2000年02月12日(走行24,700Km)
やむなく(笑)ブレーキパッド交換

去年の一年点検の折にRACのプロジェクトμに変更していたのですが、訳有って↓のFERODOスタンダード(\9,000安い!!)に変更しました。
純正同等品という事ですが、初期の食いつきは結構良いようです。
また、プロジェクトμには装備されていなかった残量ワーニング用の配線とバックプレートが装備されています。

一年点検から今日まで装着していたRACオーダーのプロジェクトμのストリート用のパッド(プロジェクトμから出ているものとは別物)ですが、掲示板などでは硬いけど、暖まるとソコソコ利くと書いていました。
ところが、先日の高速道路走行中の制動で微かな片効を感じ、チェックしてみるとディスクが下のように妙な減りかたとなってしまっていました。
内周は茶紫なのですが、外周は地肌色。
ちなみに、反対側は内周の部分と同じ色できれいに減っていますので、明らかに、左右でのアタリが違っています。
#ディスクに色がつくのは最近の国産パッドでは良くある事で、ディスク表面に皮膜を作り摩擦抵抗を稼ぐものだそうです。


外してみたパッドはこちら。
ちょっと判りにくいですが、ベースプレートとパッドの間に亀裂が入っています。

亀裂に−ドライバーを当てて軽く叩くと、↓のようにポロッとパッドが剥がれてしまいました。
デジカメ写真では一寸判り難いですが、切断面はグラディーション掛かった2色になっています。
どうやら、パッドが熱の為に剥離しかけていた様です。
多少の程度の差はあれ、外した4枚のパッド全てのベースプレートとパッドにおいて、同様の亀裂が全周に渡って入っていました。
#クラックも入ってますがノーマルほど酷くはありません。
このパッドはプレートに穴があって、引っかかるタイプではありませんので、剥離が進行するとベースプレートとパッドが完全に分離してしまう可能性があります。
なんとなく嫌な感じということでチェックしたのですが、早い時期に気が付いてヨカッタ!
減り具合とディスクへのアタリ面の状況、それにフィーリングから想像するとパッドの材質が硬く、かつ熱にもあまり強くないので、このような状況になったのではないかな。
ノーマルは高野豆腐みたいになって、クラックが入っていましたが、ベースプレートとの接合部はこんな状況にはなっていませんでした。
ブレーキの不具合は即事故に繋がるので、ちょっと考え物ですねぇ。


ちなみに、装着からココまでの走行距離が6-7,000Km、サーキット走行などは行っていません。
もちろん、購入元に上記パッドを持ち込んで上記状況を訴えて製造元に問い合わせ中ですが、
同じ時期にRACのプロμを購入された人は充分ご注意下さい。
#私が購入したものはストリート用のSタイプというものですが、購入後に改良版がリリースされているそうです。

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