|
|
|
|
|
|
時間の流れ↓(表下に注釈があります セル内の注をClickすると、その番号の注釈にとびます注釈セル内のReturnで戻ります)。 | ||
店舗・内装・備品↓ |
資金・融資↓ |
その他↓ |
退職。↓ | ||
出店地域を絞る。注1 |
ハーローワークへ出向く 必要書類に銀行印を貰う注1 | |
出資できる保証金などの金額を確定しておく。注2 |
退職した時に源泉徴収税額票と、 | |
地域の不動産業者を回る。注3 |
日本政策金融公庫からの | |
材料業者を決める。 | ||
内装業者を絞る。注4 |
社会保険と厚生年金を | |
什器、備品を見に行く。 |
住宅ローン以外の債務を | |
業者にも物件情報を貰う。 |
店名義の通帳を作る。 | |
担当の営業マンを決めてもらう。 |
雇用助成や創業支援などの |
店名を考える。注2 |
内装業者に予算を伝える。注5 |
開業に関連した経費の | |
物件をひたすら見て回る。注6 |
↓ | |
物件を見付けたら、時間帯や曜日を |
↓ |
印鑑を作り実印の登録をする。 |
公庫に行って申し込み書類を貰う。 |
開業に関連した解説書を読む。 | |
他のテナントを調べる。注8 |
保証人のあたりをとる。 |
税務や経理の基礎的な解説書を読む。 |
不動産業者に抵当権の情報を聞く。注9 |
運転資金を用意する。 |
↓ |
店舗物件確定。↓ | ||
内装業者に内覧してもらう。注10 |
公庫の申込書と開業計画書を作成する。 |
地元の青色申告会に入会する。注4 |
賃借契約条件を詰める。注11 |
お店の通帳を作る。 |
青色申告会の推薦を貰う。 |
契約を引きの伸ばす。注12 |
正規の開業計画書の他に、詳細な |
経理ソフトを導入する。注5 |
とりあえずの平面図と、見積を |
ロゴデザインを決める。 | |
自分の条件に合わせた貸付を決める。注6 |
広告戦略を練る、必要なら広告媒体を | |
内装を決める。 |
備品の見積も出しておく(洗濯機なども)。 | |
店舗賃借契約の保証人を用意する。 |
保証人を用意する。注7 |
必要なら従業員を募集する。 |
必要なら什器のリースを申し込む。(保証人が必要)材料業者と割引%を決める。注14 |
税務署で必要書類を貰う。 | |
店舗物件契約。↓ | ||
内装工事開始。 |
必要書類を揃えて、都の環境衛生課に |
電話を加入する。注7 |
他のテナントに挨拶回り。 |
プライスやメニューを決める。 | |
ディーラーに開店支援を聞く。注15 |
必要なら東京都生活衛生営業指導 |
従業員を雇うなら、雇用保険と労災に |
開業日を確定する。 | ||
袖看板や立て看板を発注する。 |
必要なら同業組合に加入する。 |
DMハガキやパンフレットや名刺を作る。 |
内装業者に保健所の検査の予約を |
必要なら同業組合の指導を受ける。注10 |
税務署に書類を提出する(開業届 |
公庫に申し込む。 | ||
必要なら有線放送に加入する。 |
通帳記帳後、業者に内金を入れる。注11 | |
必要な備品を買う 。 |
公庫の面談!!。注12 |
都税事務所に届ける(個人事業税)。 |
必要な器具をそろえる(初期導入の |
ハローワークに再就職手当の |
保険所に提出の診断書を貰う。 |
保健所に開業届を出す。注10 | ||
ガス器具の検査を受ける。 |
ひたすら融資の決定を待つ。 |
DMを御客様と友人に出す。注11 |
保健所の検査を受ける |
念のためもう1人保証人を用意する 。 |
雑誌を購入。 |
祝開店。 |
注釈。 | ||
店舗 内装 備品 |
資金 融資 |
その他 |
1出店地域を絞らないと、あてもなく |
