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ベトナムの旅  

ハノイ ・ハロン湾 ・古都ホアルー ・チャンアン


ベトナム社会主義共和国の首都 ハノイ。
南のホーチミン市が商業の中心なら、ハノイは政治・文化の中心都市。
11世紀にタンロン(昇龍):現在のハノイ に首都が置かれ、1000年の歴史を持つ。
また、フランスの統治時代に建てられた洋館や教会も多く残されている。

もう少し詳しく歴史を見てみましょう。

ベトナムの歴史
●文朗国の成立
  紀元前257年頃、ベトナム北部に文朗国(ヴァン・ラングコク)が成立。
  稲作を中心とした農耕社会が形成される。
●中国の影響
  紀元前2世紀から約1000年にわたり、ベトナム北部は中国の支配を受ける。
  中国文化も入り、独自の文化を育む。
中世~近世
●フランス植民地時代
  19世紀 フランスがベトナムを植民地化
  阮朝(グエン朝)時代に多くの条約を結ぶ。
  この時期にフランスの文化、社会の影響を強く受ける。
●独立運動
  第二次世界大戦後、ホーチミンが指導する組織ベトミンが独立を目指し、活動開始。
  これにより、フランスとの間に インドシナ戦争勃発。
  ベトミン側が勝利し、フランスはベトナムから撤退するが、北緯17度線を境に北ベトナム
  と南ベトナムに分断されることになる。
ベトナム戦争
  1960~70年代、南北にわかれたベトナムで激しい戦争となる。アメリカは南ベトナムを
  支援し、世界を巻き込む戦争となる。ベトナム戦争はベトナム南北の内戦であると同時に
  東西冷戦の代理戦争としての側面も強い。
  最終的に北ベトナムが勝利。
  1976年、ベトナム社会主義共和国として統一。

現在ベトナムは経済成長を遂げながら、多様な文化が融合した活気ある国として知られている。
日本も、道路や橋を多く建設して、インフラ等の面で支援している。


下の地名をクリックしてお好きなところからもご覧になれます

ベトナム
 ハノイ
 世界遺産ハロン湾
 古都 世界遺産 ホアルー
 世界遺産チャンアン


1.ハノイ


ホーチミン廟
ベトナム建国の父、ホーチミンが眠る。
1975年9月2日の建国記念日に建立。
廟の前のバーディン広場は1945年9月2日にホーチミンが
ベトナム民主共和国の独立宣言を読み上げた場所。


市劇場 (ハノイ・オペラ・ハウス)
フランス統治時代の1911年、パリのオペラ座を模して建築された劇場。
ハノイのフランス風建築の一つ。(フレンチコロニアル建築)









線路ギリギリに店が出ている。


車だけでなく自転車やバイクがとても多い。
慣れない旅行者は道を渡るのにも勇気がいる。


アオザイを借りて線路でカシャ!


ブン・チャー
細い米麵ブンを、青パパイヤ入り牛焼肉&肉団子たっぷりのスープに
入れて、香草、ニンニクと唐辛子と一緒に食べる。後でカニ入り揚げ春
巻きも出てきた。 ちょっと甘めで、意外とあっさりした牛肉のスープ。
地元の人の勧める料理で、フォーとはまた違ってとても美味しかった。


ベトナムコーヒー。ココナッツミルクコーヒー(上)、エッグコーヒー(下)。
エッグコーヒーはカスタードの様な卵のクリームがカップに半分
ぐらい入っていて甘くてとても美味しかった。お店の人のおすすめ!

シクロ
市街地の観光で利用される。
  
2.世界遺産 ハロン湾
翌朝、ハノイからハロン湾へ
(バスでハノイから約4時間)

海辺の美しい街並み
ハロン湾 1日クルーズに出発!


