(1)東大門、宗廟
東大門(トンデムン): 東西南北に設けられたソウル4大門の東門。正式名は「興仁之門(フンインジムン)」李朝時代前期の典型的な様式を伝える建築物。1398年に建築、1869年に再建。
東大門市場のシンボル的存在。門の外側に半円の外壁が築かれているのが特徴。 |
宗廟 【世界文化遺産】: 李氏朝鮮の王と王族を祀る廟。正殿には太祖李成桂はじめ19代の王と王妃が、永寧殿にはその他の王と王妃が祀られている。廟そのもとと宗廟儀礼が世界文化遺産に登録されている。 |
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東大門、宗廟 (20枚) |
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昌徳宮、水原華城、東九陵
昌徳宮 【世界文化遺産】: 李氏朝鮮第3代王「太宗」が1405年に離宮として建築。16世紀末の文禄・慶長の役で焼失したが、1615年に第15代王「光海君」が王宮として再建。19世紀後半、景福宮が再建されるまで、王が政務を執る正宮となる。
5つある王宮のうち、唯一世界遺産となっている。
*** 歴史ドラマ「トンイ」や「イ・サン」「宮廷女官チャングムの誓い」等の舞台でもあり、興味深いですね。 |
水原華城 【世界文化遺産】: 李朝第22代王「正祖」(イ・サン)が、悲運の死をとげた父を悼み、御陵を水原(スウォン)郊外の華山に移し、その近くに華城を築いた。城郭は美しい自然の形状を活かした作りで、当時の漢城(ソウル)よりも立派で、最新設備の備えたものだったが、遷都直前に正祖が病死し、残念ながら遷都は行われなかった。
*** こちらも「イ・サン」縁の地です。「イ・サン」のファン、必見です!

水原華城「練武台」
この下のスライドショーで水原華城も紹介しています。 |
東九陵 【世界文化遺産】: 朝鮮王朝歴代の王陵40基(世界遺産)のうち、初代王「太祖・李成桂」をはじめとする9基の東方にある陵。全て風水のよい場所に造られていて、朝鮮王朝の王陵群が完全な形で残されている。王陵はソウル近郊(18ヵ所)に集中している。 |
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昌徳宮、水原華城、東九陵 (33枚) |
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ソウルの街と文化
(漢江、光化門、汗蒸幕など)
漢江(ハンガン): ソウルの中心を流れるシンボル的大河。夕方からの漢江クルーズでは橋からの流れる虹色の噴水の下をくぐり、楽しい。 |
光化門: 景福宮の正門。1915年日本が総督府庁舎を建てる際、撤去されたが、庁舎撤去後に戻され、復元された。光化門前の世宗大路には大きな世宗の銅像があり、政府中央庁舎やアメリカ大使館など政府関連のビルが並ぶ。 |
汗蒸幕: 超高温にした石組みのドームに入って汗をかく韓国式サウナ。麻袋をかぶって入る。よもぎや薬草などの4種類のサウナの後、泥、シャボン、ジンジャー、薬草等のお風呂、垢すりエステ、オイルマッサージ、キュウリパック、が基本コース。
***麻袋をかぶらずにはいられない、息苦しくなるほどの熱い汗蒸幕に挑戦してみました。ドーム内は700~800℃ぐらいになるそうですが、本当に? 1つ終わったら、また次もサウナ、サウナ・・・。サウナ大嫌いなのに、もうほとんど罰ゲーム状態です。早く出して~! その後、垢すりおばさんがゴシゴシ全身の垢をすって、各種お風呂に入り、全身オイルマッサージと顔のキュウリパックで終了。初めはちょっと痛かったけれど、お肌ツルツルになりました。夫はオプションでカップリング(カップを背中に吸い付ける)もやってもらっていましたが、背中全体に並ぶ赤くて丸い大きな型が残って数日取れず、それこそカッコ悪い罰ゲームでした。 |
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ソウルの街と文化(14枚) |
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韓国料理
韓国料理の好きな方は多いと思いますが、私も初めてプサンに行った時、コチュジャンを知ってから家の常備調味料となり、よく食卓に登場しています。今回はおばさんが横で次から次に焼いてくれる「サムギョプサル」は写真を撮るのを忘れたのですが、鉄板を斜めにして肉を焼くと油が端にたまるのでよいことを発見しました。スープ料理やお菓子等、いくつかご紹介します。これから寒くなってくると韓国のスープは最高ですね。 |
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韓国料理 (9枚) |
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