自転車日記
2004

LastModified:Tuesday, 28-Sep-2004 01:48:09 JST

ふとした所から始まる趣味。
でも、はまるととりあえず突き当たりまで突き進みます。(w


ツール・ド・のと 参加記 (2004/09/18〜20)

参加を決めたきっかけは、ロード用自転車に乗り始めて1年(走行距離は200kmちょい(w))の春、「そろそろ何かイベントに参加してみたいな〜」と思っていた所、「ツール・ド・のと」という3日間で400km強を走るレースではないイベントを見つけ、「これなら今からトレーニングをしていけば…」と思った所でした。

で、トレーニングを始めた訳ですが、始めてすぐに古傷の腰痛を再発させてしまい、トレーニングが中断してしまったのでした。(;´д`)アゥアゥ
なんとか収まったのは良かったのですが、収まったのは7月の頭、大会は9月、腰の状態&トレーニング状況をみても、「3日間は無理」と判断し、3日間の内で一番最長の2日目(166km)のみに参加を変更したのでした。(w

これはその大会2日目に参加した記録です。
載っている写真は携帯の写真ですので、小さいのはお許しください。
また、写真が少ないのは、当人があまりにも完走に必死で、全く余裕が無かった為です。ゴメンナサイ。(;´д`)



自転車スペック
■基本車体
新宿のビックカメラにつるしで売られていた「GAN WELL」という京都にある自転車屋さんのオリジナルです。
ホームページが無いらしく、詳しいことはほとんどわからない状態です。(w
サイズもはトップが550という位の認知レベルです。
この車体のフレームとハンドル以外を全て交換して使用しました。(;´д`)

■仕様変更パーツ
基本のコンポはシマノです。スノーボードもシマノのクリッカーな私にはピッタリ。(w
細かいパーツグレードはバラバラです。
・RD/SORA
・スプロケット/ごちゃ混ぜ12-27T
・FD/謎グレード
・クランク/SORA
・チェーンリング/suginoジュラルミン38T-105グレード53T
・ペダル/SPD-SL(PD-R540)
・シフター/一世代前の105STI
・サドル/VELO PLUSH
・ホイール/ALEX RIMを使った前後で1万円
・タイヤ&チューブ/ミシュラン


■移動〜大会直前(16日〜18日)

移動は車で行いました。片道700km弱。
現地に到着してからは、気になる坂道などを車で通って見たり、自転車で走って見たり。
単発で上り下りはなんて事はありませんが、当日これを全部走るかと思うと…、という感じでした。(w

能登島より20km辺りから能登半島側を見ています。 能登島より20km辺りから能登島側を見ています。
能登島より20km辺りから能登半島を臨む 能登島より20km辺りから能登島を臨む。




■大会当日

●スタート前(輪島市役所前三角州駐車場)
大会当日の天気予報は雨。雨天用の装備は全く用意していません。(w
「もしかすると途中でリタイヤかなー」とか鬱になりながらスタート地点の輪島市役所へ向かうと、なんと!スタート30分前に天候回復!!!
降水確率70%はみんなの力で払拭されたのでした。

スタート地点の風景

雨の不安は無くなったという事で、後はイベントデビューのドキドキ感でスタートを待つばかり。
そして、午前8時丁度にスタート!


●スタート〜木ノ浦CP(木ノ浦健民休暇村駐車場)(41.2km)(出発制限時間=11:20)
スタートしてちょっとだけ平地を走ったと思ったら、第一CPまでは上りの連続です。
行程は海沿いを走る細かい上り下り&道事態が折り重なるいわゆる「ラケット道路」と起伏に富んだコースです。
第一CPいたっては前半で一番辛い坂の天辺にあったりします。(;´д`)ハァハァ
雨の心配はなくなったけど向かい風が強く、一人旅はちょっと辛い状況でした。

そんな中、いきなりいっぱいいっぱいの状態でCPへ到着。そしてハンコを貰うところで台紙を忘れたのが判明。
とりあえず予備をもらって事無きを得たのですが、それに気が動転してしまい、補給食を貰い損ねてしまいました。
CP到着は10時で、ペースとしては予定通りです。

第一CPの風景

10分程休んでスタート!


●木ノ浦CP〜鉢ヶ崎休憩P / 鉢ヶ崎海浜公園駐車場 (62.3km)
この行程は、最初がちょいと下りで、残りはほぼ平地です。
とりあえず到着11時を目指してスタートし、ほぼ予定通りに到着。
今度はちゃんと補給食のバナナとグリコのCCDドリンクを(σ・∀・)σゲッツ。
ここに到着するまでにパワーバーを一つと、ペットボトルを2本消費したので補給。

第一休憩所の風景

昼食会場を目指してスタート!


