ときどきの雑記帖 RE* (新南口)
日曜日よりの使者
The IDEON
『伝説巨神イデオン』80年代プラモパッケージの原画が続々! マルイシティ横浜で展示中 | マグミクス
三連休中に行ってきたが会期終盤だったので物販もあらかた売り切れていた (あまり食指が動くものもなかったけど)。 こういっちゃなんだけど、イデオンのプラモデルのパッケージの絵はなんというかその以下略。 という点は脇に置けばまあ楽しめた。
ただ、会場でやたら大きな声で連れになにやら講釈垂れていたのがいて閉口したのだけど、 見た感じだいぶ若かったのでスパロボから入ってきた口だろうか。
「1/450伝説巨神イデオン」のスナップキットモデルの販売が予定されており、原型が展示されています。
これは(リンク先に写真もあるけど)よくできていて、 おまけに同縮尺のジョングがつく予定というのは面白いアイデアだと思う。 が、一機(一個)じゃダメだろう (わらわら群がらせないと😄)
30 years ago
30 年前の C++ ってまだ C言語へのトランスレータだった頃ですな。さすがに僕も知らん。
— mattn (@mattn_jp) March 20, 2022
30年前、1992年だとネイティブコード吐くコンパイラーはもうあったんじゃなかろうか。 Turbo C++はもうあったろうし。
1990年5月、ボーランドは Turbo C から Turbo C++ へと移行し、アマチュア向け・ローエンド製品を Turbo C++、 プロ向け・ハイエンド製品を Borland C++ として2系統に展開した。
ふむ。Borland C++もこの頃からだったか。もうちょっと後かと思っていた。 そして最初のコンパイラー(とりあえずWindows向け商用で)はというとこいつですね。
In 1988 Zortech C++ was the first C++ compiler to ship for Windows and the performance of its compiled executables compared favourably against Microsoft C 5.1 and Watcom C 6.5 in a graphics benchmark run by PC Magazine.[3]
1988年。ちなみにメインの作者はのちにDを書いた人 (ウォルター・ブライト - Wikipedia)。
でもまあ「本家」のCfrontはトランスレーターだったので このことを指して言ったのかも。
Cfront defined the language until circa 1990, and many of the more obscure corner cases in C++ were related to its C++-to-C translation approach. A few remnants of Cfront’s translation method are still found in today’s C++ compilers; name mangling was originated by Cfront, as the relatively primitive linkers at the time did not support type information in symbols, and some template instantiation models are derived from Cfront’s early efforts. C++ (and Cfront) was directly responsible for many improvements in Unix linkers and object file formats, as it was the first widely used language which required link-time type checking, weak symbols, and other similar features.
Cfront 4.0 was abandoned in 1993 after a failed attempt to add exception support.[1] The C++ language had grown beyond its capabilities; however a compiler with similar approach became available later, namely Comeau C/C++.
そういやg++がリリースされたのはいつ頃だっけか? あれも結構早くから使えたコンパイラーだと思うけど。
で、ざっと調べたところ1988年6月発行のGNU’s Bulletin, vol. 1 no. 5 に以下のような記述を発見。
GNU’s Bulletin, vol. 1 no. 5 - GNU Project - Free Software Foundation
GNU C++ Michael Tiemann of MCC has written a C++ compiler (sometimes called “G++”) as an extension of GNU C. This is the first compiler that compiles C++ directly instead of preprocessing it into C. G++ comes with GDB+, a version of GDB that supports C++ class operations in its expression evaluator. When GDB+ is more stable, it will be merged with regular GDB. G++ can be ftp’d over the Arpanet and is being tested at several sites. It now appears to be approaching reliability. We plan to merge it into the C compiler distribution in June.
こっちも30年前にはありそうですな。
ion
Emacsが外部プロセスとやりとりするコマンドが遅いとおもったらshellの起動が遅いせいだった と言う記事でいくつかのシェルを比較していて、その中に
$ time ion -c "echo" real 0m0.010s user 0m0.003s sys 0m0.005s
という見慣れない名前のものがあったので検索したのだけど これかな?
redox-os/ion: Mirror of https://gitlab.redox-os.org/redox-os/ion
Ion is a modern system shell that features a simple, yet powerful, syntax. It is written entirely in Rust, which greatly increases the overall quality and security of the shell. It also offers a level of performance that exceeds that of Dash, when taking advantage of Ion’s features. While it is developed alongside, and primarily for, RedoxOS, it is a fully capable on other *nix platforms.
