昭和浴場


(2004年1月1日、新年入浴会時に撮影)

aqua.gif (191 バイト) 場所 地下鉄東高円寺駅 徒歩5分

中野の昭和浴場にいってきたっす。中野だが最寄駅は東高円寺。中野駅からだと、大久保通りをてくてく西へ、途中南下するルートなんだけど、住宅街の中でかなりわかりずらいっす。要注意。しかしデッカイ煙突がどーんと目印。中野駅からだと徒歩15分ほど、東高円寺からだと5分くらいかな?

煙突は伝統型巨大銭湯煙突だが、正面はきれいにリフォームされていて、でーんと「昭和浴場」のライト。 ここは夜遅くまで営業している模様っす。


(各種サービス)

フロントで銭湯料金と一緒にサウナ代も払う…え?金曜日はサービスデイでサウナ15円?? こりゃびっくりと400円払って中に。ここは通常の日もサウナ100円という値段。しかし、銭湯によってこうも サウナの値段が違うとわねえ。


(屋号も立派、暖簾はオリジナルのキティ暖簾?)

手ぶらセットもやってて、こっちは300円でサウナ代込み。つまり、685円出せば完全手ぶらでサウナもOKっす。脱衣場は広め。観葉植物があっちこっちにあるのは珍しいっす。

で、なんかかっちょいい、昭和浴場オリジナルのポスターが 張ってある…おおっ!?これはプロ仕様だ。息子とか親戚とかにギョーカイ関係者がいるのか?

しかし、ここも大型銭湯っす。中に入ると、幅広の天井高い伝統銭湯建築。よく見ると風格がある。 銭湯って古いものだと築50年くらいの木造建築だったりするはずなんだけど、こういう湿気のある過酷な環境で、よく長持ちするもんすねー。

サウナの作りが面白い。普通の「取ってつけた」型のサウナは浴室内に明らかな出っ張りになっていて良くわかるのだが、 この銭湯はなんと、脱衣場側に出っ張った作りになっており、浴室の広さを損なっていない。大型銭湯ゆえ出来るワザっす。

15円のサウナ…広さはさほど広くはない。4人がいっぱいかな?しかし、ヒノキチップを置いており、ヒノキ香がしていい感じ。残念ながら水風呂はなし。サウナ出たところに立ちシャワー。

そうして、この銭湯の大きなポイントは…巨大な白富士の タイル画っす。男湯女湯両方にまたがる巨大な富士山。見事なものっす。都内でもこの富士山は最大級だろう。

両国の江戸博物館とかによると、かつて江戸時代に 「富士山信仰」なるものがあったそうだが、銭湯の富士山の絵も、これに関係あるのかな?とかちょっと思ったりするっす。 庶民の間ではえらい人気だったらしいっすねえ。

男湯女湯のしきいにも田園風景の絵がある。絵自体は外国のようだが、タッチは和風で妙な感じがする。 立ちシャワーのところにも絵があるっす。

んで、この銭湯のもう一つのポイントは天然井戸水のお湯っす。すべすべになる効果があるということ。能書きを読むと確かにありがたい気がする。たしかに優しい湯の気がする。 メイン浴槽は今日はジャスミン湯。設備はバイブラとジェットという一般的なものだが、タイル絵のある大型銭湯はぐーっす。

ただ、一つ良くないことなんだけど…片方の浴槽の温度計が 45度。熱めかと期待したがそんなに熱くない。体感で42度くらい。で、もう一方の浴槽が…なんと49度を指している! これじゃ入れんぞといいながら入ると、全然そんなことないっす。さっきの浴槽と中でつながっているので、44度っつーところ だろうか?いずれにしても45度以上では絶対ないっす。明らかに温度計の設定が悪いんだけど、ちゃんとしてほしいなあ、って入ったら一緒だけど、入る前にビビるじゃんかー。

フロント前のロビーはかなり広い。どうも店主はプロレスマニア らしく、その手のグッズがたくさん置いてある。アイスも売っているのは嬉しいっす。 巨大タイル絵といい、湯感といい、お勧めの一湯っす。


(立派な文字っすねえ)


その後、2000/05/02に突発OFFでもう一度行ってみたっす。大きい水風呂ができて、また浴槽が順番に「熱い」「ぬるい」の表示が出来たのは、なんか愛を感じるっす。っつーわけで、二つ星に昇格だ!

(看板の背後には伝統的銭湯)

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(2000年3月)