ΘΘΘ NEWSコーナー ΘΘΘ

    更新 2025年9月14日

「最近なにをしているのか?」

・・・簡単な近況報告です。

◆『宗教研究』に論文掲載
 日本宗教学会の機関誌『宗教研究』第99号第2輯〔特集:宗教研究の方法と課題〕(2025年9月刊)に、「宗教研究の新たなネットワークへの展望―認知宗教学の足場―」が掲載された。
 現在は会員限定公開だが、いずれJ-STAGEでオンライン公開になる予定。

インスタグラム2010年8月に見学したナイアガラの滝の様子をアップ
 2010年8月にトロント大学で開催されたIAHRの際に見学したナイアガラの滝を写したもの。
https://www.instagram.com/p/DOF2m29CWKJ/

インスタグラムに1995年9月のオウム真理教をめぐるシンポジウムの様子をアップ
 「オウム真理教事件と宗教研究」というタイトルで、「宗教と社会」学会の新宗教研究プロジェクト主催で行なわれたシンポジウムの様子。
 司会を務めた。
 https://www.instagram.com/p/DNw7Mu9Xsgv/

インスタグラムに2010年にカナダのメノナイトの共同体を見学したときの様子をアップ
 2010年8月にトロント大学で開催されたIAHRの際に訪問したメノナイトの共同体とアウトレットの見学
 https://www.instagram.com/p/DNpcXsDx8pk/

インスタグラムに2017年にリズボンでのヨーロッパ日本研究協会の国際会議で発表したときの様子をアップ
 2017年9月にリスボン新大学で開かれた学術会議で発表したときの様子。
https://www.instagram.com/p/DNkLm1ySaAb/

◆インスタグラムに2016年に宮崎県の天岩戸神社と高千穂神社を調査したときの様子をアップ

 2016年11月に文化庁の支援事業の一環としての一宮調査で、国学院大学大学院のゼミ生とともに天岩戸神社(宮崎県西臼杵郡高千穂町鎮座)と高千穂神社(同)を調査したが、
その時の様子をアップした。
 https://www.instagram.com/p/DNUw8kWt2Qx/

RIRCチャンネルに60本目をアップ
 8月6日に「レオ14世が第267代ローマ教皇に〜映画が描くカトリック教会と教皇〜「宗教ニュースを読み解く」No.45」をアップしました。
 https://www.youtube.com/watch?v=lWgHOB-PIHU

インスタグラムに2014年に中国の嵩山少林寺を訪問したときの様子をアップ
 
8月5日に、東京大学少林寺拳法部創立50周年記念の行事で中国の嵩山少林寺を訪問したときに撮影した様子をアップした。
少林寺での拳法練習の様子、禅宗少林音楽大典などを紹介。
 https://www.instagram.com/p/DM9v1-Wsa7o/

◆インスタグラムに1996年の国際シンポジウムでの講演を短く紹介
 7月23日に、インスタグラムに1996年に國學院大學日本文化研究所の創立40周年記念の国際シンポジウムで話したときの様子をアップした。
 https://www.instagram.com/p/DMcNVylxXAx/

◆『週刊読書人』に書評掲載

 『週刊読書人』(2025年7月18日号)に、クレア・ホワイト著『宗教認知科学入門』(藤井修平ほか訳、勁草書房)の書評が掲載されました。

◆RIRCチャンネルに59本目をアップ
 7月8日に「京都大学が沖縄県今帰仁村に遺骨移管〜現代沖縄の葬墓制〜」(「宗教ニュースを読み解く」No. 44)をアップしました。
 https://www.youtube.com/watch?v=hiYYV399l9Y

◆インスタグラムに少しずつ動画をアップ
 
5月から始めたインスタグラムに、これまでの国内外での講演、同じく調査の動画を少しずつアップしている。6月5日までに19本アップした。これまで自分がやってきたことを振り返る機会にもなり、楽しみながらやっている。
 https://www.instagram.com/njino_ue/

27回宗教文化士認定試験実施

 6月15日に第27回の宗教文化士認定試験をオンラインで実施した。
 今回は受験者が少なくて残念だった。

◆教派神道連合会130年の記念式典と講義
 6月5日に国学院大学の常磐松ホールで教派神道連合会結成130年の式典があり出席した。
 午後は同じ場所で「教派神道は何を誰に伝えるのか?―AI時代を前にして」と題する講義を70分行なった。

