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平成24年度 建設マスター顕彰式典 (2012/11/01)

平成24年度の優秀施工者(建設マスター)に選ばれた西茂彦さん(吉野建設=近畿基協)、桶川幹雄さん(光洋重機建設=東日本基協)、峯岸秀知さん(日誠工業=東北基協)が10月18日、国土交通大臣より顕彰を受けた。全基連推薦により組合員企業から一挙に3人も選ばれた。
この日は小雨模様だったが、東京都港区のメルパルクホールで行われた式典に3人が出席し、ほかに全基連の会長、副会長、専務理事、そして桶川さんの夫人、貴代美さん、光洋重機建設の光常武二社長が付き添った。3人は羽田雄一郎国交相より顕彰状、それに徽章を授与された。
全基連が平成14年度に傘下企業の従業員を推薦し始めてから11年たつが、その間に計22人もの建設マスターが誕生している。小世帯の団体としては目を瞠るほどの実績といってよく、その経緯を式典会場で梅田会長は「行政と協力し合いながら一緒になってやってきたことと、優良適格業者選定制度のとりくみをはじめ事業活動に真面目にとりくんできたことを評価して頂いてのことと思う」と語った。

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式典で、大臣の代理として挨拶に立った佐々木基土地・建設産業局長が、受彰者のこれまでの努力に敬意を表すると共に、ひきつづき職務に精励して建設業の将来のために尽くしてほしいと激励した。

――国土交通省は昨年7月27日、有識者会議「建設技能労働者の人材確保のあり方検討会」(蟹澤宏剛座長・芝浦工大教授)で最終提言をまとめた。その中で、基幹技能者から建設マスターへとステップアップする道筋を明確にする必要性に触れている。建設マスターの重要性は今後高まって行くことだろう。全基連は今後とも推薦枠にこだわらず可能なかぎり推薦を行ってゆく方針。