Excelの変更履歴を止めたい(ブックの共有)
情報漏洩の元になる変更履歴
- WordやExcelなどでは変更履歴を残す便利な機能がありますが、変更履歴を残したままファイルを配れば情報漏洩の元ともなります。Wordファイルを配布する場合には、変更履歴を抹消するという最低限の措置は必ず行うようにしましょう。
- ここでは変更履歴の記録(ブックの共有)のON/OFFの方法を説明します。
- なおセキュリティーのことを考えれば、CSV形式にするか、紙に印刷するか、PDFに変換するのが一番望ましい姿です。
- Wordの場合はFAQ155を参照してください。
Excel2000/ExcelXP(2002)の場合
変更履歴の記録(ブックの共有)をONにする
- タイトルバーに「[共有]」と表示されていない時は、一人だけがファイルを編集できます。複数人でExcelファイルを編集する場合には、[ツール]-[変更履歴の記録]-[変更箇所の表示]を選びます。
- 変更箇所の表示『』画面で[編集中に変更箇所を記録する(ブックを共有する)]にチェックを入れ、[OK]をクリックします。
- 「この操作を行うと、ブックはいったん保存されますよろしいですか?」と表示されるので[OK]をクリックします。
※新規作成時は「名前を付けて保存」画面が表示されるので、ファイル名を入力してください。
- タイトルバーに「[共有]」の表示が現れたことを確認してください。
変更履歴の記録(ブックの共有)をOFFにする
- [ツール]-[変更履歴の記録]-[変更箇所の表示]を選びます。
- 『変更箇所の表示』画面で[編集中に変更箇所を記録する(ブックを共有する)]のチェックを外し、[OK]をクリックします。
- 「このブックの保護を解除すると、ファイルの変更の履歴が削除されます。…解除してもよろしいですか?」と表示されるので[はい]をクリックします。
- タイトルバーの「[共有]」表示が消えたことを確認してください。
[共有]の表示が消えているときは、履歴は保存されていません。
よくある問題
- WordやExcelでは、[ファイル]-[プロパティ]で表示できるプロパティ情報にも個人情報が隠されていますので、こちらも必ず確認しましょう。
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