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パソコンの数詞
▼パソコンと普通のキロは微妙に違いますが、おおよそ似ています。
パソコンの世界
2進数の世界
数学の世界
10進数の世界
1000→1024単位で換算
(HDDの公称容量をOSの
表示容量に換算した場合)
記憶容量のBytes
(メモリーなど)
用途 周波数のHz
通信速度のbpsなど
1 - 1 KB MB GB TB
1,024  K(ケイ)   k(キロ)  1,000 0.977 - - -
1,048,576 M(メガ) 1,000,000 976.6 0.954 - -
1,073,741,824 G(ギガ) 1,000,000,000 - 953.7 0.931 -
1,099,511,627,776 T(テラ) 1,000,000,000,000 - - 931.3 0.909
※パソコンでの1024は区別のためにKを大文字で書くのが普通で、発音も「ケイ」と読む場合もあります。
例えば100KB→百ケーバイトと言う人もいます。
▼ハードディスクドライブの容量を製造メーカーが表すときは1000単位で計算された数字が使われます。この方が、数字を大きく見せることができるからです。
Byte(バイト)とbit(ビット)
ただしこれでは情報量として小さすぎるので、複数のbitを合わせたByteを使います。
※1Byte=8bitsは一般的なパソコンの例で、7bits,15bits,16bitsなどもあります。
※1octedは必ず8bitsを表します。(主に通信用語で使う、octは8の意味)
海外の数詞
▼学術用語の単位表記と、英語の表記です。ただし英語の表記は英国・米国で異なります。しかも英国式は桁が増えるにつれ、異常な桁上がりをします。
大数 記号 発音 英語数詞(US) 小数 記号 発音 UK・US共通
1033 - - decillion(US) - - - -
1030 - - nonillion(US) - - - -
1027 - - octillion(US) - - - -
1024 Y ヨタ septillion(US) 10-24 y ヨクト -
1021 Z ゼタ sexillion(US) 10-21 z ゼプト -
1018 E エクサ quintillion 10-18 a アト one quintillionth
1015 P ペタ quadrillion 10-15 f フェムト one quadrillionth
1012 T テラ trillion 10-12 p ピコ one trillionth
109 G ギガ billion 10-9 n ナノ one billionth
106 M メガ million 10-6 μ マイクロ one millionth
103 k キロ thousand 10-3 m ミリ one thousandth
102 h ヘクト hundred 10-2 c センチ one hundredth
101 da デカ ten 10-1 d デシ one tenth
100
日本の漢数詞
▼我が国の数の表し方は江戸時代初期の数学者、吉田光由(よしだ みつよし)によりほぼ完成され、寛永4年(1627年)に出版された塵劫記(じんこうき)に詳しい。日本の数詞は御存知の通り、大数は完全な4桁区切りで、少数は一桁ごとに名前が付けられ、規則的にも非常に良く整備されています。
  1072 1068 1064 1060 1056 1052 1048 1044 1040
 
大数(たいすう)
(無量大数)
無量(むりょう)
不可思議(ふかしぎ) 那由化(なゆた) 阿憎砥(あぞうぎ) 恒河沙(こうがしゃ) (ごく) (さい) (せい)
1036 1032 1028 1024 1020 1016 1012 108 104 100
(かん) (こう) (じょう) 禾予*(じょ) (がい) (けい) (ちょう) (おく) (まん) 1
※無量大数を一つの単位とする文献もあるが、ここでは無量と大数は別の数詞として記述した。
※じょは正確には「禾予」を一文字で書いた字になるが、日本語Windowsでは表示できない。
※打率などで使われる時には10^-1に“割”が割り込むと思われがちだ。しかし、これは1割2分3厘=1.23割と考えなければならない。
◆恒河沙は、仏教用語でガンジス川の砂の如く多数の意。
◆那由他は、インド数量の単位で極めて大きい数の意。
◆不可思議は、言語に絶するほど無量の数の意。
◆無量は、仏教用語で空間的に限られていない無限、はかることのできない数の意。
10-1 10-2 10-3 10-4 10-5 10-6 10-7 10-8 10-9 10-10
() (りん) (もう) () (こつ) () (せん) (さ?) (じん) (あい)
10-11 10-12 10-13 10-14 10-15 10-16 10-17 10-18 10-19 10-20
(びょう) (ばく) 模糊(もこ) 逡巡(しゅんじゅん) 須臾(しゅゆ) 瞬息(しゅんそく) 弾指(だんし) 刹那(せつな) 六徳(りくとく) (きょ)
10-21 10-22 10-23              
(くう) (せい) (じょう)              

 

