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旅のアルバム
 トルコの料理・お酒 

トルコ料理は世界三大料理の一つといわれ、日本人の味覚にも合うものが多い。最近は日本でもトルコのドネル・ケバブ(回転焼肉)を街中で見かけるようになったが、ケバブとは肉料理のことで、羊肉を重ねて筒状にしてオーブンで焼き、つるして削ぎ切りにして食べるのがドネル・ケバブ、串(シシ)に刺して焼く、シシ・ケバブ等がある。
ケバブの他、キョフテ(ハンバーグの様な挽肉料理)やドルマ(ピーマンやトマト等の野菜に肉、米、野菜を詰めた料理)等もとてもポピュラーな料理。
イスラムでは豚肉は食べず、羊肉が主だが、匂いも少なく柔らかくて美味しい。料理には豆、ヨーグルト、オリーブ油がよく使われる。ケーキや焼き菓子は蜂蜜シロップに浸けていてすごく甘いが、ライスプディングは甘過ぎず日本人の味覚に合う。
メルジメッキ・チョルバス

レンズ豆のスープ。スープの定番。
チョルバとはスープのことで、レンズ豆やトマトのスープ(下記)、ヨーグルト入りのスープ等がある。
ドルテマ・チョルパス

トマトのスープ。
これは極細のパスタ入り。
チョルバ(スープ)はテーブルの香辛料や調味料で味付けできる。(スープの右上が香辛料)
テスティ・ケバブ

カッパドキアの名物料理の肉と野菜の煮込み。
壺に入れてオーブンで長時間煮込んだ料理。
肉と野菜の旨みが出ていて美味しい。
付け合せはサーデ・ピラウ(ピラフ)。
オーソドックスなピラウで、肉料理には大体付い
ている。
ムサカ

なすと挽肉を重ねてオーブンで焼いた料理。
すごく美味しい。
ギリシャ等、地中海の名物料理。
ヤプラック・ドルマス

ブドウの葉
で挽肉と野菜と米を巻いて煮た料理。
少し酸味がある。ヨーグルトをかけて頂く。

ヨーグルトはトルコが起源といわれる。料理によく使われる。サラダもヨーグルトをかけて食べたり、ヨーグルトのスープもさっぱりとして美味しい。
フルン・スュトラッチ

焼きライスプディング
牛乳、砂糖、米を煮て、コーンスターチで固めて、オーブンで焼いてから冷やす。
甘いデザートが多い中、これは甘過ぎず美味しい。
スュトラッチ

こちらは上のプディングを焼かずに冷蔵庫で冷やし固めたもの。こちらも甘過ぎず美味しい。
朝食の定番

トルコのパンはバターやジャムをつけなくてもそれだけでとても美味しい。スコーンもよく出る。

ポアチャ(トルコ風スコーン)
バターの代わりにオリーブ油やヨーグルトが生地に入っている、あっさり味のスコーン。
ゴマが上にのっているところが東洋っぽい。

チェリージュースチェリージャムも定番。
オリーブと野菜のピクルスは必ず食卓に出る。
レストランの壁に様々な種類のピクルスが置かれていた。
トルコのお酒「ラク」 (右下)
 アニス(八角)のお酒で、アニスの独特の香りがする。透明だが、水を加えると白く濁る。少し甘みがある。別名ライオンのミルクと言われる。

ラクはフルーツや豆とよく合う。おつまみは下から
 ・ピスタチオ、ヘーゼルナッツ等のナッツ類
 ・チーズ
 ・ロクム(What's Newでご紹介した甘ーいお菓子) 
 ・豆菓子(豆の砂糖がけ。日本の豆菓子に似ている。)
 ・チイ・キョフテ(挽肉と挽き割り小麦のペースト。 唐辛子が入っているので辛いが美味しい。)
左がラク
以前、What's Newで取り上げ、掲示板でも話題になった世界一まずいと言われる飴サルミアッキの味に似ている。私はちょっと苦手でした。お酒好きな人には癖になる味とか。

右がトルコワイン
カッパドキア地方は古くからブドウが作られ、ワインの産地でもある。お土産用のボトルがカワイイ。


     

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