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29.南ドイツ、スイス、北イタリアの食べ物 

ドイツ、スイス、イタリア、オーストリアの4か国の国境に跨がるアルプス山麓の美しい街を訪れ、それぞれの国の伝統的な料理を頂いてきました。
地域的にはそれほど離れた場所ではないので似たような料理もあり、特徴的な料理もあり、とても興味深いものでした。ここでは「南ドイツ、スイス、北イタリアの旅」のページで取り上げたお菓子や料理等をまとめてご紹介します。

南ドイツ ガルミッシュ・パルテンキルヒェン★
   
@カルトッフェルズッペ 
ジャガイモのポタージュスープ(日本人には塩辛い。)

Aフランツィスカーナー・ヴァイスビア Franzishaner Weissbier
小麦麦芽が主原料のフルーティで爽やかな味。修道院で 造られるミュンヘンの老舗ビール。修道僧のマークで有名。)

Bシュヴァイネブラーテン 
カリフラワー&ポテト添え(バイエルンの代表的な豚肉料理。ポテトが塩辛かった。)

Cチョコレートムース ラズベリー添え
(中ボール1杯ぐらいの量で、ボリュームたっぷり。)
アルプスの山岳地帯は塩辛い味付けが多いのかと心配しましたが、この時だけで、この後は大丈夫でした。ドイツ料理は日本料理に比べると塩辛いと云われますが、日本でも東北地方は味付けが辛めと云われるように、寒冷な地域に暮らす人は寒い冬に体温を維持しようと多めに塩分を取る習慣があるのでしょう。
豚肉料理はバイエルン地方の名物ですが、シュヴァイネブラーテン schweinebratenschweine「豚」braten「焼く」という意味で、直訳すると「焼き豚」。オーブンで焼いたドイツのポピュラーな豚肉料理です。
schweine(豚)ノイシュヴァンシュタインNeuschwansteinNeuschwan白鳥stein石)のschwanに似ていますが、schwan「白鳥」。綴りは似ていますが随分違いますね。
味付けは地域や各家庭で異なりますが、郷土料理はその地域の産物や文化を知る上でもとても興味深いです。

南ドイツ フュッセン
写真:      写真:
フュッセンでの昼食
やっぱりドイツはソーセージが定番。この地方の独特の味です。
付け合せはポテトザワークラウト(キャベツの酢漬け)。
デザートはリンゴのクリーム&アイス添え。

オーストリア
オーストリアのホテルでの夕食
フランス料理の様で、盛り付けも繊細です。
@フリッターテンズッペ
この地方でポピュラーな細切りクレープの細切りが入ったコンソメスープ。

Aビールはオーストリアのポピュラーなビール(MOHREN)で飲みやすい。

Bツァンダー・フィレ・モイニーレ(カワマスのムニエル)
魚の上の泡はミルクのホイップ。

Cチョコレートムース、ホオズキ&ベリー添え。

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南ドイツ メーアスブルグ
写真:
移動販売のオリーブ店。オリーブの種類がいっぱい!

南ドイツ マイナウ島
スイス、ドイツ、オーストリアの国境のボーデン湖の島での昼食
写真:  
@プファンクーヘンズッペ
南ドイツでも定番のクレープ細切り入りコンソメスープ。オーストリアでは「フリッターテンズッペ」という名だったが、同じ料理。
A白身魚のクリーム煮
花の島「マイナウ島」らしく、飾りはエディブルフラワー とディル。付け合せはピラフ。
Bブラックチェリー&クリームソース
ブラックチェリーはドイツのケーキにもよく使われる。
マイナウ島レストラン入口の会場ではテーブルセッティングの展示会を開催中。
写真:
  写真:   写真:

スイス チューリッヒ
チューリッヒのホテルでの夕食

@生野菜のシーザーサラダ
Aウィンナ・シュニッツェル
  (仔牛肉のカツレツ)
  ジャガイモ、ニンジン、インゲン添え
  ウィーンの人気料理。
  ボリュームたっぷり。
Bブリュレのラズベリー&ホオズキ添え
  ここにもホオズキが登場。

ウィンナ・シュニッツェル(ヴィーナー・シュニッツェル)はウィーン風仔牛のヒレ肉の意。北イタリアが起源で15−6世紀頃ウィーンに伝わったと言われている。
ウィーンの名物料理だが、ドイツやスイスでも人気。

仔牛以外に、豚肉や鶏肉でも作られる。薄く叩いた肉に衣をつけ、揚げ焼きしたもの。ラズベリー等のジャムを添えることもある。

写真:

スイス チューリッヒ
写真: 写真:
チューリッヒでの昼食

「チーズフォンデュ」
白ワインで煮溶かしたチーズを、パンにからめて食べるスイスの定番料理。 パンの他に温野菜やソーセージ等も用いられる。 元は固くなったチーズやパンを美味しく食べられるように考えられた料理。
スイスを中心に、ドイツやイタリアなどアルプス山岳地方の郷土料理となっている。
材料となるチーズは、エメンタールチーズとグリュイエールチーズが一般的。


北イタリア
北イタリアでの夕食

   パスタとカジキマグロのソテー

ドイツ、スイス、イタリアが隣接している地域ですが、イタリアに入ると、今までとは違って食事もイタリア的になってきました。
イタリアは必ずと言ってよいほど、メインディッシュの前に、前菜の感覚でパスタが出てきます。
パスタだけでお腹いっぱいになってしまいますが、イタリア人はこれが当たり前なのでしょうね。
メインディッシュのカジキマグロのソテーはほとんど味がなく、オリーブ油と塩を付けて頂きました。トマトとオリーブ添え。
デザートはアイスクリームでしたが、写真を撮るのを忘れました。
写真:

北イタリア
レストランで最後の昼食
写真: ここでもやはり、メインディッシュの前にパスタが登場。
全部食べるとメインが入らなくなるので要注意!

パスタ:ラヴィオリ
メイン:鶏肉のオーブン焼きポテト添え。
デザート:チョコレート&バニラアイス

北イタリア コモ
ベルガモの名菓「ポレンタ」
写真:
メインストリート入口すぐ右の菓子店
ベルガモの菓子「ポレンタ」を発見!
早速買って食べてみました。

ヨーロッパでは、甘すぎるケーキが多い中、このお店の「ポレンタ」は、上品な甘さで、とても美味しかったです。

ベルガモではどの菓子店にもこの黄色い「ポレンタ」が売られているのを見かけます。ベルガモでお勧めのお菓子。





写真:
ベルガモの名菓「ポレンタ・エ・オゼイ」
「ポレンタ」とはトウモロコシ粉を粥状に煮た蕎麦がきの様な料理で、ヴェネツィア、北イタリアの郷土食。
昔、食糧難の時代、パンやパスタの代わりに食べられた。
「オゼイ」は野鳥のことで、料理ではポレンタの上にスズメ等のローストを乗せて食す。

菓子「ポレンタ・エ・オゼイ」はこの郷土料理「ポレンタ」の色・形に似せて作ったもので、スポンジ生地の中にチョコ味のムースの様なクリームが入っていた。料理のポレンタの上のスズメを模ったチョコ(またはマジパン)が飾られている。
イタリアらしいピザのオンパレード
下段はスパイダーマンクッキーやメレンゲ等
写真:

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