Copyright(c)AOTAKA 1995-2003 - www.aotaka.jp |
1997/10/18 初版
1997/12/22 改訂?
1998/09/22 PC-486MSのハード構成(当時)を追記
CRD-R24S を Windows95 などで認識させようとすると標準状態では OS(基本ソフト)からは CD-ROMドライブ として認識しないことに気がつく。 よくよくSCSIコマンドで帰ってくる値を見てみればメディア番号が CD-ROM (5) と異なり 4 が帰ってくるのだ。 この 4 という数字は要するにはCD-Rドライブのような書き込みのための物だということなのだが、 CD-ROMドライブのように使うには困ってしまうのである。 最近のふつうのCD-Rドライブは メディア番号を5にする事でCD-ROMドライブとしても使えるのだが、このドライブは古いのか、そういう処置がされていない。(ある意味、これで正しいのだが) これを回避するには Easy CD をインストールし その VxD で騙す方法が一番楽である。 また Direct CD を導入するとそれが勝手に認識するのでCD-ROMとして使えるようになるので心配することも無いと思うが要注意だ。
上記の2ソフトの最新版についてはSANYOドライブで使えることが解っているが、他のソフトウエアも対応しているとは限らない。 わりとSANYOのCD-Rはマイナーなのだ(だいたい CD-Rドライブの一覧表を見ても SANYOブランドは「CRD-R24S」 1台きりという状況である)。
他のソフトでは最近頭角を現してきた B'z Recorder を同梱した CRD-R24S を10月18日に確認しているので まだ見ぬ B'z製品版では使えるのかもしれない。 一方、 Gear version4.0 についても動作チェックをしたがこちらは残念ながら動かなかったので対応していないようだ。 (差分が配布されているがそちらは12/13現在 未調査)
アオタカは 9月25日に EPSON PC-486MS(AMD5x86-P75換装、RAM 10MB、Win95)にて Pentium 75MHz機ですら機種によっては難しいとされる 2倍速焼き込みに余裕で成功。しかも4倍速書き込みもドライブが対応していればできそうな勢いであるらしい。
この事態に 「純正国民機であるエプソンPCの潜在能力の高さが、なみいる Pentium搭載 AT互換機にも勝る性能を発揮したのではないか」 とコメントしているアオタカとか言うやつもいるくらいだから 高性能なパソコンは必須ではないらしい。
ちなみにデータとCD-DAが混在したメディアを焼くときは2倍速でもCD-DAは全く問題なし。 1倍速でしかCD-DAを焼けないと言うのが通説のようだが、これは純粋な音楽メディアを焼くときには Easy CD Pro が対応していないだけなのかもしれない。ちなみに私は10月現在、悪名高き日立マクセル(日立ブランド)の2/4倍速専用メディアを使っている。
本体 | EPSON PC-486MS(486MS2IW =Win3.1搭載モデル) S/N:1VY0000055 |
OS | エプソンPC版 Microsoft Windows 95 operating system |
CPU | AMD 5x86-P75 (外部 33MHz / 内部 133MHz) |
メモリー | 9.6MB (オンボード1.6MB / オンボードスロット 8MB 70ns FP NP SIMM ) |
HDD | Maxtor 71626AP (1.6GB , E-IDE , PIO mode0,1,2,3 , 5400rpm , seek <12ms ) PIO 3 などはあくまでもHDDの仕様であり本体がサポートしているわけではない |
CDROM | メルコブランド製品 (Pioneer DR-UP124X) |
SCSI I/F | Q-vision Wave Master (EPSON Win95 非対応) PC-9801-55互換DMAモード |
→CDROM | Panasonic 24倍速外付けSCSI |
→CD-R | SANYO CRD-R24S (x4/x2) |
日立系メディアの値段に関して言えば一時期 235円という暴挙に出た FM館 は採算割れでもしたのか数日で248円(?)まで値を戻した。 ちなみに秋葉王は259円のまま静観の姿勢なのであろうか? なお、1倍速も焼けるメディアは30円ほどそれより高いようである。 (10月18日 記)
ちなみに上の段落は10月18日の私のレポートであるが 今(12月中旬)や メディア単価は150円を目指す勢いである。 フロッピーディスクはメディア単価25〜35円くらいだからもはや 「大容量の使い捨てフロッピーディスク」と考えても問題なさそうだ。 CD-Rは書き込みしかできないので使い捨てにはなるが、 CD-ROMドライブは MOドライブよりも普遍的に普及しているだけに、 この様な使い方は今後 ますます増えていくだろう。