今年で、勤め始めて、6年目になります。 そのうち、年少クラスを、4回、受け持ちました。私なりに、マニュアルみたいな物が、出来つつあります。もちろん、その年によって、子供の個性も、クラスの雰囲気も違いますので、それに応じていこうと思っています。 |
私も母親という立場で幼稚園と関わるようになり、色々と考える所があります。一番はじめに思ったことは、「本当に一人ひとりがかけがえのない存在だということ。」もちろん保育者の時代もそれはわかっていたつもりだし、それを考えながら保育もしていました。でも、妊娠、出産、眠れない新生児時代、はじめての熱・病気、離乳食、幼児食、着替え、トイレトレーニング・・・と生まれてから幼稚園に入るまで、まだ3.4年しか経っていないのに色々と母親としてやることが多いですよね。
それも全てうまくいくとは限らず、悩み、苦しみ、試行錯誤しながら子供を育ててくるわけです。そういう幼稚園前の生育歴というものがこんなにも奥が深いものだと知ったのは、やはり自分が母親になってからでした。
幼稚園に入ったら入ったで、今までは逆の立場からみていた登園拒否を自らが体験したり・・・それだけ、各家庭にとっての子供の存在は貴重なものです。
先生がどう自分の子供と関わっているか・・・よく見ていると思います。保育者時代を経ている私はまだ、「きっと今は大変なんだろうな。」とか「あーーーそうだったそうだった・・・」と思えることもありますが、普通のお母さんは違いますよね。
小さい子供と関わることひとつをとっても、ずっと経験してこなかった人だっているんです。ですから、自分の子供が心配なんですよね。きっと。
私のクラスのお母さんの中にも、「おでこにけがをしてきた」と言ってどなりこんでしまったらしいです。母親って、部屋から出てくる子供がちゃんと服を着られていなかったりするだけでも気になるものです。
同じ質問を何度も聞きに来るというのは、どうしてでしょうか?私もいわゆる「厳しいお母さん」がクラスにいらしたことがあります。その時は年長だったので年中時代の先生から色々と聞いていたので、先に先に・・・と対応することができました。
そういう点で先に先に何かそのお母さんが気になりそうなことがあったら、知らせてあげたり、話すようにしてみてはいかがでしょうか?でも、園の運営のことまで担任に言われても困るので、そういうことについては直接園長先生に言っていただくように話されてはいかがですか?