ボル夫君は945  。。。。ビルシュタイン TC 交換 2002 9/23
2002-1-26第11回、秋が瀬OFF会にて共同購入にて入手。交換の時期をいつにしょうか!?と企んでいました。
だが、しか〜し!(>_<)。。。。軍事顧問「N沢氏」のナゾ(笑)の原チャリ炸裂〜骨折、手前の結婚式等で計画が破綻していた。
Bilstein Touring
“TC” Shocks

交換前のクリアランス。

はれて、2002-9-23!! 8ヶ月の沈黙を破り、ビルシュタイン TC ショック交換となりました。
前後サス交換はもとより、タイヤを自分で外すのも初めての僕チンにとっては、想像を絶する、困難極まりない作業でした(j0j)
まずもって、休日メンテとは思えない環境と、リハビリ期間を押して並みならぬ知恵と能力を提供してくれた「N沢氏」に感謝である。
初めにリアから作業を開始。油圧式のリフトには圧巻(^^;タイヤをインパクト工具で次々と外していく。
慣れない工具だけに少々、ビビル(笑) リアダンパーは上下のボルトを外し、新品に交換するだけでだが、スプリングを
強制的に縮めなければならない。スプリングコンプレッサーで縮み上げた後、すかさず交換、ボルトの仮締めをおこなった。
しかし、こう書くと簡単そうに思えるが、どの部品も人力ではびくともしない代物である。
フロアージッキ等で行う場合は、取り付けの際、ジャッキを下ろし車の自重でスプリングを縮めるらしい。。。
作業中、スプリングが、スプリングパンから外れてしまい、最初から、やり直す場面もありました(j0j) すでにクタクタです(笑)
リアも無事!?に終え、フロント作業に取り掛かりました。
1)ブレーキキャリパーを外し針金等で適当な所に吊るしておく。。
2)ナックルアームを留めるボルトを外す。横からハンマーでバコン!バコン!ハンマ−で鉄槌をくらわす(>_<)
「え〜?!マジっすか?」って位、叩いて、ロッドに全体重を掛けて踏ん張らないと外れません(笑)
ちなみにタイロッドエンドのボルトを直接、叩くとテーパー部が潰れてしまうので、要注意です。
3)ABSのセンサ−を5mmのヘキサゴンで外す。ひっこ抜いたらビックリ!(。。; センサ−の先には砂鉄状のモノがビッシリ!!!!
これを簡単に清掃する。「こんな状態でもABSって検知してるんだ〜!?(^^;」驚きの様子(N沢氏談)

本題に(^^;。。。。これから起ころうとする事態も知らずに。。。(。。;
4)スプリングを縮め、ストラットマウントの2個のセルフロックナットを外す。支えてないと落ちてきます(>_<)
ローターを付けたまま作業を行ったので重いのなんの。。。。外した方が無難だったかも知れません。
5)スプリングコンプレッサーで均等に縮めた後、センターナットを外す。
6)ストラットマウントが外れる。すかさず、ショックアブソーバー&ケースを抜いて分解作業は終了(^^;
7)940はストラットコンプリートになっていないので、パイプレンチでショックアブソーバーの本体のリング状のネジを外す。
1ツは取れたが、もう片方は歪んでいるのか?なかなか外れず、バイスに噛ましてバールで緩めました(泣)
8)ケースに新品のショックアブソーバーを組み込む。この時点で、
ビルシュタインって外見は分からなくなります(>_<)
9)ヘルパ−とダストカバー、スプリング(ラバーシートはメリ込んだままでした)をセットしてストラットマウントを付ける。

ま、こう書くと簡単だが。。。。9)の作業の途中で、スプリングコンプレッサーからスプリングが突如外れた。。。。!!(^^;
ストラットマウントを取り付ける際に上手く縮まないので古典的なスプリングコンプレッサー(オレンヂ色)使用していた。。。
僕チン「ねーねー今、スプリングが外れて、顔面直撃したら、どうなるかな?」
N沢氏「来週一杯は会社に行けないんぢゃないかな。。。。」
その会話の直後、「あ!これは外れるな(>_<)」と思った刹那。。。「すわ!総員退避!」を発令する前に。。。。
アッパースプリングシート一式が無慈悲にも、元気よく!?はるか彼方へ、スっ飛んでいくのであった。(笑)
無事に身はかわしたもの恐ろしいの一言だ(j0j)
10)作業は外した逆の順で取り付けていく。仮締め、各所点検後、本締めを行った。
11)センターナットは、
ビルシュタインの場合、7mmのヘキサゴンを使用します。
この7mmと云うサイズが意外と無いんですね(>_<) たまたま、自宅に1本だけあったので助かりましたが。。。


交換した「10年熟成」のショックアブソーバー達は、押したら最後!?再び戻る事なく沈黙していました(^^;
交換後の試運転で、直進時のハンドル切れ位置が異常な程、左に傾いていた事が発覚する(笑)
サイドスリップテスターで計測後、対策を施し修正を加える。
ま、様々な要因の対処方、作業上のご指摘もあるかと思いますが、こんな感じで全作業を無事に終了しました(^^;

交換後の1gの状態はこんな感じです。フロントノーズは確実に上がってますね(笑)
装着後のインプレは「違いの分からない男」な僕チンなのですが、段差を乗り上げた時の「グワン、グワ〜ン。。。」と
いつまで経っても、いい感じの揺れは無くなりは。。。路面を「コツコツ」拾う感じになりました。
ボルボの助手席の愛妻は「いつまでも揺れる事が無くなったかも。。。でも、これって当たり前でしょ!」と、一喝(j0j)
HONDA フェリオ(マニュアル)乗りの彼女の意見は、飽くまでも、僕チンのささやかな趣味に対しては辛口だ(笑)