●鉢ヶ崎休憩P〜内浦CP(82.2km)(出発制限時間=13:45)
この行程はほぼ平坦ですが、内浦CPはまたちょっとした山の中にあります。(;´д`)ハァハァ
でも頑張ってたどりつければ、そこで昼食天国。(・∀・)
到着は12時過ぎで、まだペースは落ちてません。
昼食は親子丼と漬物&杏仁豆腐にお茶というメニューでした。もーすんげー(゚д゚)ウマー

第ニCPの風景(お昼ご飯でちょっと休憩)

お腹もいっぱいになり、知り合いにも経過をメールしてスタート!
と、思ったらトラブル発生!左足太ももの内側がつってしまいました。
いままでに走った最長距離が80km弱なので、ちょうど未知の領域に入った所でのトラブルです。(w
なんとかマッサージで回復して、不安を感じつつ13時にスタート!


●内浦CP〜柳田休憩P(道の駅桜峠)(117.1)
ここから柳田休憩Pまでは延々と上りが続きます。(;´д`)ハァハァ
特に、宇出津駅からは3kmひたすら上り。時速は6km〜9kmまで落ちました。(平地は27km〜35km)
とりあえず坂の入口で一休み&シューズの調整をし、いざ再スタート。
再スタートして暫くして、左足の不安が的中。いろいろかばっている内に、膝に痛みが…。
とりあえず天辺までは頑張ろうと思い、なんとか天辺まで辿り着いてから休憩を取りました。
休憩は取りましたが痛みが引かないので、ここ以降の上りは捨てて、体重を生かした(w)下りで時間を稼ぐようにしました。
なんとか休憩Pまで辿り着く。(;´д`)ハァハァ
ここではミカンとグリコのCCD、そして売店でドーナツとブルーベリージュースを補給しました。
他の人が食べてたブルーベリーソフトクリームも捨てがたかったです。(w
また、ここに先行集団の到着時間が貼られていたのですが、13:30となっていました。
自分の到着が15:30なので、すでに2時間遅れです。
先行が内浦CPを出発したのが12:20だったので、1時間ちょいで到着してるんですね。
自分は2時間30分。先行から30分〜1時間の遅れで行く予定が、膝の痛みが祟ってペースはボロボロでした。

気持ちを完走する事に切り替えて、スタート!


●柳田休憩P〜穴水CP(穴水役場前)(135.2km)(出発制限時間=16:45)
休憩Pから穴水CPまでは、最初にちょっとだけ起伏がある以外は10km近くの下りです。
ここは稼ぐしかない!という事で、痛みをこらえて必死にこぎました。(w)結果、最高速度は66.8kmでした。(w
CPに到着したのは16:20。
現場のスタッフが「早く出発しないと次の出発制限ポイントに間に合いませんよ!」と激を飛ばしています。

その声を聞きながらスタート!


●穴水CP〜出発制限P(中島町)(149.1km)(出発制限時間=17:30)
穴水から中島町は、前半が海岸線で後半が上りです。
海岸線は相変わらず向かい風で、一人旅には辛い状況が続きました。
膝の痛みもあったので、もうなりふり構わずに、いろんな人達の後で引っ張ってもらいました。
早い人を見つけては追いかけ、見つけては追いかけ、最終的には、膝の痛みをこらえながら30km〜35kmで巡航していたと思います。
実はこの時、次の出発制限Pと制限時間が解らなかったのでもうホント必死でした。(w
能登島入口がCPというのを知ったのは、後日、スタート時に貰ったMAPを見てから。(w

ツインブリッジのと

ちなみに、能登島大橋(ツインブリッジのと)を通過したのは、17::00頃でした。予定では15時〜15:30頃でした。(w


●出発制限P〜ゴール(マリンパーク海族公園)(166.3km)(到着制限時間=18:30)
残り16kmくらいも、これでもかという位に起伏に富んだコースでした。
もう左膝は限界に近く、上りは4kmから6kmくらいしか出ませんでした。
もう押したほうが早いくらいだったのですが、シューズにクリッカーのパーツがついているので、押して上がる訳にもいかず(w)頑張ってクランクを回していきました。

途中、遅れている仲間を待っている人達などを見ながら進み、「もうゴールは近いのかな〜」と思っていたら、不意にスタッフの誘導で右折したらそこがゴール。
ツール・ド・フランスで優勝したランスのように両手を上げて見ようかと思いましたが、ちょっと恥ずかしくなってしまい、そのままゴールしました。(w
ゴール地点では地元の人が拍手で迎えてくださり、ゲートをくぐったときはちょっと感動。
なにかジーンとした物がこみ上げてきました。

ゴールし、ハンコと完走記念の賞状を貰い、CCDとカニ汁を頂く。
カニ汁で体が暖まってくると、次第にゴールしたな〜という感情が込みあがってきました。
到着は17:56。先行は16時頃だったようです。ほぼ2時間遅れ。





今回のイベントが、自転車関係イベントデビュー&初参加という自分にとって、コース上で旗を振って応援してくれる人や、ボランティアの人達は、とても励みになりました。
多分、ただひたすら走ってるだけだと、リタイヤしていたと思います。
旗を振って応援してくれてる人達に自分も手を振って応えながら走る。
こういう事がとても楽しいイベントだと思いました。
できれば次回があれば、3日間を通して走ってみたいと思います。

応援してくれたみんなにありがとう。



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