ふむ。 Rustで書かれたものと。
- ion-shell 1.0.5 - Docs.rs
- Redox’s Ion Shell Faster Than Bash & Dash : rust
- Nice, I’ve been waiting for a good modern shell to replace ZSH. Fish just wasn’t… | Hacker News
- ion vs fish-shell - compare differences and reviews? | LibHunt
GCobol
COBOLコンパイラ「gcobol」が発表 | OSDN Magazine
gcobolは新しいgcc COBOLコンパイラ。現時点ではGCCのフォークとして実装されている。 プロジェクトを立ち上げる理由について、COBOLは記録優先のI/O向けのコンパイル言語としてニッチなニーズを満たす言語であり、 CGI Webアプリケーションなどで自由なフォームのランタイム変数などを削減できるなどの特徴を備えると主張。
ん、GNU のCOBOLって前からなかったか? と思ったがきちんと書いてあった。
なお、GnuCOBOLとの違いについて、gcobolはCOBOL向けのgccフロントエンドを実装し、 gccバックエンドを呼び出して実行可能なコードを生成するのに対し、 GnuCOBOLはCOBOLトランスレーターとしてCOBOLをCにコンパイルしてgccを呼び出し実行可能なコードを生成すると説明している。 将来GCCメンテナーの関心を得られれば、GCCとの完全統合の方向性を探りたいと記している。
ふむ。そういやそうだったっけか?>トランスレーター
でも
GnuCOBOL - GNU Project
には
GnuCOBOL produces native executables from COBOL source code.
とかあるなあ。
紹介記事にあった
COBOLは記録優先のI/O向けのコンパイル言語としてニッチなニーズを満たす言語であり、 CGI Webアプリケーションなどで自由なフォームのランタイム変数などを削減できるなどの特徴を備えると主張。
が気になるので、それに関する記述を探す。
これか。
If you’ve written a CGI web application, you know what I’m talking about. Cobol eliminates a lot of gobbledygook by reducing free-form run-time variables to compile-time constants.
reducing free-form run-time variables to compile-time constants.
を「自由なフォームのランタイム変数などを削減」
はちょっと違う気もするなあ。
yacc(というかLR構文解析など)ででてくる shift/reduceのreduceと同じ意味で
使ってるんじゃないかなあこれ。
英語「reduce」の意味・使い方・読み方 | Weblio英和辞書
GNU とCOBOLと言えば大昔(前世紀)にとあるセミナーで、 rmsがCOBOLコンパイラー作成へのボランティアを呼びかけていたのが印象に残っているなあ (というのはこれも大昔にここ(雑記帖)でちょこっと書いた)。
墓参り中親類に「ガッチャマンはどこ?」と聞かれたのでそっとチャッカマンを渡しておきました。
— 水森みなも*ティアG10a (@ReMinamo) March 19, 2022
「このカシオミニを賭けてもいい」懐かしい。そういや型番は特定されてるのだろうかとググったが1987年当時で1850円、カシオミニ最終型(定価5k円)は1975年発売で特定しきれんな。高い頃に初期型を買ったが既に1850円相当の価値しかない辺りが妥当か。と、
— ふみいち (@fumi1ts) August 4, 2018
とりあえず、「このカシオミニを賭けてもいい」で漆原教授が持ってるのはもっと小型薄型でカシオミニじゃなさげだし、ジェイムズ君が使ってるのもカシオミニではないのは確認できた。 pic.twitter.com/zB0KaaJaI3
— ふみいち (@fumi1ts) August 4, 2018
結論
— ふみいち (@fumi1ts) August 17, 2020
・「このカシオミニを賭けてもいい」元祖は「動物のお医者さん」の漆原教授
・「エロイカより愛をこめて」のジェイムズくんはカシオミニ大好きだが賭けは50円や10円くらい。
20巻以降にカシオミニを賭けている可能性はあるが漆原教授以降。
・二人とも本来のカシオミニを使っていない。 pic.twitter.com/ER721w7jxD