1ハローワークに最初に出向く曜日は |
1源泉徴収票と在籍証明書は、融資の |
2店舗の保証金もしくは敷金は、融資 |
2店名を決める事は、大事な事なので | |
3物件の情報は内装業者や |
3住宅ローンは問題ないが、 |
3開業までに掛かった経費は(物件を |
4内装業者を調べて、施工した物件を |
4この御時世で、新規開業に対して、 |
4住んでいる市区町村で納税するので、 |
5予算が厳しい事を正直に |
5正規の開業計画書は、A3を折った |
5青色申告会が出している経理ソフト |
6自分で歩いて探すのが効率的です。 |
6公庫の融資は一般貸付と、独立開業 |
6必要ならタウン誌や、クーポン誌や、 |
7これだ!と思う物件が見つかったら |
7公庫やリースの保証人は保証人の |
7物件の契約がすんだら、早速 |
8要は危ない事務所や風俗や街金等が |
8公庫に申込む書類と平面図と見積を |
8従業員を雇用するなら、雇用保険と |
9大家が破産して、入居しているビルが |
9一般貸付の人はここで指導を受ける。 |
9自分の住んでいる地区の、所轄の |
10その物件が、美容室を開店するのに |
10振興事業貸付の人は、8と9の |
10結核トラホーム癲癇の診断書と、 |
11賃借契約を、不動産業者を交えて |
11内装業者に前金を入れる。 |
11これを早く製作するためにも、
|
12契約した日時から、家賃の起算が |
12申込み後1週間以内に面談の日時を |
|
13設計が確定していない段階でも、 |
13お店を立ち上げて、従業員を雇い |
|
14予算が折り合わない時は、什器や |
|
|
15ディーラーにメーカーの開店支援 |
|
|
16店舗の保健所の検査の予約を |
|
|
17ディーラーも初期導入(開店時の |
|
|
18本当のスタートはここです。Top |
||
公庫の融資手続き(国民生活金融公庫時代の手続きですので、現在と違っていたらごめんなさい。)。 | ||
物件が確定し契約する(普通店舗物件の賃借契約後だが、手付を打った仮契約でも良いらしい。)。物件の保証金(敷金)や、不動産 | ||
内装の平面図、内装工事見積書、不動産契約書、源泉徴収税額票(確定申告書)、在籍証明書、美容免許証、その他、備品什器の | ||
公庫の貸付のコースを決める。 | ||
独立開業貸付 |
一般貸付 |
振興事業貸付 |
一定の条件を充たした人対象。 |
独立開業貸付けを受けられない、その他の |
出店地域の同業組合に加入する事が |
東京都環境衛生課の推薦を受けて(全ての書類を持参して見てもらう、要2〜3日)、 | ||
公庫への申込み(必要書類を持参、4〜5日後に面談日の通知が来る、面談に必要な持参する書類が書いてある) 。 | ||
面談(開業計画書の内容と融資金額と返済計画の検討) 。 | ||
1週間から1ヶ月ぐらいの間に融資の可否の知らせが来る。 | ||
開業を円滑に進める為に(やや教訓めいた事)。 1、物件の確保。まず「誰もあなたに店を出して欲しいと思っていない」と言う現実を早く知るべきです。 独立を考えてそろそろ退職するか、退職した後に物件探しを始めて、まず何をしますか?、まず知合いのディーラに 「何処か良い物件ない?」なんて聞くと思います。今まで培ってきた人望や人脈で、すぐに良い情報が集まって来ると 人は思いがちです。確かに何件か物件の紹介は有るでしょう。でもそれで終わりです。相手も忙しいし、勤務していた 店との繋がりも有るのです。次に不動産屋に出向くと思います。しかし漠然と広い地域で探してもダメだと思い、地域を 絞って不動産屋を回る事になるでしょう。そこでも何件か紹介してもらえるでしょう。しかし条件や立地が希望と合う物件は 少ないです。