（明るい感じの銭湯）
（明るい感じの銭湯）
場所 野田阪神駅またはJR海老江駅 徒歩5分
ああ大阪城。
壁画が有名な銭湯がある、っつーことで野田阪神の龍美温泉へ。野田阪神駅、もしくはJR海老江駅から5分ほど。野田の駅前に大きな阪神のビルがある…もしかしたら阪神電鉄の本社かな？
（阪神野田駅、後ろに「阪神」と書いた大きなビルがある）
しばらく進むと海老江八坂神社、この脇に龍美温泉発見。隣に小さなタコ焼スタンドがあるっす。その隣が牛乳店なんだが、看板が赤のMEGUMILKになっているっす。雪印ショックで過去のブランドイメージを一掃するCIをやったんだな…
（海老江八坂神社）
さて龍美温泉、この周辺は長屋とか結構あるんだけど、この銭湯は立派で明るい建物っす。奥に屋号入りの煙突が見えるが、ちょっと小さいかな。下足板の鍵は大日の出。完全フロント形式、フロント前には大きめのロビー、玄関にはゲームやすべり台なんかが置いてあるっす。東京ではあまり見ない光景だが、こうやって小さい頃から同じ銭湯で見守られながら育っていく、地域一家っつー感じっすね。あと、入ったところにいきなり2003年の阪神優勝シーンのポスター。まだ間もないのに、随分早く製作したもんんだな。あちこちに阪神グッズ、阪神沿線っつーこともあって、阪神銭湯か。
サウナはプラス200円、サウナ代を払うとバスタオルの貸し出し。その他風呂グッズは充実、手ぶらでも入れるっす。ロビーには新型のマッサージ機。脱衣場天井はさほど高くない大阪的高さ、シャンデリアが下がりなかなか綺麗。ロッカーの鍵はおしどりのシリンダ、縦長ロッカーもあるっす。ロッカーの上にはTV、男女の境には真っ黒の招き猫がいるが、金色の招き猫も。真ん中にテーブル。
さて浴室へ。改装して設備を増やしたのか、なかなかの銭湯。天井は山型になっており、真ん中に湯気抜き。桶はオレンジの小型桶、緑椅子。手前に四角の島カランが一つあるんだが、ここの上に裸婦像。カランは宝マークの赤青丸型、シャワーともども湯量、湯温OKっす。島カランはハンドシャワー。
さてこの銭湯の名物…それは男女ブチ抜きの、大阪城のチップタイル絵。これはデカい大阪城だ。確かに見モノっす。大阪ならではだな。素晴らしい。（壁画）
結構いろいろあるけど、どこから入ろうかな…まずは露天か。ここの露天は2Fについており、階段を登って行くことになるが、この階段が急で結構狭い。コケないように要注意っす。上に登ると狭いながらも天井オープンの露天。薬湯槽になっており、今日は「ピリピリじっこう」の湯。要するに、少し唐辛子成分を高めたじっこうらしいっす。温度は思った通りでぬるめで40〜41度。入ると思わず「ほぉ〜っ」と声が漏れる。
続いて寝風呂へ。二人サイズのバイブラ、ステンレス枕も十分に冷却されているっす。ケツの部分が少し窪んでるのがよろしいっす。ここも薬湯で今日はピンク色の「ももの葉」湯。この寝風呂の天井がステンドグラスになっているのも凝ってるな。
続いて無料のスチームサウナへ。こっちは3,4人のサイズ、壁はピンク色。大阪のスチームって、暖色系のタイル使っているところが多いっすねえ。その隣は有料の乾式サウナ、TVもあり。小さな2段になっており、4,5人くらいのサイズっす。砂時計が二つ、温度は100度弱を指してるが、もうちょっと低い気もする。サウナの次は水風呂、この水風呂は狭くて一人しか入れそうもないが、その分冷えてて、20度を下回る温度。
後は主浴槽系、3槽になっており、上から湯が滝状に流れてくるっす。温度は43度くらいかな。一番上がデンキ風呂、「モミモミ」と「標準」の2種類あるけど、この表示、あべこべじゃないかな…もっともどうでもいいことだけど。関西なんで強めのデンキ、片方はピリピリ、片方はドックンドックンっつーリズム。その隣に腰と足の4穴の座ジェットが2機。さらに下が深風呂。なお、備長炭を沈めてあるっす。あと、この銭湯は炭酸温泉の模様。炭酸温泉の能ガキが書いてあって、「サラ湯に比べて血流が1.5倍になる…」その他書いてあるっす。ホンマかいな？しかし能ガキを信用して入った方が気色良いのは間違いないっす。
上がりはフロント前のロビーで、高級？大山牛乳、150円を賞味。その他多くのソフトドリンク、アイスにビール等も。軽食も結構いろいろあるっす。「タコ焼」とあるのは、角のタコ焼屋から取ってくるんだろうな。しっかりディップ式のアイスまで置いてあるっす。フロントのお姉様もぐーな感じ。
っつー訳で、設備といい、壁画といい、満足な銭湯、大阪に来たら、一度はこの壁画を見に来るといいっす。
（2003年11月）