  【数字】  


10Base-T【テンベースティエックス】→Ethernet
100Base-TX【ヒャクベースティエックス】→Ethernet
101/104/107/106/109/112keyboard 【ヒャクジュウニキーボード】
▼IBM PC用キーボードの通称。数字はキーの数を表す。
▼日本語キーボードでは長らく106キーだったが(英語キーボードでは101)、Windows95で「Windowsキー」2つと「アプリケーションキー」1つが追加されて109(同104)、1999年現在は将来のACPIを見越して「Power」「Sleep」「Stand by」の3キーが追加された112(同107)キーボードも見ることができる。
英語 日本  
83 - 83keyキーボード(初代PC、PC/XT)ではファンクションキーが左横に縦2列で並び、カーソルや編集キーはなかった。現在の109/112キーボードにも残っているテンキー上のNumLockのOn/Offで機能が変わった。
84 - 84keyキーボード(PC/AT)ではシステムレスキューキーが追加されNumLock・CapsLock・ScrollLockのモードインジケーターが付く。短命であった。
101 106 PC/ATやPC/XTのオプションとして用意され、またPS/2以降は標準として長らく用いられていたキーボード。カーソルや編集キーがテンキーより独立し(テンキーにも機能自体は残っている)、ファンクションキーは上に4×3=12個と増え、Ctrl・Altキーが従来の左側に加えて右側にも付いた。
日本の106キーボードは101に漢字変換時に必要な「無変換」「前候補(変換・全候補)」「カタカナひらがな(ローマ字)」を新設、「~ `」が「半角/全角(漢字)」に変化し、「¥」「む」「ろ」が増え、今では逆L字のEnterキー部分に存在した1キーが減ったもので、OADGが推奨している。
Enhanced 101キーボード(IBMでの名称) あるいは Advancedキーボードとも呼ばれる。
104 109 Windows95用に「Windowsキー」2個と「アプリケーションキー」1個が追加
107 112 将来のACPIを見越して「Power」「Sleep」「Stand by」が追加、ただし現状では配置が物によってバラバラなので、個人的には普段の操作に支障のない位置に配置されている物(たとえばテンキーの真上)を選ぶ事を推奨したい。カーソルや編集キーのところに付いているタイプは誤入力の元となり(私感としては)使用感が最悪だ。
〔参考〕106キーボードを101と誤認識した場合のキーマトリクス
  ~  
`
  1  
!
2
@
3
#
4
$
5
%
6
^
7
&
8
*
9
(
0
)
-
_
=
+
       BS 
Tab   Q     W     E     R     T     Y     U     I     O     P   [
{
]
}
 En
Caps A S D F G H J K L ;
:
'
"
\
|
ter
Shift
(下段)
Z X C V B N M ,
<
.
>
  /  
?
      Shift
(下段)
Win2000でも[Alt]+[半角/全角]で漢字変換on/offする。
[Alt]+[半角/全角]の位置で仮名入力時は「ろ」が出る。
118番 [2002-11-04]
▼平成12-05-01より運用が開始された新しい緊急通報用電話番号。海上で事件・事故が起きた際に一般の電話で緊急通報するための番号。
《日本の緊急通報用電話の番号》
119 消防・救急
(大15)1926-01-20新設
(昭02)1927-10-01、119へ
(昭11)1936-01-20、救急対応
東京中央電話局京橋分局で、日本初の自動交換方式を採用に伴い火災報知112番を新設。番号案内100番(現104番)と共に3桁特番の元祖。誤ダイアルが多いため翌年には119へ。後に救急車の要請もできる応急救護電話に。
110 警察通報用電話
(昭23)1948-10-01新設
(昭29)1954年統一
GHQの勧告により8大都市に新設するも不統一(東京・横浜・川崎・福岡110、大阪・京都・神戸1110、名古屋118)で分かりにくいため、110へ統一。
118 海難緊急通報用の電話
(平12)2000-05-01新設
従来は特定の0xxx-xx-4999や0120-499950、船舶電話で110番をダイアルする必要があった。(現在、これらは廃止され、船舶電話は本来の110番に繋がる。)
▼国内の一般加入電話や公衆電話、携帯電話、簡易携帯電話(PHS)より118をダイアルすると、最寄の管区海上保安本部(全国に11ある)に、船舶電話の場合は直接、海上保安庁に繋がる。開設当日から携帯でも繋がった。
▼平成12年開始時より2年の統計で99%以上が間違い・いたずら電話(笑)
16-bit application /32-bit application (software) 【16/32ビットアプリケーションソフトウエア】
▼16ビットの処理系用として作られているアプリケーションを16ビットアプリケーション、32ビットの処理系用として作られたものを32ビットアプリケーションと呼ぶ。通常はWindows用のそれを指す。
▼Windowsでの16ビット/32ビットの差は主に下の通り
  1. レジスターの大きさ
    例えば自然数の足し算では、16ビットならば65536以上は2個のレジスターが必要となるが、32ビットならば42億あまりの計算が1つのレジスターで行える。
  2. メモリーアドレッシングの自由度
    16ビットではセグメント・オフセットの概念がプログラマーに面倒を強いるが、32ビットならば理論上はギガバイト単位のメモリー空間が制限なく使える。
  3. 環境の違い
    32ビット環境では、システムの保護機能を利用して各アプリケーションを個別のメモリー空間で動かせたり、マルチタスクがアプリケーション依存の切り替えからOSカーネルの機能となったりする。Windows95/98はバカなのであまり有効とはいえないが。
16550【イチロクゴウゴウマル】
▼PS/2以降のPC/AT互換機のシリアルポートに使われている非同期(一文字の前後にスタートビットとストップビットを挿入し、バイト単位で同期をとる方式。調歩同期、キャラクター同期とも言う。)シリアル通信を行なうためのIC、またはそれと同等機能を有する回路(レジスターレベルで互換性のあるUART)。コンピューターのパラレル信号をシリアル信号に変換して送信したり、受信したシリアル信号をパラレル信号に変換する。
▼ちなみにIBM PCでは8250搭載拡張ボード、PC/ATでは16450をオンボードで使用した。16550(16550A)は16450に16バイトの受信バッファーを備えて高速時にもデータの受け漏らしをなくす努力をしたもの。
2000年問題 →Y2K
3DNow! 【スリーディーナウ】
▼AMD-K6-2に実装された、浮動小数点演算の処理能力向上を主体としたマルチメディア向けプロセッサー技術。IntelのMMXテクノロジーを発展させる形で実装され、21の新命令セットが追加されている。
▼3DNow!の命令セットは整数演算のほかに浮動小数点演算もサポートするため、3Dグラフィックスなどのマルチメディア性能を向上させる。ただしMMXと同様にアプリケーションが3DNow!命令を使用してはじめて効果が発揮できる。
→MMX
4/8/16/24/32ビットカラー(xx-bit color
▼ディスプレイ画面の色数から見たモードの呼び方。それぞれ1つの表示点(ドット、ピクセルと呼ぶ場合も)につき色の情報量が4/8/16/24/32ビットである。
▼4/8ビットカラーではパレット表示(例えば16,777,216色中16色をあらかじめ設定=パレットに乗せて、そのパレットに登録された16色だけは自由に使える表示モード)。このような限られた色数では、頻繁に出てくる色を割り当てたり、隣り合う小さな点が混ざり合って見えるという特性を生かして、ディザ(dithering)、タイルパターンといった技法が用いられる。
▼一方、15ビット以上ではRGB(赤、緑、青)を単純に数値化するだけである。
▼32ビットカラーは内部処理的な意味合いが強く、
  1.24ビットカラーと8ビットのアルファーチャンネル(階調を持ったマスク)として使う。
  2.RGBに各10ビット割り当てた30ビットカラーとして使う。
  3.30ビットとして扱い、32ビットカラーや24ビットカラーの色空間に展開する。
  4.24ビットとして扱い、32ビットカラーに展開する。

