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ここは自分勝手に物事の解説を行うガッカリなコーナーですので内容については偏りがあるかと思いますが、 真に受けて玉砕しないように注意してください。 ちなみに公開論戦というのもお待ちしております。(極たまに何を言わんとしているのか解らないので回答できない様なメールも来ますが、 全くの他人が一読しただけでも意図が解る程度まで推敲したか確認してからメールしてください)
PC/ATマニア系の話題(初心者向け)
秋葉原ではよく「UltraATAのHDDは98シリーズでは使えません」などと掲げられているものだが、 私の PC-486MS 製造番号000055 では全く問題なく動いている。 エプソンPCの包容力の高さなのかマクスターと98系は相性がよいのかは探求できていないが、 とにかく動くことは確かである。
'97/12/10に PC-9821Xa13(初代Xb10と同時期のやつ ・ スレイブがないIDEインターフェイスを装備) で試したところ、ちゃんと84320D4は動きました。 噂がデマなのかそれともスレイブがないIDEな98系は大丈夫なのか、Maxtorだからなのかはこれだけのサンプルでは判りませんが・・・ |
対応OSに関してだが EPSON DOS 6.2 と エプソンPC版Windows95 では動作が確認されている。 ただし、DOS6 や Windows95 のフォーマッターが2GBを越える(正確にはシリンダー32767までしか対応できない)ハードドライブに対応していないため NEC DOS6.2 か他のフォーマッターで処理する必要があるのには注意が必要だ。
一般ユーザーとしての私は98とは PC-9800 の98とは思っていない。 1995年11月のあの日、我々は98がそれまでの9800でなくなる瞬間を目撃したはずである。 そう Windows95マシンとして ・ 過去の資産と未来をリンクさせる道具として ・ これからのパソコン界を背負っていくパソコンとしての脱皮を計った98を。
それから約2年、あの当時のパソコンはもはや最古参機と化し、時代は1998年に向けて調整期に入った。 今日、98が98であるためには9800アーキテクチャーが絶対に必要なのだろうか? 否、98は信頼されてこそ・安定を求められてこそ98である。 9800の中には信頼や安定の文字がいつでもついてまわり、何かあると信頼性や安定性が話題となってきた。 そしてWindows95がメインOSとなった今、我々はPC-9800アーキテクチャーという小さな殻の中で、いわゆる国民機[*1] と騒いでいる必要があるのだろうか? それよりも盤石で揺るぎのない安定的(現状のAT機に比べて ISAバスなどの不安要因を駆逐している)と未来志向を兼ね備えたパートナーとしての98の方が現代風の国民機[*1] と言えるのでは無かろうか?
[*1] 国民機は EPSON PC-286/386/486/586 シリーズの公式な愛称です。 正確には9800シリーズを表す単語ではありません。 |
個人的には何よりもハードディスク容量 1.6GB 、メモリー最大搭載量80MB というところが気に入った。今や(動作速度は無視して)デスクトップと同じ状況を作るには膨大なディスク容量を消費するため、個人が所有する環境とデータのすべてを持ち歩きたいのに持ち歩けなかった昨日までとは決別できるのである、 リブレットサイズのマシン(しかも標準構成)で。
まあマシン自体が発売されるには、まだ間があるし他の動向も見る必要はあるので速攻でというわけには行かないが PC-9821La13 の命も風前の灯火となったのは確かである。
アオタカの予言(1995年11月) | 現実(1997年10月現在) | |
次期 Win 発売時期 | 1998年後半、 11月23日だったらイヤスギ〜 | 1998年にずれ込むことが発表済み |
98の動向 | 次期Windows発売日の半年以上前に、 ATアーキテクチャーに近い新シリーズ PC-9841 と PC-9821 の2本立て体制に移行。
うたい文句は「ウインド〜ズきゅうじゅうはち も きゅうはち で」 |
未来のATアーキテクチャーを先取りした新シリーズ PC98-NXシリーズ を1997年11月に投入
愛称は引き続き 「きゅうはち」 |
ちなみに今後のパソコン界の動向をアオタカ氏に聞いたところわざわざ新たな予言をしてくださった。それによると
「ねみ〜 アメリア萌え〜 Word97馬鹿すぎ〜 やっぱ一太郎8だよな〜 みたいな」
と凡人の理解を超えた予言であったそうな。
実際問題としてキヤノンは買うだけ無駄であろうというのが私の結論。 現行の PM-700C ですら 39,800円は常識となっている状態だし、 ランニングコストに関してもエプソン陣営の圧勝であるので多量にインクを消費する人にとっては有利に働くことは間違えようのない事実である。 ところでアオタカは昨日、バイト先の BJC-200J のインクを調達しにソフマップに出向いたら 2,500円近くもふんだくられて憤慨した。 ボキの愛機 PM-700C のインクは 1,500円程度なのに。(キヤノンの方はヘッドの機構の分高くなるのだ)
しかしここで気になるのが従来機との差。
EPSON PM-700C | Canon BJC-700J | EPSON PM-750C | |
印字品質 | 720*720dpi 発色は極めて良好 |
720*720dpi 発色は良好 |
1440*720dpi (きっと)極めて良好 |
インクコスト | ○ | △ | ◎ (700C比 20%ほど) |
耐水性(普通紙) | × | ○ | × |
耐水性(専用紙) | ○ | ○ | ○ |
PM-750C との違いは 1440×720dpi か 720×720dpi だけなのだし、「Photo」を型番に冠しているプリンターに普通紙を使う道理が無い[*2] と考えれば 耐水性の問題を気にする必要もない訳だから買い時なのは 今まででも十二分に美しいPM-700C ではないだろうか。
[*2] | スーパーファイン紙でも100枚あたり1,000円もしないので べらぼうに印刷コストが高くなる訳ではない。
ちなみに年賀状は スーパーファイン用紙のハガキ(定価500円/50枚)があるのでソレに「お年玉くじ付き切手」を貼ればぐっと綺麗になり、耐水性も問題ではなくなる。 また、平成10年用年賀状からは 「コート紙」なる官製年賀状が全国的に発売される。これを使えばもはやインクジェット専用葉書に印刷するのと大差なくなる。 しかも値段は50円/枚と通常の葉書と同じである。 |