人口は600人。島の中心部に5つの集落をつくって暮らしている。島の暮らしは解りやすい。小さな発電所が島の中心からやや西寄りにあり島の電気をまかなっている。日用雑貨は各集落に一軒ずつある売店で売っている。島の北側に港があり石垣と1日6本の高速船と1日おきの貨物船で結ばれている。島の東にはローカル線の駅の様な空港があって1日1本だけの17人乗りの石垣行き飛行機のためだけに午前中だけ開いている。
島の大部分はさとうきび畑で、とれたさとうきびはすぐに島の西にある製糖工場で加工 される。泡盛は「泡波」という夫婦が2人だけでつくっているブランドがあって、つくら れたそばから、殆どが島の中だけで消費される。(ゆえに幻の酒と呼ばれる。)
公的施設は島の真中に公民館と小、中学校。その近くに郵便局と交番。南の海岸には星空観測タワーがある。この島からは南十字星が見えるのだ。また偏西風帯を外れているため星があまり瞬かずに観測できるという。
南の果て、という感じは意外にも少ない。たしかにここは東京から見ればさいはてだが
東南アジアから見れば北東へと数千キロに渡ってつらなる列島の入口なのだ。
よりきちんとした島の概要などはこちらのページへ