◆「宗教と社会」学会に参加

 5月31日、6月1日に北海道大学で開催された「宗教と社会」学会に参加した。
今回は発表はせず、もっぱら聴講。また総会では監査の結果を述べた。
前日にウポポイ(民族共生象徴空間)を見学した。

◆RIRCチャンネルに58本目をアップ
 5月29日に「世界平和統一家庭連合(統一教会)に東京地裁が解散命令〜多様な韓国の新宗教〜」(「宗教ニュースを読み解く」No. 43)をアップしました。
 https://www.youtube.com/watch?v=7nmaRm9cp_Q

◆庭野平和賞贈呈式に参加
 
5月14日に第42回庭野平和賞の贈呈式が国際文化会館で開催されたので出席しました。授賞したのはマレーシアの団体「ムサーワー」。ムサーワーとは「平等」を意味するという。
ムサーワー理事長のザイナ・アンワール氏が「平等なき正義はありえない」と題する受賞記念講演を英語で行なった。女性運動・人権運動の実行を訴えていました。

◆インスタグラム始めました

 5月はじめからインスタグラムを始めました。
https://www.instagram.com/njino_ue/

◆RIRCチャンネルにオウム真理教シンポジジウムの様子を編集した4回目をアップ
 
シンポジウム「オウム真理教問題の深層」の第4回を4月30日にユーチューブにアップしました。
https://www.youtube.com/watch?v=Y9J5oSCtUQM&t=1s

◆國學院大學研究開発推進機構の全体会議に出席

 研究開発推進機構の全体会議が4月26日に國學院大學の学術メディアセンター1階の常磐松ホールで行なわれました。
 続いて懇親会が同じく1階のカフェラウンジで開かれ、乾杯の音頭役を依頼されました。
「カミ」学に全学的に取り組むということで楽しみである。

◆RIRCチャンネルにオウム真理教シンポジジウムの様子を編集した3回目をアップ
 
シンポジウム「オウム真理教問題の深層」の第3回をユーチューブにアップしました。
  
https://www.youtube.com/watch?v=YTfXFlbUIB0

◆RIRCチャンネルにオウム真理教シンポジジウムの様子を2本アップ

 3月25日に行なわれたシンポジウム「オウム真理教問題の深層」をRIRCチャンネルとして4回に分けて編集しました。
 そのうちの第1回を4月9日に、また第2回を4月17日にユーチューブにアップしました。
 第1回
 https://t.co/H8oolrVeCn
  
 第2回
 https://www.youtube.com/watch?v=jb1l5tnE8ak

◆『認知宗教学への散策』をgoogleドライブに
 『認知宗教学への散策』のPDFを下記のGoogleドライブからダウンロードできるようにしました。
https://drive.google.com/file/d/1QuHvJL0mGLFOhVdIH25buxXyUt6bLKRg/view?usp=sharing

◆駒澤宗教学研究会に参加
 3月28日駒澤宗教学研究会に参加して5つの発表を聴いた。若い人の発表は刺激になる。

◆『認知宗教学への散策』
 『ラーク便り』に連載してきた25本のエッセイを一冊の本にまとめて『認知宗教学への散策』のタイトルで私家本として製本した。
少ししか製本しなかったので、PDF版を近くダウンロードできるようする予定。

◆RIRC主催のシンポジウム
  3月25日に「オウム真理教問題の深層」をテーマに限定公開のシンポジウムを開催した。地下鉄サリン事件30年の節目での企画であった。
40数名が参加して、4時間にわたりおこなわれた。4月中にRIRCチャンネルで編集したものを公開の予定。

◆読売新聞にインタビュー記事掲載
 3月19日付の読売新聞文化欄「地下鉄サリン30年」のコーナーに「SNS社会 当時よりよほど危うい」の見出しでインタビュー記事が掲載されました。

◆共同通信がオウム真理教関連のインタビュー記事を配信

 オウム真理教に関して1月に共同通信の記者から受けたインタビュー記事が配信され、2月末から3月下旬にかけていろいろな地方紙に記載されました。
「現代から宗教学ぶ」などの見出し。

◆RIRCチャンネルの53本目をアップしました。
 3月7日にRIRCチャンネルに次の動画をアップしました。
 「ジャカルタでモスクと大聖堂を結ぶ地下通路開通〜インドネシアにおける宗教交流〜」(「宗教ニュースを読み解く」No. 42」
https://www.youtube.com/watch?v=TgTQJPZTFVQ

