ときどきの雑記帖 RE* (新南口)
Are you going to Scarborough Fair?
MITテクノロジーレビュー
そろそろ次(Vol.3)が出るころではなかろうかと KADOKAWAの公式ショップを見てみた (【KADOKAWA公式ショップ】商品検索|カドカワストア|オリジナル特典,本,関連グッズ,Blu-Ray/DVD/CD) が、 Vol.1とVol.2だけでVol.3は影も形もなかった。
- 【KADOKAWA公式ショップ】MITテクノロジーレビュー[日本版] Vol.2/Winter 2020 SDGs Issue: 本|カドカワストア|オリジナル特典,本,関連グッズ,Blu-Ray/DVD/CD
- 【KADOKAWA公式ショップ】MITテクノロジーレビュー[日本版] Vol.1/Autumn 2020 AI Issue: 本|カドカワストア|オリジナル特典,本,関連グッズ,Blu-Ray/DVD/CD
独仏戦争
グロ-バル・ヒストリ-としての独仏戦争 / 飯田 洋介【著】 - 紀伊國屋書店ウェブストア|オンライン書店|本、雑誌の通販、電子書籍ストア
プロイセンがフランスを終始圧倒して勝利した"普仏戦争"の裏で、ビスマルクは米国にアプローチし、 国際法に頼ろうとしていた――なぜか? ビスマルクによる米国との交渉、国際社会への訴えから、 日本・中国での停戦工作までを地球規模で描く、知られざる近代史!
わざわざ本のタイトルを「独仏戦争」としているのは なんか深い意味があるのだろうかと思いつつ Wikipediaの 普仏戦争 - Wikipedia を見てみると
ドイツ諸邦もプロイセン側に立って参戦したため独仏戦争とも呼ぶ他、フランス側では1870年戦争と呼称する。なお、 日本の世界史の教科書ではプロイセン=フランス戦争と呼称する例もある[2]。
^ 『詳説世界史』(山川出版社。2002年4月4日 文部科学省検定済。教科書番号:81山川 世B005)p 229
へー。
Five Reasons I Wrote Advancing into Analytics
Here are the five motivations that carried me through the writing process:
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- To provide a clear learning path
- To properly situate analytics tools
- To properly situate analytics techniques
- To curate my best material
The Rails Doctrine(日本語訳)
前回 に加えて。
検索していて気が付いたのだけど、 この Rails Doctrineって POSTDでも訳されてた (Railsの基本理念 : Railsの生みの親が掲げる8つの原則 | POSTD) のね。
そのPOSTD、もう二年近く更新がない (PHPはもうダメだ、PHP万歳! | POSTDが最後) すな。
以下、引用部は順に The Rails Doctrine(日本語訳) - Qiita、 Railsの基本理念 : Railsの生みの親が掲げる8つの原則 | POSTD、 Doctrine | Ruby on Rails から。
There should be one— and preferably only one —obvious way to do it.
Pythonが「何かをするための方法は一つしかない」を長所として掲げるのに対し、Rubyは表現力と繊細さを追求してきました。
Pythonなら「あることを行うための方法はただ一つだけであることが望ましい」ことを誇りにするところで、Rubyは表現の豊かさと繊細さを大切にします。
Where Python might boast that there’s “one and preferably only one way to do something”, Ruby relished expressiveness and subtlety.
Python 使いのどなたかが there’s “one and preferably only one way to do something” はこの二つの訳のような意味ではなく、 こういうものですよということを書いていた記憶があるのだけど さてどこだったかしらん。
あとここでの subtletyは「繊細さ」でいいのかなあ (英和辞典を見るとそういう意味は確かに載ってはいる)。
championed
Javaがプログラマーを自分たちから強制的に保護することを主張していたのに対し、Rubyは初学者向けキットに鋭利なナイフ一式を入れていました。
Javaにはプログラマの自己防御の仕組みが強制的に組み込まれているのに対して、Rubyは入門キットに首つり用のロープが含まれています。
Where Java championed forcefully protecting programmers from themselves, Ruby included a set of sharp knives in the welcome kit.
