Gamelan Semar Pegulingan TOKYO
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GSP Tokyoは7音のスマル・プグリンガンと呼ばれる編成のガムラン・グループです。多様なペンタトニック(5音階)を駆使して、軽快ながらも繊細で優雅な音色を持つ楽器の魅力を引き出しながら、バリ島の古典を継承しつつも日本ならではの舞台の創作を目指しています。 |
【GSP Tokyoの楽器】 GSP Tokyoが使用している楽器は7音のスマル・プグリンガン(Semar Pegulingan saih pitu)と呼ばれるガンブーを起源とする19世紀に誕生した古いタイプの編成の青銅製ガムランです。素早い演奏を得意とする5音に特化したPelegonganやGong Kebyarの流行で約1世紀近く半ば忘れ去られていた編成のガムランとなっていました。1970年代後半にバリの音楽大学によって復刻され、その演奏が大ヒットしてからは多くの村で新造されています。現在では多くの村で見かけることができる編成のガムランです。 このような事情から誕生当時の古い楽器はバリ島内でも極めて数が少なく、現存する楽器としては4セットしか確認されていません。その中の1セットがGSP Tokyoの楽器で、偶然眠っていたものが日本へとやってきました。古楽器ならではの繊細な響きを残している大変貴重なものでもあります。 |
連絡用
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【練習場】 |
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