◆コルモス会議にオンライン参加
 
2月28日、3月1日に、同志社大学で開催された「現代における宗教の役割研究会(コルモス)」の第71回会議にオンラインで参加した。テーマは「AI時代における宗教」

◆『神道事典』17刷に

 『神道事典』の17刷が弘文堂から送られてきた。1994年に5人で編集した初版が出て完売となり、1999年に縮刷版の初版が出た。その17刷である。
多くの人に使われていることは大変うれしい。

◆「マイナビ」にインタビュー記事掲載
 マイナビの「キャリアリサーチLab」に12月下旬に受けたインタビューの記事が掲載されました。
「グローバル化が急速に進む日本。宗教文化を理解し、異なる宗教の考えを柔軟に受け入れていくことが求められる」というタイトルです。
下記URLに記事があります。
https://career-research.mynavi.jp/column/20250203_91380/

◆宗教文化士の集い
 2月9日(日)に、「宗教文化士の集い」が伊勢神宮で開かれ、30名近くが参加しました。
伊勢神宮の関係者による細かな説明があり、有意義な一日でした。もう次の遷宮への準備に力を入れ始めているというのがよく分かりました。

◆RIRCチャンネルの52本目をアップしました。
 1月31日にRIRCチャンネルに次の動画をアップしました。
 「尹大統領の戒厳令を韓国基督教教会協議会が批判〜韓国大統領とキリスト教〜」(「宗教ニュースを読み解く」No. 41」
https://www.youtube.com/watch?v=Lr2QiSBTwrg
 
◆順天堂大学の期末試験実施
 
1月17日に順天堂大学国際教養学部の後期科目の期末試験を実施した。これで2024年度の講義は終了となった。

◆教派神道連合会の新年会に出席

 1月10日に國學院大學の若木タワー18階で開かれた教派神道連合会の新年会に出席しました。
 元気な人が多いのが印象的でした。

・・・・・・・・・・・・・・
2024年


◆RIRCチャンネルを続けて2本アップしました。
 12月23日と24日に次の動画をアップしました。
 金光教第5代教主の教葬〜新宗教における教祖の継承者〜「宗教ニュースを読み解く」No. 39

 https://t.co/fGmjAYuWjk

 
米国ルイジアナ州の公立学校で十戒の掲示を一時差し止め〜キリスト教福音派の政治的影響「宗教ニュースを読み解く」No. 40
 https://t.co/vuBMTdDX6Z

◆「宗教文化士の集い」を開催
 12月21日に國學院大學で「宗教文化士の集い」を開催し、臼杵陽氏にガザの問題とその背景について講演していただいた。懇談の場では宗教文化士の人たちからいろいろ建設的な意見を出してもらって、充実した会であった。

◆神道宗教学会で研究発表
 
12月8日、國學院大學で開催された神道宗教学会で久しぶりに研究発表をした。
 タイトルは「プロジェクションサイエンスと『見えない神』の表象」とした。
 かつては3部会くらいだったが、現在は5部会になっている。神道関連の研究が増えたのであろうか。


◆『教団刊行物デジタル事典』の公開
 宗教情報リサーチセンター(RIRC])の元研究員と現研究員と協力して準備してきた『教団刊行物デジタル事典』を、11月27日にようやくホームページに公開できた。
50点の機関誌・紙類の紹介がある。これから少しずつ増やしていく予定である。
『現代宗教オンライン動画事典』に続いて二つ目のオンライン事典である。
https://rirc.or.jp/database/?page_id=1318

◆RIRCチャンネル「宗教ニュースを読み解く」No.38をアップ
 
RIRCチャンネル「南島原市で木彫りの聖マリア観音像落成式〜日本における政教分離の境界線〜(宗教ニュースを読み解くNo. 38)」を10月2日にアップした。
 元RIRC研究員の塚田穂高・文教大学教授に日本における政教分離問題を具体的な判決事例を示しながらの解説をお願いしました。
https://www.youtube.com/watch?v=z8_uDWeQq0Q

◆東大襖クラブ70周年記念式典に出席
 東大襖クラブ70周年記念式典が東京大学構内の山上会議所で開かれた。初めて出席したが百人近くがあつまり、卒業以来の人とも会えた。
記念冊子が刊行されたが、そこに寄稿したのが下記である。
「サブクラブとメインクラブが持ちつ持たれつ」


