4歳の息子の事でご相談させて頂きます。 今年の4月から幼稚園に通っています。ゴールデンウイーク前までは素直に通っていたのですが、休み明け後から行きたがらなくなりました。息子に理由を聞いても具体的には話してくれず、かえってカンシャクを起こす始末です。 あともう一つの原因は友達とのコミニュケーションが上手く出来ない様です。以前から息子は友達と遊ぶよりも一人で行動する方が多かったと思います一緒に遊んでいても、いつのまにか一人で走り回っていたり、違う事をしていたり・・・。私が中に入って一緒に遊んでも「こっちで遊ぶ!」と言って友達の輪から外れて遊んでいたりしました。幼稚園に入れば少しは変わるかなーと期待しているのですが、様子を見るとやはり一人で走り周っていたり、しゃがんで砂をいじっていたりしている様です。 幼稚園や先生は好きな息子ですが、以上のような事が苦痛で行きたがらないのだと思います。今の所は泣きながらでも幼稚園に通っているのですが、この先は心配です |
ご心配ですね。
私の娘達も入園当初からずっと登園拒否でした。(まだ下の子は朝泣いています。)ここのところやっと少し良くなったようです。一時は食欲もおち体重も減り、家でも遊ばずに泣いてばかり、寝ながら暴れる・・・といった不安定な状態でした。その頃は母親の私の方がまいってしまって(2人でやるので尚更)、自分で相談を受けながらも自問自答しているような毎日でした。私も「休ませる」というのもひとつの手かな?と思ったこともありました。幼稚園に勤めていたときは「なるべく休ませずに連れていらしてください。」と言い続けていたのに・・・何だか悲愴感あふれる我が子を見ていたらそう思えてならなかったのです。
雑誌などには「子供が納得していくようになるまで休ませるのもいい。」等と書いてあるものもあったのですが、小さい子供ではその「納得」ということを自分で見つけられるのだろうか?と疑問に思いました。もちろんしばらく行かずにお友達が行く姿を見て「やっぱり行こうかな」という子もいるかもしれません。でも、その間にはお友達はどんどん園に慣れていくわけですよね。活動も色々なことをして・・・母子分離が辛いことは決まっているし、集団生活になじめないことだって自然なことなんですよね。冷静になってみると・・・私は自分の保育者時代の考えを信じ、無理をしても通うことを選びました。通っていればもちろん嫌な思いをすることもあるかもしれませんが、楽しいこともあるに違いない・・・そこから子どもなりにきっかけを作ってくれれば・・・と思いました。だんだん泣いている時間が減り、笑っている時間が増え、それも自信になってどうにか頑張っているようです。
着替えなど身の回りのことが負担になっている・・・というのはわかります。
家と違って「やらなくてはならないこと」というのが沢山ありますから・・・子どもとしては「何でいま、それをしなくちゃいけないの?」という感じなのだと思います。でも、それも習慣化してきます。手先も器用になってきます。家でも時間はかかっても自分のことはなるべく自分でできるように見守ってあげてください。できたときはうんとほめてあげて・・・
こちらとしても「なんとかできるように・・・」と思ってしまうので焦ってしまいがちですが、ひとつできたらいい・・・ぐらいの気持ちでやってみてはいかがでしょうか?ひとつできたらひとつは手伝ってあげる・・・そのような状態が一週間続いても一週間後にはその2つができるようになっている・・・といった感じで。先生も無理にさせたり、せかしたりするような先生ではないようですのでお任せしていいのでは?と思います。
まだ一学期のうちは「1人で遊んでいる」状態でもいいのでは?と思います。あまり無理に押し付けてしまうとかわいそうな気もするのです。1度に色々なことができるように・・・と頑張りすぎてしまうと。その子によって進んでいくペースが色々とあります。いまは「お友達を観察するだけの時期」としてもいいのではないでしょうか?興味を持っているだけでも次のステップへの階段をしっかり上っていると思いますから・・・先生がそうやって関わっていてくれることで、少しずつお友達への関わり方もつかんでいくと思います。お友達も着替えを手伝ってくれたりしているようですし・・・先生も上手に子供たちをまき込んでくれているようですね。先生が好きであれば大丈夫です。まだいまの年齢では先生を介してのお友達関係・・・で十分ですから。
お子さんが家で好きなことを先生に話してその話題を取り上げてもらうとか、先生に家で描いた絵をプレゼントするとか・・・
私は「頑張ったシール」を家で貼らせています。「明日は何を頑張る?」と目標を決め(何でもいいんです。子どもが決めた事で・・・)、一日幼稚園で頑張ってきたら、表にぺたっとシールを貼る・・・大好きなキャラクターものなんかだと尚効果的かも知れません。もし目標通り頑張ってこられなくても、「こんなことができたね。」とほめてあげながら(材料を探して・・・)貼ってあげるようにしていました。
「ちょっと泣いちゃうけど、いっぱいは泣かないようにする」とか何だか笑っちゃうような目標もありました。今は何に頑張ってきたのか明確ではないのですが、帰ってきては張り切って貼って「明日も頑張るからね。」と言ってくれるようにまでなりました。親はどうしてもまわりの子どもから外れると気になりますよね。でも、それも個性・・・外れていないように見えるほかの子どもだって、お子さんがしっかりやっているようなことで外れているかもしれないのです。先生からみればみんながプラスマイナスゼロ・・・長い目で見守ってあげるようにしましょう!!!お互いに・・・