「ご希望に合った物件が出てきたらお電話しますよ」などと言われます。 しかしよほどの美人か(女性ならば)、その担当者に気に入られなければ、次に電話がかかって来る事は無いと思います。 そーなんです、誰もあなたにお店を出して欲しいと思っていないのです。その事に早く気付かないと1年や2年は すぐに経ってしまいます。人に頼っていてはダメなのです。 地域が絞れているなら、まずその街を隈無く歩きましょう。そして条件の合いそうなビルを見て回りましょう。 ビル内のどの階が空いているかは、外から見れば判りますし、テナント募集の張紙が有るかもしれません。 何も告知していなかったら、他の階のテナントに聞きましょう。そして仲介の不動産屋が判ったら そこに電話してみましょう。自分の足で歩いて見て回る事が、一番確実に物件を見つける方法です。 2、内装工事。自宅の近所のコンビニが撤退して、しばらくしたらその店舗物件に、美容室のオープンと人材募集の張紙が 出ていました。それから1ヶ月以上過ぎて、やっと内装工事が始まりました。通勤時に駅に向う時に見るだけですが、 しかし他人が見ていてもイライラする程、その工事が進まないのです。ゆうに3ヶ月掛かっていました。ちなみに 私の店の工事期間は2週間程です。完成してからさらにオープンまで、人材が集まらないのか期間が空き、その店は 張紙を出してからオープンまで5ヶ月以上かかっていました。その店のオーナーは豪気と言うか、丼勘定と言うか、 その間の家賃はまるっきり無駄な経費です。 私の店の場合は、その年の1月下旬に物件を見つけて、早速、不動産屋と会って条件を聞き、内覧をしました。 家賃敷金などの条件も自分の希望に合っていたのですが、まだ電気容量などの設備面が心配です。 すぐに知合いの大手ディーラーに連絡を取り、内装大手T社の営業担当と会ったのが2月の初旬です。 次の日にその会社のデザイナーと、物件の内覧調査と実寸の測量をしました。物件は美容室の営業が可能でしたが、 一抹の不安も有ります。しかしその物件には競合者が居たので、2月初旬にオーナーと会い、快諾いただいて、 15日に契約になりました。契約では3月初めから家賃の起算が始まりますが、「今から工事していただいても結構ですよ」と 言っていただきました。契約が出来てT社から簡単な平面図とこちらの融資希望額に応じた見積書を書いてもらい、 すぐに融資の申込を進めましたが、まだ内装の詰めは出来ていません。そしてやっと工事に入ったのは3月の初旬でした。 オープンは20日だったのですが、25日には最初の家賃と給与の支払日です。色々な備品の買出しで 運転資金も開店前日には、ほぼゼロのギリギリで開店にこぎつけたのですが、なんとか家賃と給与を5日で稼ぎました。 しかし私が上手く準備を進めていれば、3月の初旬のオープンも可能だった訳です。 そーなんです、この開店までのロードマップは、自身の失敗を元にしているのです。 その後、開店10周年を迎える年の1月頃、突然オーナー会社が変わった事の通知が来ました。 3回目オーナー会社交代です。最初のオーナーは破産し、その後1年間のテナントでの共同自主管理、その後競売にかからず、 任意売却に依るオーナー交代、なんてレアな事も経験していたのでビックリしませんでした。 しかし4月の下旬にいきなり代理人なる男が来店し、「建て替えに依る立退」を宣告されました。 さすがにうろたえましたが、すぐに入居したときの不動産屋の担当者に相談しました。条件面の交渉を 有利に進める上でのアドバイスを得る為です。餅は餅屋です。 同じ地域に最近出店した友人から、この地域の物件の枯渇を、再三聞かされていたので、おそるおそる 「おなじ局番地域で安い物件なんて無いですよね?」と聞くと、なんと 「向いのビルが空いてるよ、しかもここより少し安い」との事。 