3歳9ヶ月の長男(一人っ子)のことでご相談します。
この4月から入園したのですが、もともと人見知り、場所見知りが強く、初めての場所や環境を非常に不安がります。小さい頃から公園などにはよく行っていたのですが、2歳のころに転勤で、環境がすっかり変わりしばらくは新しい公園に足を踏み入れることもできませんでした。
それでも半年ほどで児童館などにもなれ、お友達の家を行き来して多少(2歳児でしたから本当に多少)お友達とも遊んでいました。

ところが去年の6月ごろから幼稚園の見学を始めた頃から不安が強くなり、本当に些細なもの(家の中の電気、テレビ、ゴルフバッグ、音、扇風機、マネキンなどなどありとあらゆるもの)を怖がりはじめ、同時にお友達なども怖がって固まってしまうようになってしまいました。本当にこの怖がりがひどかったので、私もすっかりまいってしまい、いろいろなところに相談したところ、私が気にするとますますよくないので、気にせずその気持ちを受け止めることだと言われ、なるべくそうするようにしてきました。だいぶよくなってはきたのですが、基本的には怖がりで、神経質で感受性がとても強い子です。そしてそれまではけっこう一人遊びをしていたのも私にべったりとなってしまいました。そんな中で入園を迎えることとなったのです。

当然半年も前からその日を恐れて緊張していました。入園式の日はもう必死にがんばっていると言う感じでなんとか乗り切ったのですが、もともとすぐにわーっと泣いて感情が出せるほうではなかったので、初日もひきつってはいたもののバスに乗っていきました。そして先生に聞くと向こうでは泣いていたようです。先生の前で泣けるのならそれはそれでいいかなとも思ったのですが、2日行って、その週末はとにかく暗くって遊ぶこともせずただただ月曜日の登園を恐れているといった感じでした。
そしてとうとう月曜日には39度を越す熱を出し、水曜日までお休みしました。木、金はなんとか行ってきたのですが、先生に話しを聞くととにかく部屋を出たがらないということ、何もしないでただ座っていることが多いと言うことでした。先生は今は座っているだけでもいいんですよっと言ってくださいますが、心配です。

月曜からお弁当が始まり一日保育になり、本人はとうとう行きたくないと言い出しました。そして今日はお腹が痛いと言っていたのをなんとかお迎えに行くからと言うことで出しましたが、このお腹が痛いは本当だったようで、また夜吐き、医者には風邪と言われました。2週間で二度目です。やはりものすごく精神的に追い込まれているのではないかとなんだかかわいそうになってきてしまいした。今日お迎えに行ったときには他の子は遊んでいるのに、一人でいすに座って前を見つめてぼーっとしていました。今考えれば具合が悪かったこともあるのでしょうが、先生に聞くとこうしていることが多いということでした。はっきり言ってその姿がかわいそうで涙が出ました。あのようにしているだけの幼稚園の一日はどんなにか長く辛いものでしょうか。また、具合が本当に悪かったことに気づいてやれなかった自分、具合が悪くなるほど辛いのか、これで続けていけるのかという不安でいっぱいです。このような子でもいつか慣れていくのでしょうか。不安でいっぱいです。

私も双子の娘を昨年そういう思いで送りだしていました。

多分、私が幼稚園に勤めていた経験から考えても、家の娘達は一番ひどい方の登園拒否だったように思います。

家の娘達も異常な怖がりでした。

1歳の時などは公園に行っても怖がったりする様子もなく、私がちょっと見えなくなっても大丈夫だったのですが、2歳ぐらいからでしょうか・・・

双子ということもあってしっかり歩けるようになるまでは外を歩くことが少なかったのです。

ベビーカーを持っているときは、絶対に歩かせることはできなかったですし(ベビーカーが大きく子供が二人で歩いてしまったら・・・)ベビーカーを持っていかなければ途中で歩かなくなってしまうと困ったからです。ですから色々なものへの恐怖感を感じるようになったころ、色々と分かるようになってきたころ外を歩かせるようになったせいもあって、怖がってなかなか歩きませんでした。車、自転車、向こうから歩いてくる人・・・

