その4畳屋さん訪問
作業場に入れていただきました。おお〜〜っ!これが畳屋さんの心臓部ですね。井草のいい匂いで溢れています。これって、アロマテラピーみたいです。
上にずっしり積まれているのは材料の井草。湿気を避け、天井に近い場所で保管しています。産地や種類ごとにきちんと分けてあるんだそうですよ。

作業場には(当然ですが)大量の畳が積み上げられています。
柳井畳店さんは機械を使わず、手作業で丁寧に仕上げているんですよ。
年末にかけてお寺などから大量の注文(100帖とか、らしい)が入っているそうで、
私も、タイミングがわるければ数カ月待ちになったかも、でした。
100帖でも6帖でも、職人さんは仕事への姿勢は変わらない。
なんだかジーンとしてしまいました。

部屋の畳替えの時に親方と一緒に来ていただいたお弟子さん。
ちょっとシャイな感じの方です〜

親方の息子さん。3代目の未来の親方です。
この日、親方は残念ながらお留守だったのですが、
3代目も、親方と同様、畳作りに賭ける熱い心意気を感じました。
私のリクエストに快くポーズをとってくれ
ありがとうございますっ!
その5:畳の生活はよいです。

畳を替えてから約3ヵ月。

10年前に東京に来るまで、畳の生活ってほとんどしたことなかったのですが、
今は「日本で暮らすなら木造で畳じゃないと」とまで思ってます。それぐらい、畳生活って快適です。
まさに日本のナチュラルライフ(自然生活)ですよ!

親方は私の部屋の柱を見て、「一本木から作ってるからしっかりしてるよ」とか、
「昔の寸法だから畳も大きめだな(=部屋が広い)」とか、
「今どきの家は壁も柱ものりでくっつけて、身体によくない。この部屋は古いけど、身体にはいいね」
と言ってくださいました。
そうか〜予算の都合もあってこういう部屋に住んでるけど、結果的にはなかなか良い選択だったのかしら。
畳を新しくしたことで、私の東京生活もまだ続きそうです。
だってせっかく替えたんだし、もったいないもんね。

では、最後にもう一度、我が家のビフォア・アフターをご覧くださ〜い!