Perl事始め その2(1997.7.19)

Perl事始め その2(1997.7.19)



 前回書いたスクリプトは、ちょっと間違えていた(試してみた方、ごめんなさい)。ブラウザで表示するとき、1バイト不等号は別のものに置き換えなければならないせいもあって、しばらく気づかなかった。アルバムをつくる機会があって、実際使ってみたら変なものができてしまった(前回のスクリプトは訂正しました)。
 前回のHTMLアルバム制作スクリプトは、背景の色とか文字の大きさなどデフォルトで、いろいろ書き込んで、好きな雛形を作ればいいと思っている。gif.datというファイルはたとえば、
photo01.jpg:冬の水道塔
photo02.jpg:春の水道塔
photo03.jpg:夏の水道塔
photo04.jpg:秋の水道塔
 というふうに作業ディレクトリに入れたjpegファイル名とコロンで挟んだ写真キャプションを書いておく。長尾さんのgif.datというファイルを作るスクリプトでは作業ディレクトリにある、jpegファイルやgifファイルをコロンの後のキャプションのない状態で生成してくれる。キャプションを書いてgif.datを完成させてから、前回のアルバムスクリプトをコマンドラインから、jperl アルバムスクリプト名として、リダイレクトしてnew.htmlとすれば、それがアルバム表示ファイルとして作られる。
「らくだの本」もかなりUNIXに関係した関数も含まれるところまでくると、実際やってみることができないので、なにかわかりにくくなる。CGIを扱うときには、プロバイダのサーバはUNIXだから、その辺の知識も一通り知っておかなければならない。
 こうしてやってみるとスクリプト作りは、工芸品作りのような感じがしてくる。行をすべて逆転するスクリプトを書いてみたり、いくつかのファイルをつなげる簡単なスクリプトを書いてみたりしても、やはり自分の役に立つものを丁寧に作って保存、活用しないとおもしろくないことがわかった。僕のように早く難しいものを書けるようにしたい、と思うのは禁物かもしれない。

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