1999年07月26日(走行16,000Km)
リアパラレルリンク
156の純正では鉄製のなんとも剛性無さそうで、ずーっと気になっていたリアパラレルリンク。
ここは156N1でも強化されているポイントです。
GAP製、材質は無垢のジェラルミン、終端はピロボールで長さの調節も可能です(つまりアライメント変更が可能)。
とりあえず今まで着いていた純正と同じ長さでセッティングです。

ファーストインプレ:
装着してもらった後、市街地を走りました。
ゴツゴツするとか、うるさくなったとかのネガティブな変化は有りません。
近所のちょっとしたS字コーナーをちょっとタイアが無く程度スピードで通過してみたところ、リア回りがしっかりしたのが実感できました。
今までだと切り替えしで横Gが左右に変化する辺りでリアが落ち着きの無い挙動を示していたのが、いたって素直にフロントに従っていきます。
また、中速コーナーでは進入時のリアブレークが遅くなった感触です。
これらは純正のブッシュによる取り付けから、ピロになった事で横力が掛った時の曖昧さが無くなった効果のようです。
あとはお山を走った場合にどうなるかですが、それはまたの機会でご報告します。

セカンドインプレ:
首都高速を走る機会があったので、そのインプレッションです。
市街地+αでの印象が良かったので非常に期待を持っていたのですが、すごい!!違う車みたいです。
コーナーリングスピードが全く違います。いままでより2割アップのペースでコーナーを通過してもまったく不安感ありません。
替えたのはリアなのに、フロントも接地感が増してフロントもグイグイ入っていきます。
9号線で走り屋っぽい車が追いすがってきましたが、バックミラーごしのその車がスライドしているのと同じスピードで全く不安無くクリアしてイケます。
相手がタコなだけかもしれませんが、ただの一度も前を譲る事はありませんでした。
まだ、リアブレーク時の挙動は未知数ですが(限界が上がったんで、まだワカンナイです)、現時点では156である程度走りを求めている方には自信を持ってお勧めできる逸品です。

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