99年夏、病院内学級を描いたドラマ『花王愛の劇場・空への手紙』で難病患者を演じた茉莉奈ちゃん。
手話ミュージカル『しあわせ色の青い空』でデビューしてから6年となる彼女への取材が実現しました。
(お仕事を始めたきっかけ)
「私が小さいときに『アニー』の舞台を観て、
私が終わった後に急に「やりたい」って言い出して、それでやるようになりました。」
「多分なんですけど、自分も大きくなってみたいって思ったんだと思います。」
(『空への手紙』では入院患者役)
「元気なときと元気じゃないときがあるんですけど、
そのときはちょっと声を優し目にしたりとか、
元気なときにはほんといつもの自分のようにやってました。」
「息を荒くするのがすごい大変で、息を荒くしてるときは大丈夫なんですけど、
本当に意識が遠のいて来ちゃうんですよ。酸素が足りなくなっちゃうんですよ、本当に。
で、『カット!』って言われたときすごいフラフラになっちゃったんですけど。
でも息を『ハァッ、ハァッ』ってするときは胸を上げるんですよ。そうすると本物みたいになる。」
(気分屋さん?)
「はい。なんか機嫌が悪いときはほんと機嫌が悪いんですよ。」
「家に帰って来て、すごいガラっと性格が変わるんですよ。
思いっ切り甘えまくっちゃって。なんか『だっこ〜』とか言ったりしちゃっうんですよ(笑)。」
(寂しいものにひかれる)
「寂しい音が好きなんですよ。寂しい人とかそういうのすごく好きなんで(笑)。」
「いじめられるみたいな感じが好きなんで。」
「何か涙を流すのが好きなんですよ。」
(声のお仕事)
「すごい面白かったですね。口と合わせるのがすごい大変だったんですけど。
英語と日本語の口を合わせなきゃいけないのが大変でした。」
「声優さんっていうお仕事がすごい好きになっちゃったんで。」
(やってみたい役)
「ん〜、不幸な役(笑)。とか、大きい役がすごいやってみたいですね。
主人公みたいな、近いのをやってみたいですね。
あと悪役とか(笑)やってみたいですね。」
初めて茉莉奈ちゃんを見たのがデビュー作の『しあわせ色の青い空』でした。 以来たくさんの作品に出演してきた茉莉奈ちゃんですが、どんな役でもいつも 強い印象を残してくれました。 中でも寂しげな役、悲しい役などでの印象は強烈なものです。
話を聞くと、やはりそうした役は好きで得意なのだそうです。 それも自分で考えてアレンジしつつ演じるとのこと。 初仕事のときからそうしているのだそうですから、すごいですよね。
インタビューでは少し緊張していたのだそうです。 それは確かに感じられたのですが、それでも十分いろいろなことを話してくれました。 実は甘えたがりだという意外な一面も知ることができて面白かったです。
撮影では得意のシリアスな表情もリクエストしてみました。 ニッコリ笑顔もいいですが、こういうのもたまにはいいですよね。 得意とする茉莉奈ちゃんならなおのこと。 本誌にもいくつか載せています。
12/5からはBS2で『レ・ミゼラブル』も始まった茉莉奈ちゃん。 声のお仕事も楽しんでいるようですね。 そんな茉莉奈ちゃんのインタビューは本誌にてどうぞ。 [内田遊介]
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