解説&新聞記事:プラハ事件について
「日本では亡命者はいっさい受け入れず、数年間投獄の可能性も」 最近、東欧を中心にロマ人(一般に「ジプシー」といわれている人々)に対する憎悪犯罪や迫害、差別事件が相次いでおり、ロマの人々の中には、攻撃に耐えかねて西側に亡命しようとする動きが起こっています。それに対して、イギリスなどの西欧諸国は必ずしもこれを歓迎せず、一部チェコ人の入国を拒否するといった動きが見られます。 |
日本に亡命のチャンスはない?
【ウィーン2日共同】在チェコの日本大使館(石田寛人大使)職員が、チェコのロマ(ジプシー)が日本に来て亡命を求めた場合の対応について、日本では亡命者は一切受け入れられず、数年間投獄される可能性すらある、と答えていたことが二日、分かった。チェコ通信が伝えた。 |
日本はチェコのロマ人たちを歓待しない プラハ発5月2日木曜日(チェコ通信) 「もし、チェコのロマ人が日本に庇護を求めたら、彼らは航空運賃に無駄に金を使った上、数年間投獄されるかも知れない」日本大使館は本日、チェコ通信に対してこう語った。 |
日本は難民をほとんど受け入れない プラハ発5月9日(チェコ通信) チェコ共和国の日本大使館の参事官であるクボタ・トヨカズはチェコ通信に対して、チェコのロマ人移民たちが日本に来る可能性についての情報はメディアからしか得ていないと述べた。 |