=きっく入門的KOKO 前編=
K-1史上初の試みである KOKOが、9回目のGPで初めて
導入 された。
投票者がお金を払う訳ではないので、この「KOKO」はギャンブルではないのだけれど、
だからこそコンな所にお金を使うのであれば、
選手のファイトマネーを増やしてあげて欲しいナ! と思うのは、
筆者の過保護?( ̄ω ̄)
でもまあ、今回はK-1をアノ手コノ手で
盛り上げようとする事務局の企画 にノッてあげましょうじゃ ありませんか!
だって、ホラ。 アナタも投票しちゃったでしょ??
なんせ、タダ
なんですもんネ! (¥▽¥)
まだ投票してないウッカリチャンは こちら で投票してね。
とゆーわけで、早速きっく入門的K-1 WORLD GP 2001下馬評、はじまりはじまり〜♪
【準々決勝・第1試合】 レコ vs ホースト
前人未到の三連覇&最多GP制覇のかかる
優勝候補大本命のアーネスト・ホースト に、アーツをKOで下して
上り調子のステファン・レコ
が挑むこのカードは、ノッケから大注目の好カード。
K-1が誕生してまだ10年足らずだが、その中で常にトップファイターとして
君臨し、最も高い完成度を誇るホーストの優位は揺るがない。
しかし、加齢の為かKO率の減少著しいホーストに対し、若い
レコへの世代交代への期待感 は大きい。
スピードも威力も衰えを見せ始めているホーストを、
一段とキレの増したレコの攻撃が捉える事は充分にあり得る だろう。
とはいえ、相手の攻撃をいなしてポイントを確実に取るのはホーストの
お家芸。
きっく入門的には レコ:ホースト=3:7 とみる。
【準々決勝・第2試合】 バンナ vs ハント
メディア的に最も注目されているのがこのカード。
昨年唯一バンナに負けなかった男 vs 今年の
主役の男 というリベンジマッチに、K-1史上最も
打たれ強い男 vs 唯一バンナをハントでKOできそうな男 という構図加わり、
なるほど見所はありそうだ。
しかし、一つ注意しなければならない事がある。
それは『周囲がハントを過大評価
している』という点だ。
よく思い出して欲しい。
最終予選のメルボルン大会で、ハントはミスジャッジによりホーストからダウンを奪ったが、
結局はローキックで動きを封じられ 完封負け
していることを。 さらにあの ピーター・グラハム
に判定負け もしている。 これが意味する事はただ一つ。
「打たれ強いが、技術的にハントは未熟」である
ということだ。
バンナが 勝ちに徹すれば昨年同様、判定勝を
収めるのは容易 と思われる。
しかし、バンナの性格を考えるとそれは微妙なトコロ。
12/1に放送されたSRSでバンナが発言したように
「勝つだけじゃない、輝いてやる!」
などという要らぬ欲望をいたいたまま試合に臨むのであれば、
ワット爺さんの二の舞 になる可能性は拭えない。
とはいえ、それを差し引いても
きっく入門的には バンナ:ハント=7:3 が妥当だろう。
【準々決勝・第3試合】 ペタス vs イグナショフ
JAPAN GP王者の特典で決勝トーナメントに進出
してきたニコラス・ペタスと、
際どい内容ながら予選トーナメントを勝ちあがってきたアレクセイ・イグナショフ。
順当に判断するならばイグナショフが圧倒的に有利なハズである。
しかし ウェイトアップの失敗、ヴェネチアンに完敗
(10/21)などイグナショフには名古屋大会以降、マイナス要素が多いのが気がかりだ。
それでもJAPAN GP初戦で締まりのない体で藤本祐介にダウンを奪われ、
決勝では武蔵が計10R目に入るまで仕留める事の出来なかった
ペタスよりはマシだろう。
というわけできっく入門的には
ペタス:イグナショフ=3:7 と見る。
ただしこの試合、イグナショフ次第なトコロも。。。
【準々決勝・第4試合】 フィリオ vs アーツ
共にピークを過ぎたと言われ続けているフランシスコ・フィリオとピーター・アーツの両雄、
切ない話だが ある意味最も予想が難しい。
一撃伝説が既に過去の遺物と成り果ててしまった観のあるフィリオだが、
判定量産マシーン に変貌を遂げただけあって(?)
KO負けは2試合しかない。
連戦につぐ連戦で 壊れかかっているアーツ を叩く
のは然程難しい作業ではなさそうだ。
そこできっく入門的に フィリオ vs アーツ=6:4 と
採点してみたが、いかがだろうか。
まとめると、きっく入門的に 初戦を突破できるのは、
ホースト、バンナ、イグナショフ、フィリオの4名
ということになりました。
前編はここまでですが、それほど意外な顔ぶれではないと思います、、、多分(笑)
少なくとも半分はアナタの予想と同じじゃありませんこと?( ̄ω ̄)
ご意見・反論等、お待ちしております♪
以下、後編 へと続く。。。
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