◆RIRCチャンネル「宗教ニュースを読み解く」No.37をアップ
 RIRCチャンネル「立正佼成会大聖堂建立60周年〜仏教系新宗教と法華経〜(宗教ニュースを読み解くNo. 37)」を10月14日にアップした。
 立正佼成会中央学術研究所研究所の西康友氏に法華経における方便思想などについて説明してもらい、仏教系新宗教で法華経が重視される例が多いことについても意見をうかがった。
https://www.youtube.com/watch?v=XQb2W9787Rc


◆國學院大學のホームカミングデーで講義
 10月13日(日)は國學院大學のホームカミングデーで、特別講義を依頼されたので、「宗教文化を学んで日本を深め世界を拡げる」のテーマで1時間話した。
かつてのゼミ生も何人か聴きに来てくれた。


◆天理大学で開催された日本宗教学会学術大会
  9月13(金)〜15日(日)に天理大学で日本宗教学会第83回学術大会が開催された。今回は発表はしなかったが2日間研究発表等を聴き、時々質問もした。
 RIRC研究員の藤井修平氏が日本宗教学会賞を受賞したので、土曜日の夜に天理駅の近くの店で祝賀会を開いた。


◆RIRCチャンネル「宗教ニュースを読み解く」No.36をアップ
 RIRCチャンネル「台湾でカルマを信じる人が87%との調査報告〜多様な台湾の宗教状況〜(宗教ニュースを読み解くNo. 36)」を8月28日にアップした。
 慶応大学教授の三尾裕子氏に台湾の民間信仰について説明してもらった。タンキーの短い動画も含まれている。
https://t.co/fYH3l7c9fX

◆RIRCチャンネル「宗教ニュースを読み解く」No.35をアップ
 RIRCチャンネル「他力本願知事」の表現に浄土真宗が抗議〜仏教語の誤用と意味変容〜(宗教ニュースを読み解く」No.35)を7月26日にアップした。
 RIRC元研究員の碧海寿広に登場願った。
https://www.youtube.com/watch?v=uH81ow5maqE


◆東アジア宗教社会学会(East Asian Society for the Scientific Study of Religion)で基調講演
 
7月6日(土)に麗澤大学で開催された東アジア宗教社会学会で基調講演をした。現在は櫻井義秀氏が会長である。
タイトルは
Fragments of Confucian ethics in modern Japanese New Religions and Shinto
その後のセッションにもいくつか参加した。
夜の懇親会では乾杯の音頭を依頼された。


◆宗教文化教育推進センター運営委員会をオンライン開催
 
7月4日(木)に宗教文化教育推進センターの運営委員会がオンラインで開催された。
次年度以降の試験の回数その他について議論し、当面現在のやり方を続けることとした。


◆RIRCチャンネル「宗教ニュースを読み解く」No.34をアップ
 
RIRCチャンネル「神道修成派が教主職を新設〜教派神道の多様性〜」(宗教ニュースを読み解く」No.34)を7月1日にアップした。
荻原稔氏と今井功一氏にゲストとして登場をお願いした。


◆「宗教と社会」学会に参加
 6月15日、16日に「宗教と社会」学会の第32回学術大会が国学院大学で開催されたので出席した。研究発表4つとテーマセッションを3つ聞いた。
やはり対面でいろいろ議論できるのはいい。
 会員交流会もなごやかだった。昨年に続いて院生による短いマジックショーがよかった。


◆第25回宗教文化士認定試験
 6月9日(日)に宗教文化士認定試験がオンラインで実施された。オンラインでの試験も定着したが、油断すると思いがけない落とし穴もある。

◆池澤優氏のお通夜に
 今年3月に東大を定年退職したばかりの池澤優氏が亡くなったので、6月7日にお通夜に行った。
 昨年12月の最終講義には出席し言葉も交わせたのだが。
 闘病していたとは聞かされていたが、早過ぎるというのが実感である。


◆福島県の高校生にZoomで調査について解説
 
福島県の高校生から、宗教についてのアンケート調査をしたいので、基本的な注意点を知りたいとメールがあり、5月22日にZoomで相談に応じた。
 グループは数人で教室からの質問であった。


