈歓迎、でござると秘剣@受けて

よく参られました。>リカルドどの

釣った魚は必ず食べる、そのひとことが嬉しく聞こえまする。

ここに集われる方々は、約お一人以外は、とんだ酒豪ばかり。

これからも、よろしくお願いいたしまする。

返歌


ぷるたぶを あせってちぎり 穴開けて 噴き出す麦酒は もう水の泡

字余り、おそまつでござる

(爆)発しながら、とびら殿まいられて、りかるど殿に。

この掲示板は「日本語大スキ」な御仁の巣窟でございますな(^_^)私、にごり殿にはいつも大変お世話になっているとびらと申すものです。

以後お見知り置かれましてご別懇に>りかるど様


  釣る技は 知らぬ我が身も ご相伴 楽しむ人らの 言葉こそ 善き

とびら殿、かたじけのうござると、りかるど殿さっそく返歌をなされた。


 扉絵の 少女に惹かれし 遠き日の 我を重ねて 幼子を見き

あまり返歌にはなってござらんが。というりかるど殿、いやいやりっぱなものと感服しました。

くいしんぼう万歳的掲示板の管理人様のところでの書き込みにとびらさん反応して、

 


   裏霧ネット うらぎりネットと読め候 すいすい 読むは リムリ無理無理

秘剣返歌

   


   無理無体 電脳架け橋 落ちる様 江戸永代の 大橋ににて

永代に反応したか、江戸っ子のあいさん、


   永代の 名に負けたるか ハシ落ちて ころがりゃおかしい お年頃かな

そう歌うと、杉本苑子の「永代橋崩落」がよい、と述べられて去ってゆかれました

やっぱり、オヤジはオヤジ風の返しをと、秘剣返歌

   十八の 娘は番茶も 出花なり ごしんぞ年増は 叶うものかね



おっと、あぶないな。きょうはこれまで。さて、もう日も暮れた。酒にしようかの。


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