公園に行ってもそうでした。他に誰かがいると遊具には絶対に行きませんでした。

普通興味がある遊具にはぱーーーっと走っていくじゃないですか・・・それなのに全然。すべり台を滑っていて、他の子が後ろから来ようものならパニックです。

そんな二人を見てヤマハに入れたのですが、これはこれで初めは本当に大変でした。その半年後には地域の児童館主催のサークルにも入れました。でも、一向に怖がりはなくなりませんでした。

サークルに入る前に、公園で三輪車に乗っていたときに小学生の大きな男の子が自転車で娘の三輪車にぶつかってきたこともあり、ますます怖がりになってしまったということもありました。

男の子を特に怖がるようになり、それ以来レストランなど行って男の子がそばに来るだけで泣いているような感じでした。

その娘が(双子の姉のほう)幼稚園に入り、やはり案の定登園拒否・・・

先生いわく、お友達は何もしていないのに「こわいーー」と泣いていたそうです。

家に帰ってきてもやはり暗く、双子の妹とも遊ぼうとはせず、おやつも食べない、ご飯も食べない、一日中めそめそしている・・・そんな状態で体重も減ってしまいました。

家の場合風邪をひくとかそういうことがなかったので、とりあえず通わせ続けることはできたのですが・・・

幼稚園に勤めていた経験上、通わせ続けることが大切と信じていた私ですが、昨年はその気持ちもぐらぐらと揺らぎました。色々な育児書を読み、休ませることも大切・・・との話を読み、休ませることも考えました。

でも、休ませてしまったら尚更行くのが嫌になるだろうし、幼稚園に行ってさえいれば何か楽しくなるきっかけをつかんでくれるかもしれないと信じて通わせ続けました。

結局6月中旬頃までかかりました。(そのあと妹の登園拒否が9月初めまで続いたのですが・・・)

親としては本当に辛いですよね。

でも、いつかは集団に慣れなくてはいけないのです。それが小さければ小さいほど順応性に優れていますから入りやすいのです。

幼稚園は生活のリズムに慣れることからはじまるのですが、ゆっくりと進むため初めはなかなか楽しめないと思います。

家庭で過ごしていたよりも決まり事は多いし我慢しなくてはいけないことも増えてきます。多少きゅうくつです。遊具もお友達が沢山いるため思うように使えません。お弁当だって知らない人の中で食べるわけですから楽しくないですよね。緊張はするし・・・大人だって新しい環境に入ればしばらくは楽しめませんよね。苦しいときだってあります。子供なんてうまく立ち回れない分、時間がかかるんですよね。
もちろんすぐに慣れてわが物顔で登園している子だっています。でも、それは個性・・・

感受性が鋭いっていうことは、これから色々な部分でいいことですし、私が怖がりで悩んでいたときに読んだ本の中に、「それは優しい子なんだ・・・ととらえましょう。」とありました。

なかなかそう考えられないときもありますが、そうできるように努力することはできると思います。

>気にせずその気持ちを受け止めることだと言われ

うちの娘の登園のきっかけも、これだったように思います。

色々と幼稚園で楽しいことだとか、先生の話とか、頑張って行こうね・・・とか登園の楽しみを作ったり・・・と色々としていたのですが、「そう・・・行きたくないのよね。ママと一緒が良いのよね。」と娘の気持ちを受け入れるようになって、少しずつ娘が変わってきたような気がします。

そう言いながら抱っこしてあげたり・・・

そんなことをし出すようになって、自分から「頑張っていってみようかな?」という気持ちになったようです。娘の場合、男の子がちょっかいを出してくることも原因になっていて、そのことを先生の方がクリアにして下さったということも手伝いました。

先生との連絡はされていらっしゃるようですので、これからも先生に色々とお願いしてもう少し頑張ってみられては?と思います。身体の調子を整えて、休まずに登園できるといいですね。

やはり休んでしまうとその都度戻ってしまいますので・・・

なにもせずに座っているとのことですが、先生がおっしゃるようにまだそれでいいんですよ。

6月ごろになると本当にみんなが変わってきます。クラスのまとまりが出てきます。それまではママと離れての生活と、集団の中での生活に精いっぱいなのですから。

ママが不安になってしまうと本当にお子さんにも伝わってしまいます。

ママも園でのお友達を作って、楽しく過ごせるように頑張ってみて下さい。

絶対に大丈夫ですよ♪

今年の娘達の頼もしいことといったら・・・