東崎(あがりざち)/95/08/06

与那国島


概略


与那国島は日本の最西端、国境の島。石垣島まで127km、台湾まで111kmと、日本より外国の方が近い島である。実際、占領下時代は台湾との密貿易で栄えたという。別名「どなん」(渡難)の名の通り今でも飛行機が休航し易いし、週に3度のフェリーは別名ゲロ船と呼ばれるほど揺れる。一説には気流や海流が台湾の影響で乱れているというが本当だろうか。

南北3.5km、東西11.5kmの細長い島菱形を2つ、一部を重ねたような形をしている。他の離島と違ってこの島は標高200m以上の山があり、いわゆる島っぽい。周りは殆ど断崖に囲まれていて浜は殆どない。そのわずかな浜のある、島の西、北、南に久部良、祖内、比川の3つの集落がある。人口1800人。独立した町であるのも他の八重山の離島と違う(他は竹富町)。


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