その3:畳替え
寸法取りから一週間後、快晴の土曜日の朝、畳替えが始まりました!

あっという間に古い畳が運び出され、新しい畳が!

畳を入れる前に床の掃除。私も手伝いました。
新聞紙やら、木屑やら、溜まったホコリはいったい何年分?!

畳の下にあった新聞紙の日付けは1987年12月(!)。
大韓航空機爆破犯の「真由美」の字が見えますね。
濡らして小さくちぎり、床に捲きます。
こうするとホコリが舞わないんです(親方より)
古い新聞紙もこうして再利用です。
ていうか、この部屋の畳、想像以上に古かったんとちゃうんっ!!

床の隙間にたまったホコリもしっかり掃き出します。
最後に掃除機で床全体をしっかり掃除。

床掃除完了!きれいになりました。
先に防音・防虫シートを敷き詰めます。

畳が入り始めました。蜜柑もソワソワしております。

視線の先には、作業をする親方の姿が。気になるニャ〜

畳をひと通り入れた後、微調整をします。
親方の道具鞄の中には、井草(写真上↑)や小さな木片が入っていて、
畳の下や家の床の下に詰めて高さや歪みを調整していきます。
こうしてそれぞれの畳のヘリが隙間なくピタッと合うんですね。
これぞ、まさに職人技!!!
残念ながら写真は撮れなかったのですが、
床の反りに合わせて畳を反らせる、という技もあったんですよ。
私の部屋の場合、部屋の中心から左右に床が若干下がってるので、
中心をまたぐ畳をあらかじめ反らし気味にする必要がありました。
10cm 四方ぐらいの木の棒の上に畳を乗せ、
親方がその上に乗って体重をかけ、畳を反らします。
こうして入れた畳は床の高さにぴったり合ってました。すごいな〜

もうすぐ完了です。
ヘリの合わせ目をぴったり合わせ、
ヘリに沿って歩きながら高さをならしていきます。

畳替え、ついに完了!!!
秋の日差しと新しい畳、そして部屋中に井草のいい匂いが〜。
蜜柑が真っ先にくつろいでおります。
いや〜思い切って替えてよかったです。
親方、本当に本当にありがとうございました!
その後、畳代を支払うために、柳井畳店を訪ねました。畳屋さん訪問は初めてです!(次ページへ)