取りあえず移転先の物件は見つかったので、その後は安心して立退交渉を進めました。 内装も同じT社、デザイナーも同じS氏に決まりました。電気容量が心配でしたが、T社が裏技を使ってクリヤーしました。 立退交渉も金額が歩み寄り、さらに家賃の無料期間が3ヶ月と言う条件が追加されたので、5月31日に契約して、 6,7、8月の家賃を無料として、8月31日に明渡し日としました。 ここからは新しいビルとの契約を、不動産屋の担当者にお願いして、伸ばせるだけ伸ばして、7月31日に契約し、 8月15日からの家賃の起算になりました。工事はギリギリ29日に終わり、なんとか30日に再開店しました。 内装は、鏡から、タオル入れから、棚から、使える物は全て再利用したので、移転休業期間は3日で済みました。 移転に伴う家賃の無駄も無く、めでたく最初の出店の失敗は教訓として生かされました。 3、資金、融資。公庫の一般的な融資条件は、設備資金への融資、なので、物件の敷金や前家賃、不動産手数料などは 自分で調達するしか有りません。椅子やボイラーなどの什器はリースも可能ですが、もちろん審査が有ります。 さらに公庫の融資の審査を通る為に、有る程度の手持ちの運転資金も必要です。「取りあえず物件は確保したから、 後は全部貸して」なんて資金計画の人の貸す訳がないからです。 つまり開業にあたって融資を受けるには、最低でも物件を確保する資金と、融資が通る最低限の運転資金が手持ちで必要、 と言う事です。 自身の貯蓄で足りるなら問題ないですが、中々そうは行きません。退職が決まって、有休消化中の給与や、 退職金が支給される会社なら言う事無いでしょう。生命保険などで解約時に返戻金が有れば、それも解約して利用します。 また加入し直せば良いのです。雇用保険に加入していれば失業給付金ももらえます。独立開業を目指していても、 退職した時点では失業者ですので、受給資格は有ります。全て受給していない時点で開業が決まり、従業員を雇用して 雇用保険に加入すれば、残金の一部は再就職手当として支給されます。 どうしても足りない資金は親族などに、開業後すぐに返済、の約束で一時的に借りるのも手です。返済の当てにするのは やはり融資です。例えば600万円の設備投資を考えて、融資の申込をして、その後内装費用を節約して500万円に切詰めれば、 融資が満額降りれば、100万円余る訳です。でもその差額で、融資が通るのは100万円〜150万円くらいだと思います。 他に開業後に貰える可能性のある物は、先程書いた再就職手当や都道府県や雇用保険などが創業支援の助成金などを 募集していたりします。申込の手続きは煩雑ですが、調べて利用しましょう。 4、融資の審査と面談。公庫の融資の申込には開業計画書も提出します。指定された用紙は,中折り1枚の 表裏4ページへの記入です。それだけのスペースにあなたの独立への思いの丈を書き切れますか?。 せいぜい要約程度しか書き切れません。その開業計画書の内容を膨らまして,物件の写真などや地図も入れて、 冊子に仕上げましょう。勤務時の売上データ?や成績表、顧客名簿なども(合法的な物であれば)添付すると良いでしょう。 融資の申込後に、面談日を知らせるハガキが届きます。そのハガキに当日持参する必要書類が書かれてます。 それらを持参して、指定された時間に行きます。面談時間は1時間くらいです。その時に資金の通帳も見せますので、 姑息ですが、一時的に借りた資金なら,入金し記帳後に通帳を切り替えるとか、面談前に内装工事の前金を求められたら 記帳後に振込みましょう。 要は面談時に担当者に、自分は融資するに値する人間か、プレゼンテーションする事です。 では、頑張って下さい。 |
||
美容室 新規開業 独立開業 出店 新規オープン 起業