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PC処世術 - 雑感:アクセス数の増加に思う

 本サイトは2004.1月末頃にスタートし、そこから約3ヶ月少々経った 5/12 にアクセス数(ページ・ビュー)が1万を超えた。まずは、本サイト「PC処世術」を紹介して下さったサイトや、訪れていただいた方々に厚く御礼申し上げたい。
 星の数程もあるサイトの中には1日でこの数の何倍ものアクセス数を得てしまうサイトもあるわけで、この1万という数は決して多いとは言えないが、一つの節目である。アクセスカウンタの値などと言うものは単なる目安であり、気にしなければそれで良いものではあるのだが、カウンタに数字が表示されているとやはり気になってしまうのが人情というものだ。世間ではサイトのアクセス数向上なども一大テーマになっているようで、こちらで紹介されているようなアクセス数の目安の分類もあるようだ。
 実はサイトの開設にあたり、ホームページのアクセス数がどのような過程を経て増加していくのかについてもいささか興味があったので、その経緯をウォッチしていた。ここでは、筆者が体験してきた中から得られた知見を少し紹介してみたい。

 多くの方にアクセスしていただくためにあず筆者が考えたのは、最大手のロボット型検索サイトであるGoogleに登録されることであった。そこで、何もコンテンツがない状態でGoogleにURL登録をしてみたのが最初である。しかしながら、虎の子のGooglebotが来襲するのには一週間以上かかった。 Googlebotの到来から割とすぐに検索結果に反映されるようになったが、2, 3日すると検索にかからなくなった。 どうやらGoogleのデータベースは二重底になっているらしく、情報を収集してすぐの最新情報データと、過去に収集してきたサイトのデータとの OR をとって検索結果に反映しているようだ。そして筆者の開設間もないサイトが上位に表示されたところを見ると、最新情報ほど上に表示される傾向があるように思う。そして過去データベースに登録されるには1ヶ月くらいはかかるようだ。
 次に実施したのは、いわゆるディレクトリ型の検索サイトに登録していくことだ。こちらは申請すると割とすぐに反映してくれるものが多いようだ。そして幾つかのサイトに登録してみたところ、間もなくGooglebotが大挙してやってきた。どうやら、GoogleのURL登録に申請するよりも、他のサイトに紹介された情報から辿ってくる方が早いらしい。またその後,ぼつぼつとコンテンツ作りを行ったのだが、更新の頻度を高めるとGooglebotの到来する頻度も高まるように思う。

 この頃の筆者のサイトはホームページ貧民レベルではあったのが、中には熱心に何度も見にきて下さる方もいらしたようだ。何とか小市民程度にはなりたいものだと願って、メルマガの類に投稿することも試みた。メルマガの効果自体は一時的であるが、メルマガの趣旨とサイトの趣旨が一致している場合には歩留まりが高く、何度も見に来てくださる方々を得られたようである。 掲示板などにも紹介を書いたりしてみたが、やはり掲示板の趣旨との相性が歩留まりに大きく影響するようだ。中には掲示板などで紹介してくれた有り難い方もいらしたようで、その頃からようやく筆者も小市民に昇格することができた。

 続いて、「自分が他人のサイトをアクセスするとポイントが貯まり、他人がアクセスしてくれる」というシステムも試してみたが、どうも筆者のサイトとは相性が悪かったのか、極めて歩留まりが低かった。この手のシステムは登録するとポイントをいくらか貰えるのでアクセス数自体は確かにあったのだが、500回近くも表示した結果としてその後に見にきて下さった方は1名のみであった。もっとも、そうしたシステムで表示されるサイトの内容の大半は当サイトとは趣の異なるものであり、こうした結果は予想できたことでもあった。また、同じシステムを経由して同じ人が連続してやってくることも散見され、インターネット社会はあまり広くはないのだろうか等と考えたりもした。
 その後、検索サイトにぼつぼつ登録しながら時間が過ぎ、毎日50〜70人くらいの方々に訪れていただいていたが、一番アクセス数向上に効いたのは弩級サイトに紹介していただけた幸運であった。やはりインターネットの社会は広い。こちらはアクセス数が多かっただけでなく歩留まりも高く、今回の1万PV達成はこのお陰である。
 未だ内容の薄い当サイトではあるが、ひとまずは 1Mbytes程度のテキストを目標にぼつぼつ内容を良くして行きたい。 (13.May 2004)

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