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公認会計士を目指したいあなたのために、
公認会計士になる方法を教えます。
なお公認会計士試験に関する記述は情報が古くなっておりますので
参考になさらないようお願いします。(2006.1.28注記)
私の科目別必勝勉強法も公開しています!!
更新部分に Jump !!


公認会計士になるために必要なもの

  • 努力
  • 受験資金
  • 高度の人格→監査基準の前文に書いてあるのです

公認会計士試験とは…

  • 一次試験…一般常識程度の試験です。大学で一定の単位を取得すれば免除されます。四年制大学の人は受ける必要はありません。

  • 二次試験…これが本番。短答式と論述式があります。8科目中7科目を選択受験します。合格すれば、「会計士補」になれます。

  • 三次試験…二次試験合格後、実務補習と業務補助を経て(最低3年かかる)、最後の関門に挑戦します。筆記試験と口述試験があります。

げげ、7科目もあるの!?

  1. 簿記
  2. 原価計算
  3. 財務諸表論
  4. 監査論
  5. 商法
  6. 民法
  7. 経済学
  8. 経営学

1から5は必須科目、6から8のうち、2科目選択
5科目+2科目で7科目となります

合格率はどれぐらい?

2002年度の二次試験では、受験者が 13,389人に対して合格者は 1,148人で、合格率は 8.6% でした。
ただし、税理士受験生や記念受験的な方もいるので、実質の合格率はもっと高いです。
男女比率は、男性8割、女性2割ぐらいです。

どうやって勉強すればいいの?

たいていは,専門学校で勉強するパターンが多いようです。(私のまわりでは,9割以上)
ついで,大学のゼミで勉強したという人や通信教育で勉強した人,全くの独学の人などがいるようですが,専門学校に通うのが賢明でしょう。
ただし,当然それなりの受験資金が必要です。

どれくらいかかるの?

合格者の平均年齢が25歳ぐらいですから,大学の2年生ぐらいから勉強を始めて3年が平均的なところでしょうか。
最短でも1年半はみっちり勉強する必要があると思います。
1年間専門学校に行くとしたら,教材,書籍,諸費用込みで50万円はかかると思います。
もっと短期間で,お金もかけずに合格された方がいれば,ぜひ情報を下さい。

一日何時間勉強すればいいの?

Tさんの質問より

これは非常に難しい質問です。はっきり言ってしまえば,「自分が必要と考えるだけの時間」です。
大学受験の頃を思い出してみて下さい。少しの息抜き以外は,ほとんどの時間を勉強に注いでいたと思います。
それは,合格という目標のために自分が必要だと思ったから,それだけの勉強をしたのです。
したがって,勉強時間は個人によってまちまちです。
ちなみに私の場合は,直前の5月〜7月は,一日中,専門学校の自習室で勉強していました。
それ以前は,平均して一日3〜4時間ぐらいではないでしょうか。(専門学校の講義,答練の時間は除く)
短期合格を狙うなら,一定期間全精力を受験勉強に集中させる必要があると思います。

科目別必勝勉強法!!

簿記,原価計算の勉強法

計算科目といわれる簿記,原価計算は,とにかく問題を解くことだと思います。
それも,時間を計って,限られた時間内にやるということが大切だと思います。
専門学校では大量の答練を実施してくれますので,私はそれを何度か解き直しました。
ここで,私のおすすめ勉強法は,「間違いノート」を作ることです。
結構手間がかかって,やり始めて途中でやめてしまう人も多いようですが,
これは絶対効果があると思います。
理論科目とは違って,間違いの原因は客観的ですので,それを分析し克服することで,
必ず実力はアップします。
同じようなところでミスを繰り返すことほど悔しいことはないので,
私は,毎回採点の後,解説を見ながら間違えた箇所とその解法ポイントをノートに書き写していました。
これを読んでいる受験生の方もだまされたと思って試してみてはいかがでしょうか?

「間違いノート についてお伺いしたいのですが、、、、問題も書き込んでいましたか?」

MIMIさんの質問より
私の場合は、「問題の番号は書くが、問題文は書かず、ポイント(論点)や解法だけ書く」という方法でやっていました。たいていの場合、自分が間違えた問題というのは、 正解した問題よりよく覚えているからです。何より、効率が大事ですから、後で見ることよりも その場で書きながら覚えてしまう、ということに重点を置くべきでしょう。

経営学,監査論の勉強法

暗記科目といわれる経営学,監査論ですが,学問として極めるのではなく,
あくまで試験に受かるための勉強に徹するなら,
やはりできるだけ時間をかけずに効率的に勉強するべきでしょう。
もちろん,みんなができるところは必ず押さえるということが一番重要ですので,
基本はしっかり頭にたたき込みましょう。
その際に役立つのは,「落書きノート」です。
他の科目のようにあまり時間をかけてられないということで,そんなにきれいにまとめる必要はなく,
大事だと思うことや,答練で間違えたところなど,キーワードを中心にして書き留めておきます。
そして,そのキーワードに関連することをどんどん書いていくうちに,頭の中に関連づけができていくという寸法です。
あらかじめ,テーマごとにノートを区切っておくか,ルーズリーフを使うのもいいと思います。
以上が,私の経営学,監査論の勉強法です。参考にしていただけると幸いです。

