今日の一言
 
2005年4月2日(土) 10:18:31
脱北した日本人妻にお目にかかる
中川正春議員の紹介で、3名の脱北者にお目にかかりました。みなさん、40年以上前に北朝鮮は地上の楽園と信じて、北朝鮮に渡った日本人妻の方々でした。向こうで余りにもひどく貧しい生活を強いられ、数年前に命からがら中国に脱出し、日本へ帰って来られました。みなさんからお話を伺い、二つの切実なご要請をいただきました。その一つは、みなさん、ご家族を北朝鮮に残しておられ、彼らの安全を希望していることでした。もし、彼らの身内に脱北者がいると知られたら、彼らの身に危険が押し寄せる可能性が極めて高いのです。そのため、当然ながら、お会いした方々は本名を名乗ってはおられませんでしたし、マスコミのカメラも慎重に配慮していました。そして、出来るならば、残された家族のみなさんも無事に日本に連れ帰りたいということです。もう一つは、日本に帰られてからの生活が困窮しているという事実です。言葉が不自由なためと、北朝鮮と日本の技術格差が大きいために、なかなか仕事が見つからないということです。私たちは、「北朝鮮人権侵害救済法案」を提出する予定ですが、この法案が可決されれば、二つの問題の解決が大きく前進すると信じています。脱北された日本人妻のみなさんも、私たちの法案に対して、非常に感謝してくださっています。どうぞ、この法案にご関心をもっていただきたいのです。自民党も安倍晋三さんなどが拉致被害者の問題には関心を持っていただいていますが、日本人妻の人権問題にはどこまで関心を寄せていただいているか見えないところがあります。政府を動かすためにはみなさんのご協力が不可欠です。よろしくお願いいたします。
 
2005年2月22日(火) 09:37:04
新憲法試案
 昨年私は1年かけて憲法私案を発表すると公約しました。その公約を「新憲法試案」(PHP研究所)として果たすことになりました。未だ議論不足のところもありますが、今後50年を視野に入れた国の姿を示していますので、是非手にとって頂きたいと思います。
 最も象徴的なのは、国の役割を極めて限定し、外交安保など国しか扱えないことに止めたことです。その結果基礎自治体(市)が権限と財源を持つこととなり、地域とそこに住む人々が自立して元気を取り戻すことになります。
 また、アジア太平洋共同体を構想して、将来共通の通貨や集団安保活動ができるようにしてあります。先日小泉首相にそのことを尋ねましたが、首相にはその覚悟はないようでした。
自衛隊を認めながら軍隊でないと言うのは、嘘つき国家を許すことです。憲法に自衛軍を保持するが、侵略戦争を否認すると明記しました。自衛軍の海外派遣は国連や国益によって国会が決めることにしました。
 天皇に関しては象徴であり元首とし、女帝を容認しています。衆参2院制を止め、1院制にする条項は国会議員の批判覚悟の上です。論争のある教育権は国ではなく国民にあるとしました。環境は権利とともに、保全の義務を課しました。投票も義務化しました。民主主義を徹底させる為です。住居の保障規定なども新しい視点と考えます。みなさんもより良い国のかたちを作る憲法論議に参加して下さい。
 
2005年1月1日(土) 00:51:33
新年明けましておめでとうございます
 台風や大地震など災害の年であった2004年が暮れ、大きな政治課題を抱えたまま新年を迎えました。皆さんは2005年の年明けをどのようにお迎えでしょうか。
 景気回復、年金や介護をはじめとする福祉、自衛隊や拉致などの外交安保、地域への権限と税源の委譲、教育、政治改革、等々将来あるべきわが国の姿を明確に描きながら、国民的コンセンサスを作り上げ、制度疲労を起こしたシステムを政治主導で確実に再構築していかなければならない問題が山積しています。
 2005年が明るい希望に満ちた日本に変革される初年になるよう、引き続きこれら諸問題の改革に微力ながら励んでまいります。皆様からのご指導ご鞭撻、またご協力ご支援を賜りますよう、心からお願い申し上げます。
本年が皆様にとって輝かしい年となりますよう、心からお祈り申し上げます。
 
2004年12月16日(木) 15:17:57
知られざる事実
イラクへの自衛隊の派遣延長問題という、極めて政治的に大きな、重い判断が、国民無視のやり方で決定されました。すなわち、国会会期中には一切明らかにせず、閉会後に開かれたイラク特別委員会にも、小泉首相は出席することなく、最後まで首相は説明責任を果たそうとしませんでした。結論の如何に関わらず、このような手法が許されては、とても民主主義の国とは言い難い状態です。サマワにはマスコミは一人も入っていません。みんな引き上げてしまっています。危ないからです。そうなると、情報源は自衛隊に限られます。自衛隊の皆さんの中にも、制服組は安全が第一ですから、危険な事実を出来るだけ発表したいと考えますが、背広組は制服組に仕事をやってもらわなければなりませんので、余り危ない事実を国民に知らせたくはありません。そこで、情報の隠蔽が行われることになります。例えば、サマワの自衛隊の宿営地近くに迫撃砲などの攻撃があったのは8回となっていますが、情報を隠し切れずに発表せざるを得なくなったのが8回ということで、実際にはもっと多かったようです。また、自動操縦のヘリコプターが宿営地付近を旋回して、危険を事前に察知をするシステムが導入されているのですが、迫撃砲を防ぐことはできませんでした。それはなぜか、内実を知っている者が私に教えてくれました。実はヘリは4機導入したのですが、その内の3機は故障しているのだそうです。1機しか動いていないのだそうです。こんな状況では、必ず近いうちにもっと深刻な事態が憂慮されます。そのとき、国民のみなさんに説明もせずに自衛隊派遣延長を決めた小泉首相の政治責任が厳しく問われることになるでしょう。
 
2004年10月25日(月) 14:18:53
新潟中越地震被害者の皆様に心からお見舞い申し上げます
この度の新潟中越地震で、不幸にもお亡くなりになられた多くの方々に、心よりお悔やみ申し上げますと共に、謹んでご冥福をお祈り申し上げます。また、被害を受けられ、不自由な生活を強いられている皆様に、心からお見舞い申し上げます。
一日も早い災害復旧のため、政治の立場から努力してまいります。
 
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