などがある。
ビット数 色数 別称 RGB
4 16色 4ビットカラー、アナログ(昔のデジタル8色に対して) パレット
8 256色 にごろ、8ビットカラー パレット
15 32,768色 ハイカラー(主にMacintosh)
※16ビットカラーと呼ばれる場合も
5×5×5ビット
16 65,536色 ハイカラー、16ビットカラー 5×6×5ビット
※人間は緑を敏感に感じるため
24 16,777,216色 フルカラー、トゥルーカラー、24ビットカラー
※ビデオカードではpacked pixelモードと呼ぶことも
8×8×8ビット
32 - 同上 -
64-bit PCI→PCI
80系CPU【ハチマル/ハチゼロケイシーピーユー】
▼Intelが製造しているIntel8088(i8088)互換のCPU。16ビットパソコンのCPUといえばモトローラの68系(MC68000など)か、80系だった。後の80386〜486の時代に頭の80がどこかに行ってしまったことから、x86系とも呼ばれることになる。
■8086【ハチマルハチロク、等】
外部データバスも16ビットの8088。PC-9800シリーズに搭載されるなど、いまのCPUシーンの原点といえる。
■V30
NEC製のCPU。PC-9800シリーズで長らく使われていたため、日本では本家80186よりも有名。80186+若干の独自命令という構成であるため、80286以降を搭載するPC-9800シリーズでは、スイッチでV30に切り替えるという馬鹿仕様が長年続くこととなった。
■80286【ハチマルニッパチロク、等】
▼Intel80286またはi80286、略して286、i286と表記することもある。
▼1982年にIntel社が発売した16ビットCPU(中央演算装置)の事。16ビットCPUの8088(外部データバス8ビット、内部バス16ビット)および8086(外部データバスも16ビットの8088)の後継の80186のさらに後継にあたるが、世間的に80186が無名のため「8086の後継」と説明されることが多い。
▼IBM社のPC/ATに採用され、パソコン用の標準CPUとして広く普及した。80286では8086互換のリアルモードに加え、プロテクトモードと呼ばれるモードがサポートされ、プロテクトモード下では16MBまでの大容量のメモリーに直接アクセスできるようになった。
■80386【ハチマルサンハチロク、等】
■486【ヨンハチロク、等】
■Pentium Processor【ペンティアムプロセッサー、586等】
■Pentium Pro Processor【ペンティアムプロプロセッサー、P6等】
■Pentium II Processor【ペンティアムツゥプロセッサー、ペンツゥ等】
■Pentium III Processor【ペンティアムスリープロセッサー、ペンスリー等】
98 【キュウハチ】→ PC-9800シリーズ

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