championed
の意味合いが訳文から欠落しているような。
Smalltalkがメッセージパッシングの純粋さを追求していたのに対し、Rubyはキーワードやコンストラクトを貪欲に蓄積していきました。
Smalltalkはメッセージパッシングの純粋性を深く掘り下げますが、一方でRubyは予約語や制御構文も貪欲に取り入れています。
Where Smalltalk drilled a purity of message passing, Ruby accumulated keywords and constructs with an almost gluttonous appetite.
best
「仕事に最適なツールを使え」という言葉を聞いたことがあるでしょうし、うなずいたこともあるでしょう。 これは議論の余地がないほど基本的なことのように聞こえますが、「最高のツール」を選べるかどうかは、 自信を持って「最高」を決められるほどの根拠にかかっています。これは見た目よりもずっと難しいことです。
二か所のbestが最適/最高と変わっている。
big tent
大きな傘を広げるということは、すべての人に万能であろうとすることではありません。すべての人を歓迎し、自分の飲み物を持ってくることを 許可するということです。
Having a big tent doesn’t mean trying to be all things to all people, though. It just means you welcome all people to your party, and allow them to bring their own drinks.
Qiitaの編集履歴(「The Rails Doctrine(日本語訳)」の編集履歴 - Qiita)
を見ると、big tent
を一度「大きなテント」としていたのを「大きな傘」に変えているのだけど、
これはそのどちらでもないような。
あとのパラグラフでparty
という単語も出てくるし、
「包括政党」という言葉をそのまま使えない(使わない)にしても
物理的な存在としての「テント」ではないんじゃなかろうかと思います。
push up
「テントを張る」は「push up」じゃない (Weblio和英辞書 -「テントを張る」の英語・英語例文・英語表現) し、どう訳すかで悩んでテント→傘、push up→(傘を)広げる としたのかもしれないけど、 big tent をこの「包括政党」のような 「多人数で構成される組織」みたいに考えると、 push upの意味・使い方|英辞郎 on the WEB の用例にある
push up stock prices
株価を支える
が当てはまりそうな気もする(が、よくわからん)。
stand a chance
ドキュメントのスペルミスの修正を始めた隣の人が、次の素晴らしい機能を実装することになるかどうかは誰にもわかりません。 しかし、あなたが微笑んで、どんな小さな貢献にも感謝を示すことで、モチベーションを高めさせ、その可能性も生まれるかもしれません。
隣で単にドキュメントのミススペリングの校正を始めようとしている人が、いつ次の素晴らしい機能を実装することになるかは分かりません。 ですが、どんなささやかな貢献に対しても喜んで感謝を伝えていくことで、モチベーションにつながり、 その瞬間に立ち会えるチャンスが得られるようになるのです。
You never know when the next person who starts just fixing a misspelling in the documentation ends up implementing the next great feature. But you stand a chance to find out if you smile and say thank you for whatever small contribution that gets the motivation flowing.
You never know when ~
だから、You(これをどう訳すかは悩ましいところ)が
決して知ることができない(never know)は
「いつなのか」ということですよね。
next person
に関して、the
がついているのが引っかかったのだけど
どうもこの辺のイディオムが関係しているぽい?
- next man 意味 - next man日本語の意味
- as ~ as the next …の意味・使い方|英辞郎 on the WEB
- as the next man/person | ロングマン現代英英辞典でのas the next man/personの意味 | LDOCE
- 【I like eating fish as much as the next person】はどういう意味ですか? - 英語 (イギリス)に関する質問 | HiNative
person
じゃなく guy
だとこういうのが見つかった。
the next guy
(informal) Used other than as an idiom: see the, next, guy.
Matt, why don't you just hand me the application forms and I'll take one and send it on to the next guy?
(informal) A normal or average person, or a hypothetical version thereof; often used in conjunction with stating that one agrees with someone in a matter while in the process of specifying a less common opinion on a different topic, related or not; may or may not actually be male
I mean, I love that restaurant as much as the next guy, but I just can't stand their hideous ads!
never know ←→ stand a chance to find out
But you stand a chance to find out it
は、最初の文のYou never know when ~
と対応していて、
find out
できる(かもしれない)ものはなにか?