まずは船内でランチビュッフェ
ハロン湾
ハロンの「ハ」=降りる、「ロン」=龍を意味する。、その昔、外敵の侵略に悩まされていたこの地に
龍の親子が降り立ち、敵を打ち破って玉宝を噴き出した。それが奇岩となり、その後も海からの
外敵の侵入を防いだと言われている。 水上人形劇にも龍が出てきましたね。
静かな海面に3000もの大小の奇岩が突き出した神秘的な風景は中国の景勝地「桂林」
にも似ていて、「海の桂林」とも呼ばれている。 1994年に世界遺産に登録された。
ハロン湾を代表する岩のひとつ「闘鶏岩」
ジェットボートに乗り換えて、高速で奇岩近くまで接近!
水しぶきを上げてくねりながら、狭い島と島の間をスピードクルーズ。ジェットコースター気分でした。

洞穴が人の横顔に見えますね。
岩の中心部にどうやって穴が空いたのでしょう?

次に手漕ぎ小舟に乗り換えて岩穴へ!! さらに近くに寄ってみましょう。
急な山を登り、頂上へ!
ここが写真等でよく観る「ハロン湾」!  疲れたけれど、最高の眺めでした。


次は洞窟の島へ

洞窟内は広い!


クルーズ船に戻り、帰路へ。


ハノイから南方へ約100km、2014年6月に登録されたベトナムで一番新しい
世界遺産 「チャンアン景観の複合体」 (古都ホアルー と チャンアン渓谷) をご紹介します。
3.古都ホアルー (世界文化遺産)
ベトナム初の独立王朝の都が置かれた古都「ホアルー」。現在は初代皇帝と2代皇帝の廟がある。
ベトナムは938年、呉権が約1000年間に及ぶ中国の支配から独立を勝ち取った。
その後ディン・ティエン・ホアンが北部ベトナムを平定し、ベトナム初の統一王朝を作り、初代皇帝となる。
986年にこの地に首都が置かれたが、24年後 1010年にはハノイに遷都される。
ベトナムの原風景とも言えるのどかな田園地帯をサイクリングで楽しみながら、ホアルーの皇帝廟へ。

門をくぐり、中にはいっていきます
初代ディン・ティエン・ホアン皇帝は、宮廷内の内乱により
長男と共に宦官に暗殺される。

その後幼い皇帝は廃位され、摂政であった
将軍レ・ダイ・ハインが第2皇帝となる。
先帝の皇后ズオンは、中国宋からの脅威がある為、すぐに
将軍レ・ダイ・ハインと結婚し、将軍レ・ダイ・ハインは皇帝に、
皇后ズオンは続けて皇后となる。

廟内では、第2皇帝の右にズオン皇后が鎮座しているが、
初代皇帝の廟の方を向いている。
息子たちの像もこの廟に納められている。

中国ドラマの如く、いろいろありそうですね。
水牛も寝そべる長閑で美しい自然の中の「古都ホアルー」

次はもう一つの名所「チャン・アン」へ
4.チャンアン渓谷 (世界自然遺産)

石灰岩の林立するチャンアン渓谷は「陸のハロン湾」とも言われる。
ハロン湾は海でしたが、今度は川でのクルーズ。
大小様々な奇岩の間を流れる渓谷を、船頭さんが漕ぐボートに乗って遊覧。
幾つもの狭い洞窟を、頭をぶつけないように身体を屈めてボートでくぐり抜けていく。スリル満点!

チャンアンに着きました。ボートが見えてきました。楽しみ!
狭い洞窟です。

また、次の洞窟へ入っていきます。

洞窟をくぐり抜けると・・・
鍾乳洞が見えます。
洞窟探検 Go!
美しい石橋が見えてきました。
私はチャンアンをオプショナルツアーで、初めて知ったのですが、ハノイから100km(車で2時間)
の所に、素晴らしい自然と歴史に触れることのできる世界遺産を知り、満喫してきました。
緑に囲まれた美しい自然の中をのんびりサイクリング、その後ボートを漕ぐのを手伝って、
個人的にはよい運動になりましたが、地元名物のヤギ肉も頂いて楽しいエクスカーションでした。
ハノイに行く方にはハロン湾だけでなく、チャンアンも是非おすすめします。

     

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