4歳児(男の子)です。

今年の4月から幼稚園に入園しましたが、現在登園拒否の状態です。入園式の時とその翌日は幼稚園に行きましたが、次の日の朝は、泣いてしまいました。

なんとか幼稚園に連れて行きましたが、泣いてる息子に先生は、「お母さんは、一緒に居てくれるから大丈夫だよ」と言って、息子を抱っこしてくれ、先生が「お母さん、早く行って下さい」と言ったので、先生の言われたまま、私は自宅に帰りました。

いつも息子には、「嘘はついたらダメだよ」と教えていたのですが、その後、息子は「なんで先生は嘘をつくの?」と言ったので、私は先生に嘘をついて幼稚園に預けられないし、大人が嘘をついてはいけないので、正直な気持ちを園長先生に打ち明けました。

先週から親同伴で息子は幼稚園に行けるようにはなったのですが、そこで見た息子のクラスの姿は、

・何もしてないのに叩かれたり、突き飛ばされたりしているのに、

先生は何も注意をしてくれない。
・息子がデザ−トを食べているのに、隣の席の子が取り上げて床に投げつけても、息子に「やめて」と言いなさいと、注意をされました。
・みんなでやるべき手遊びも、一部の子供しかしておらず、他の子は、ブロックの投げ合いをしてたりしてました。

窓越しから息子の姿を見ていたのですが、何もしてない息子に、投げられたブロックが頭に当たり泣いていました。しかし、先生はその姿を見ていても、何も注意をしてくれませんでした。今、息子は幼稚園が怖くて行けません。明日行きたくないと、夜になると泣いています。最近、一緒に幼稚園に行っても、涙を流しています。「お母さん、一緒にいるよ」と言っても泣き止みません。よく聞いてみると、イジメられても誰も助けてくれないので幼稚園が怖いようです。今後、このような幼稚園に引き続き、通わせる事で何か息子の為になるのか、疑問に思えてしまいます。

嘘をついた・・・というのは、お母さんが一緒にいると言ったのに、帰ってしまったことですよね。

私の勤めていた園でも、娘達の通っている園でも、「お母さんは帰って下さい。」というのが基本でした。
やはりお母さんがそばにいると、他の子供たちにとってもかわいそうなことですし、お子さんにとってもママに依存してしまいなかなか慣れるという状況にならないからです。その時はママがいれば安心して活動ができるとは思いますが、結局はママがいない状態でしなくてはいけないことですし、通わなくてはならないところだからです。

就学前教育ということで小学校に行くための準備段階の教育をする義務もしょっています。

家の娘達も昨年の今ごろは本当にひどい登園拒否の状態でした。家に帰ってきても暗く、めそめそしてばかり、おやつも食べず、食事もとらない・・・体重も減るといった状態でした。私も一時は休ませることも考えました。娘達が泣いて泣いて仕方がないのに通わせ続けることが良いことなのか?と疑問に思ったからです。でも、結局今までの自分の経験上、通わせ続けました。休ませることに対して勇気がなかったとも言えます。休んでしまうことで行きたいと楽しいと思えるきっかけを失ってほしくなかったからです。

でも、幼稚園でのお子さんの置かれている状態、先生の対応はちょっと疑問を持たざるを得ませんね。

みんながしなくてはならない手遊びをやっていないことや、その時に他の遊びをしている子がいる・・・というのはある程度この時期では仕方のないことかも知れません。何しろまだまだ幼稚園の生活リズムに慣れてきたとはいえない時期だからです。新入園児が本当の意味で落ち着いて活動するようになるのは6月ごろだと思います。

4月は、自分の持ち物の場所を覚えたり、トイレに行くことを覚えたり、着替えを自分でしたりたたんだり、園の遊具の使い方を覚えたり、色々な約束事を知ったり・・・本当に様々なことを覚えたりしなくてはなりません。

5月に入ると、お弁当が始まり、またその時のことを色々と覚えたり・・・

保育時間も長くなり、ゴールデンウィークもはさむことで、戻ってしまう子も少なくありません。このころから登園拒否を始める子もいます。ですからしっかりとクラスとしての活動が活動らしくなるのは、6月ごろになってしまうのです。

また担任の先生が若い先生か、経験のある先生かによってもクラスの雰囲気は変わってきますね。どうしても・・・

それが良い悪いということでは決められないと思うのですが、やはり経験のある先生のクラスは早く落ち着くことはあります。

ブロックを投げ合っていても注意しないというのはどうかと思いますね。

家の娘は怖がりでお友達が何もしてこなくても、入園当初「こわいーーー」と言って泣いていたそうです。
ですからブロックが飛んできたり、突き飛ばされたりしていてはそれも仕方がないですよね。昨年、娘のクラスの男の子が入園した次の日にトイレのドアをお友達がいるのにバンバン閉めていました。一人の男の子ははさまれていました。先生は気づいていなくて、思わず「危ないよ」と私が止めに入ってしまいました。次の日、今度はドアのところで来る子来る子をバシバシぶっていました。それも先生は気づかずにいました。お迎えに来ていたお母さんと顔を見合わせてしまったのを覚えています。
もちろん先生が気づいて注意したりしてくれなくては困るのですが、入園当初は先生も色々な所に手いっぱいというところがあります。一年通じて、その男の子は落ち着きましたし、先生もよく子供を見て下さって楽しいクラスでした。何よりも子供が生き生きとしていました。
あの登園拒否の状態を思うと、今のたくましさは「幼稚園のおかげ」としか思えません。

それを思うと頑張って通って欲しいと思うのです。もし、できるならば主任の先生や園長先生に相談されてみてはいかがでしょうか?