商法、民法の勉強法

法律系の学問は、専門外の分野なので苦手な方も多いんじゃないでしょうか?
しかし、商法監査などの実務においては、法律の知識も会計の知識に匹敵するぐらい重要です。
したがって、時間に余裕があれば、きっちりと勉強をしておいても絶対無駄にはなりません。
しかし、ほかの科目との兼ね合いで、なかなかそんなことも言ってられないでしょうから、試験に受かるための勉強をしなければなりません。
私の場合は、専門学校の講義ノートをきっちりまとめました。講師の方がとにかく板書を書きまくる、という講義のスタイルだったので、とにかく休まず出席し、必死でノートに写しました。
おかげで、基礎がひととおり終わったころには、体系だったノートが完成していました。これはホントに講師の先生に感謝しています。
ひととおり知識をインプットしたら、次はアウトプットの練習もしなければなりません。
とにかく法律系の論文は独特の言い回しがあるので、これは答練の解答例や過去問集などを読み込んでその言い回しに慣れることが必要です。
そして、自分で書いてみるということが一番重要です。これには専門学校の答連や、通信教育の添削などが役立つのじゃないでしょうか。
私は勉強したわりには、なかなか点数が上がらず、大変苦労しました。
直前期はキーワードをカードにまとめて、上記の落書きノートを使ってとにかく意義と立法趣旨を暗記しました。
以上が、法律系科目の勉強法でした。なお、私は民法は選択しなかったので、民法固有の事柄については、分かりません。民法では特にこういうところに気をつけたほうがよい、ということなどがありましたら、ぜひ教えてください。

財務諸表論の勉強法

大学などで会計学を学んだことがない人にとっては,かなり取っつきにくい科目かもしれません。
しかし,ひととおりの体系は理解しなければならないので,基本書などを一冊読破するのもいいかもしれません。
私の場合は,専門学校の講義を全部受け,テキストやレジュメを理解するように努めました。
あとは,答練でアウトプットのトレーニングをしますが,大事なのは解答例や模範答案などを何度も読み,キーワードをどのようにつなげて文章を作るか,というテクニックを身につけることです。
財務諸表論は,難しく考えるとどんどん深みにはまっていく科目だと思います。
しかし,試験合格レベルはそんなに高くないと思いますので,自分の理解できる範囲で,基本を押さえるのが大事だと思います。
間違っても試験委員の著書を読みあさるようなことはしないで下さい。

経済学の勉強法

経済学部以外の方でこの科目を選択した方は、かなり苦労されることでしょう。私は経済学部出身でしたが、真剣に勉強したことがなかったので、その複雑さ、奥深さに圧倒されました。
大きく分けて、ミクロ経済学とマクロ経済学があり、それぞれ大問一問ずつ出題されます。
そのうち、特にミクロ経済学は数学的な問題が出されるため、微分などの高校数学の知識を思い出さなければなりません。
このあたりが非常に難しいため、経済学アレルギーを持ってしまう方が多いようですが、試験の合格レベルを考えると、必ずしもそんなに難しいものではないと思います。
私の場合、試験直前まで、専門学校での答練の成績は100点満点で20〜30点ぐらいでした。
本試験でもかなり数学的な問題が出ましたが、ほとんどできなくても合格できました。
ですから、ここでも重要なことは「基本だけ必ず押さえる」ということです。大問一問のうち、最初の小問1と2ぐらいができれば御の字と思えばよいでしょう。
あとの暗記の部分は直前期に最大限になるように持っていけばよいでしょう。

三次試験の受験資格は?

実務補習・・・・・1年間
業務補助・・・・・2年間
三次試験を受けるためには、二次試験合格後、1年間の実務補習と2年間の業務補助が義務付けられています。最低3年間の会計士補生活を経て、やっと「公認」会計士になれるわけです。
具体的にいうと、実務補習とは平日夜や土曜日などに「補習所」というところに通い、実務に関するさまざまな講義を受けます。また工場見学や、ディスカッション、もちろんテストもあります。
業務補助とは、監査法人などで会計監査の補助などの仕事を実際に行うことです。監査法人以外の一般企業に勤務する場合でも、一定の会計に関する実務に従事していれば、三次試験の受験資格は与えられます。

三次試験の概要は?

公認会計士への最終関門です。
実務に即した内容が中心で,合格率は50%を超えます。
筆記試験(11月)に合格すると口述試験(1〜3月)があります。

筆記試験の内容は?

以下の5科目があります。

  1. 監査…第一問と第二問(180分,200点)
  2. 分析…第三問と第四問(180分,200点)
  3. 会計…第五問と第六問(180分,200点)
  4. 税法…第七問(90分,150点)
  5. 論文…第八問(90分,100点)
ボリュームはかなり多く,普段の仕事で身につけた知識と経験がものをいいます。

口述試験の内容は?

監査、税法、会計、分析、論文と5つの分野についてそれぞれ試験委員の先生方の口頭の質問に対して、口頭で答えます。
答えにつまってもある程度ヒントを教えて頂けることもありますが、とても緊張します。

補習所って何するところ?

  • 二次試験に合格すると、補習所に入所して実務に関する勉強をすることになります。
  • 試験に合格しただけでは、実務の知識が不足しているからです。
  • 補習所は公認会計士協会によって運営されており、東京、大阪、名古屋など主要都市に設置されています。
  • 勉強する内容は、監査、税務、コンサルティング、ITなど多岐にわたり、講義形式が中心です。
  • 講義のほか、工場見学や合宿、グループディスカッション、試験などがあります。
  • 補習所の期間は、一時期2年間の時代もありましたが、2002年より1年間になりました。
  • 講義は主に平日夜と土曜日に実施されます。
  • ほとんどの人が昼間仕事を抱えていますので、夜の補習所は非常にハードです。というか、眠いです。
  • 補習所を通じて、様々な同期の会計士補と交流ができるのも、のちのち大きな財産になります。

以下、工事中です…。(2002.10.05)
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