銭湯パラダイス第4回レポート(2000/6/17)

今日はまず台東区日本堤(要するに山谷なんだが)の廿世紀浴場へ。ここは見学のみ。しかしレトロな銭湯っす。男湯、女湯両方見せてもらったけど、結構違いがあるもんなのね。ここでの写真は「銭湯のすべて」にかなり掲載してあるっす。


貫禄ある洋風建築

今日もこんな服

さて、浅草に向けて南下。途中吉原を通過…「情報喫茶」っつー謎の喫茶店が並ぶ。インターネットカフェか?と思ったら、吉原のフーゾク情報の喫茶店らしい…


情報喫茶?

うまそうな天麩羅屋

ゴミ箱(だからどうした)

美術館員のT氏に解説を受けながら吉原入り。「この辺りは怖い方も沢山いるので、写真をとらないでください」だと。もっともだ。しかし、若いギャル多数含む集団が、ぞろぞろと吉原のソープ街を歩く。異様な光景っす。客引きをしている兄さん方も、思わず「ナニゴトだ?」とこっちを見ている。「この旅館は赤線時代の遊郭だったところで…」解説は続く。(-_-;

吉原を抜けて曙湯へ。ここで見学&入浴。

曙湯レポート

曙湯で ゆっくり湯に浸かり、宴会は仲見世横の「ニュー浅草」へ。店の手前に手拭い屋があるので、ここで手拭いを物色し、一本購入。河童模様の可愛いもの。 さて、宴会だ!ビールで乾杯!ここでは町田師匠との、熱い銭湯談義をずいぶんサシで行う。町田師、銭湯熱が昂じて、なんと銭湯でアルバイトもやっていたらしい。ちなみに鷹番の湯だそうっす。


曙湯前につどう人々、センターが町田師

宴会光景

宴会途中で「銭湯クイズ」タイム。「東京で最も西の銭湯は?」 瞬間(う、青梅大衆浴場に違いない。あれ、青梅公衆浴場だったけか?いや、大衆浴場だ)と心の中で叫ぶ。「八王子〜」「狛江〜」などとボケた回答が続くが、やはり正解は「青梅大衆浴場」。

「神奈川に銭湯はいくつ?」 これも瞬間(たぶん440だったか…)あっちこっちで「100」とか「1000」とかいう回答。「正解は450でした」う、10違うが、まあいい線か。非組合もあるのかな…

「東京で一番多い銭湯の名前は?」 これは瞬間(松の湯だ)と浮かぶが、こんなので慌てることはない。案の定、一番はすぐに正解が出てくる。「じゃ、二番目は?」 これも瞬間(梅の湯だ)と浮かぶ。だんだん辛抱たまらなくなるが、これも分かる人がいるだろう。少し遅れて正解が出てくる。やっぱり梅の湯。

「じゃ、三番目に多い銭湯の名前は?」 おおっ!こうなるとコアだぞ!みんなとっさに出てこない。これはたまらん、っつーことで思わず「栄湯」と回答。と、「他はいませんか〜?」ありゃー?違ってたか?こりゃ恥ずかしい、と思ってたら、「はい、栄湯が正解です」商品ゲット〜!

しかし、(一番二番はともかく、三番目を当てるのはなかなかマニアであろう)、 と内心鼻高々であった。くっくっく。

っつー具合で、銭湯宴会、相当に盛り上がったっす。2次会は喫茶店へ。浅草の喫茶店だから、まあビールは置いてあるだろう、とやっぱり置いてあったので、一人だけビールを飲む。ここでも町田師匠とサシで銭湯話。銭湯経営の内情に関する濃い話が展開される。っつーわけで充実の一日だったっす。