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ミルガウスも歴代モデルでムーブメントへの対磁気帯び策が採られていますが(詳細は後述)、これに加えてインナーケースも装備されています。

ミルガウスは、オイスターケースの内側にムーブメントを包み込む軟鉄製インナーケースを備えることで、例え磁気発生源が身近にあってもムーブメントに影響することを防いでくれる、というスタイルを採っています。このインナーケースを磁気シールドとロレックスでは呼び、二つの異なる強磁性合金パーツを組み合わせて製造しているとのこと。

ロレックス曰く「「高性能磁気遮断システム」」です。

そう、この軟鉄製インナーケースはシリコンなどと異なり強磁性体であることも知っておきたいところです。いったん磁気をインナーケースが引き受け(帯磁)、外部へと一気に受け流すという仕組みになります。強磁性体ならなんでも良いわけではなく、磁気を保持せず、すぐに通して逃せる合金であることが求められます。そのためロレックスでは厳選した合金によって、この軟鉄製磁気シールドを作り上げていると言います。

ロレックスの磁気シールド上には磁束密度を表す「B(ベクトル量)」が刻印されており、さらに裏蓋にはROLEX OYSTER MILGAUSS」とプリントされています。

うーん、特別感溢れますね!

なお、この磁気シールドによってケースに厚みが出て、ミルガウス特有の精悍な雰囲気を実現しています。そのケース厚は現行モデルで約13mmとなっており、現行サブマリーナとだいたい同程度。一方でポリッシュ部分が多いため、武骨な印象はありません。

ロレックス ミルガウス スーパーコピー 116400 完売人気☆上品

カテゴリーロレックス 時計 ミルガウス(N品)
型番116400
機械自動巻き
材質名ステンレス
タイプメンズ
文字盤色ブラック
ケースサイズ40.0mm
機能耐磁
付属品内・外箱
ギャランティー


ロレックス トゥールビヨン スーパーコピー ミルガウス カスタムウォッチ 116400-DZ

サイズ:40mm
キャリバー3131にコンポーネント
ムーブメントの振動数:3Hz
オリジナルのミルガウスはステンレススチール製ですが、ラベルノワールはこれにADLCコーティングでカラーをブラックに変更しました。時計のサイズは一切変更されていません。文字盤と針もオリジナルを使用していますが、文字盤については色が変更されロレックスの文字の下に"Label Noir"の文字が記載されています。また6時位置にはトゥールビヨンのための窓も開けられました。

なお、現行モデルでは専用ムーブメントCal.3131が搭載されています(2016年に登場したエアキングにも採用)。

このムーブメントは前述したブルーパラクロムヒゲゼンマイに加えて、常磁性のニッケル・リン合金をアンクル・ガンギ車に用いることで、いっそうの対磁気帯び策が練られました。

このように、早すぎる耐磁時計というコンセプトやその後の休眠などといった、数奇な運命を辿ってきたミルガウス。ちなみに2022年に生産終了説がそこかしこで囁かれていることから、2022年3月現在、注目度がかつてないほど高まっているのも事実です。

次項では、そんなミルガウスの歴代モデルの、価格推移を追ってみました!


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