下北沢

初めて下北沢に来る人間はだいたい迷う。2回目も迷う。3回目慣れたと思って自信出して足を伸ばすと、ますます迷う。なぜ迷うのだろうか。過去無念のまま散っていった地縛霊のせいだろうか?たとえばヤマジュンのような。(まだ散ってないって)

歩いていると、「あ、さっき来た店」。線路をくぐるとまた線路?おかしい、さっき下に下りたはずなのに目の前に駅が・・・

理由は

しかし!道が狭くて自動車が進入してこないところが下北沢の良いところである。おかげで、徒歩で回れる小さな店がたくさん流行るのである。車文明と巨大資本は下北沢の敵だ!

というわけで、「下北沢ウォーキングのプロ」への早道

  1. まず、駅周辺を何度も回転する。南口を出たら、まず左へ。本多劇場の前を通り、第一勧銀の前を左に折れる。パチンコ屋の前を左へ。市場の中を抜けると、ピーコックと富士銀行、これが北口だ!さらに道なりに線路ぎわを進む。井の頭のホームって、こんなところにあるんだよ。そうして西口へ。踏切を渡ったら、すぐに左へ。線路の上の歩道橋で立ち止まって場所を確認しよう。藤和ハイタウンと北沢タウンホールと「ホテル レファ」 (-_-; が良く見える。歩道橋を降りたら右手にダイエーを見ながら南口到着だ!
  2. このルートを覚えたら、逆回転してみよう。バカにするなかれ、本当にちゃんと逆回転できるかな?
  3. 両回転ともに覚えたら、うずまき状に回転の大きさを徐々に大きくしてみよう!迷っても線路にあたるはず。踏切をのぞきこんで、駅が見えたらしめたものっす。

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(歩道橋の上からハイタウンをのぞむ。下は井の頭線、その下が小田急線。)

さて、より下北沢になるには?それはひたすら参加することなのだ。ボロが出ないように格好つけてるヤツより、バカでもダサくても、ひたすら愛とコミュニケーションすることが大事っす。グラサンで飲んでる芸能人を無視して、裸踊りしているバカの方が「イェ〜」となる街、それが下北沢っす。さあ、勇気を出して裸になって飛び込むのだ!(なんか違う?)

下北沢の特徴

バーが多い。あくまでもスナックでも居酒屋でもなく、バーである。しかもたいがい午前様までやってるところが多い。しかも結構安いところが多い。ザルか大食いでない限り、何軒か回っても一万円で足りるだろう。朝までつぶすなら、新宿渋谷よりもタクシーで下北きちゃった方が面白いし安上がりでないの?ちなみに、渋谷新宿ともにタクシー下北沢までで2000円弱。

フーゾクが少ない。スナックも、店の比率からいうと少ない。下北在住のおやぢはどこで遊んでいるのだろうか?

ここ最近、古着屋がむちゃくちゃ増えた。

結構うまい店が多く、値段もわりと安い。本格料理屋はたいがい12時前に閉まっちゃうけどね。

若者が多い。(若者=学生ではないよ、そこの自称常識人のちみ。)

演劇の街

下北沢は演劇の街っつーことで、たしかにソレ関係者が多いのだが、あっしはそっちの方面は詳しくないのであったっす。

公演中の演劇情報は、南口駅前のペルモ横の演劇掲示板にあるっす。

音楽の街

下北沢はロック系を中心にした音楽の街でもあるっす。ライブハウスも小さな街のわりにいっぱいあるし、音楽系バーは異様に多いっす。おそらく東京で一番。レコードショップも多いっす。なによりも「それ系」の人間が多いっす。

下北沢の将来

現在、下北沢の再開発計画がちゃくちゃくと進んでいるっす。これに関してはいろいろな思惑が混じってねえ…

行政による下北沢都市計画案に反対します

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