◆RIRCチャンネル「宗教ニュースを読み解く」No.33をアップ
 5月10日に「鶴岡八幡宮が単立神社へ〜包括宗教法人としての神社本庁〜」(「宗教ニュースを読み解く」No.33)をアップしました。動画は44本になりました。
 
https://www.youtube.com/watch?v=uYNafaV5DZw&t=11s


◆RIRCチャンネル「宗教ニュースを読み解く」No.32をアップ
 
4月30日にシノドスに2人の日本人女性参加〜世界を見渡すローマ教皇〜」(「宗教ニュースを読み解く」No.32)をアップしました。動画は43本になりました。

 https://www.youtube.com/watch?v=2hZU1XXpVCQ

◆國學院大學研究開発推進機構の全体会議
 
4月27日に國學院大學研究開発推進機構の全員連絡会が久しぶりに対面で開かれた。常磐松ホールでの会の前に別室で日本文化研究所の打ち合わせがあった。
また会に続いて、カフェラウンジ若木が丘で情報交換会があり、挨拶を依頼された。


◆『宗教表象文化事典』の編集会議
 
4月21日に神保町の丸善出版で、宗教表象文化事典の編集会議がハイブリッド形式でおこなわれた。
 なかなか編集委員の日程調整が難しく、日曜日の開催になった。


◆少林寺拳法部の5期の懇親会に出席
 
4月17日に銀座で少林寺拳法部の5期の集まりがあり、のんびりと歓談した。体調を崩して来れない人もいて、気にかかる。

◆RIRCチャンネル「宗教ニュースを読み解く」No.31をアップ
4月10日「モディ首相がアヨーディヤーのヒンドゥー教寺院落成式参列〜現代に息づくヒンドゥー教の神々〜」(「宗教ニュースを読み解く」No. 31)をアップしました。動画は41本となりました。

https://www.youtube.com/watch?v=D6gsBvsuq8c

◆駒澤宗教学研究会に出席
 
3月26日の午後、駒澤大学で開催された駒澤宗教学研究会に出席し、発表を聞きました。久しぶりの懇親会もありました。

◆RIRC開設25周年記念のミニシンポジウムのアップ
 ミニシンポジウムの第4回「「国外宗教ニュースをめぐって―その2―」です。
これで昨年12月のシンポジウムの紹介はおわりました。けっこう編集に時間がかかりました。


https://www.youtube.com/watch?v=GZ3CgN4GVWA

◆RIRC開設25周年記念のミニシンポジウムのアップ
 ミニシンポジウムの第3回「「国外宗教ニュースをめぐって―その1―」です。

https://www.youtube.com/watch?v=UcO5UQgI3uI

◆佐々木宏幹氏の通夜に
 
長くお付き合いのあった佐々木宏幹氏が2月26日にお亡くなりになり、泉岳寺で通夜があった。安らかな死顔であった。
 人を傷つけるようなことはなさらない本当にいい方であった。

◆RIRC開設25周年記念のミニシンポジウムのアップ
 
ミニシンポジウムの第2回「「国内宗教ニュースをめぐって―その2―」です。

https://www.youtube.com/watch?v=6_3ktxXvIJg&t=1s

◆昨年12月のRIRCのミニシンポジウムの様子の第1回をRIRCチャンネルに
 昨年12月2日に行なわれたRIRC開設25周年記念のミニシンポジウムの様子を4回に分けてRIRCチャンネルにアップすることになった。
 テーマは「正確な宗教ニュースをめぐって〜AI時代を見据えて〜」
下記はその第1回「国内宗教ニュースをめぐって―その1―」


https://www.youtube.com/watch?v=9_9Uz2Lo2WM&t=1s

◆RIRCチャンネル37本に
 1月15日に収録したRIRCチャ「ンネル「池田大作名誉会長死去と5期目に入った原田稔第6代会長〜創価学会の組織の変遷〜」を1月24日にユーチューブにアップした(下記URL)。
これで37本目の動画になる。昨年12月2日に開催されたRIRC設立25周年記念シンポの様子は現在編集中で4本にまとめる予定。

https://www.youtube.com/watch?v=DN2a90mfPCw

◆教派神道連合会の新年会に出席
 
1月11日に久しぶりに教派神道連合会の新年会に出席した。場所は国学院大学の若木タワー18階で、夕焼けの中に富士山がきれいに見えた。一言と言われて、少し自分の考えを述べた。やや辛目の内容になったが。

・・・・・・・・・・・・・・
2023年

◆表彰式に出席
 12月19日に京都のブライトンホテルで開かれた文化庁長官表彰式に出席しました。文化庁が京都に移転したので、初めての京都での式ということでした。
表彰名簿は下記です。87件です。宗教文化教育推進センターと宗教文化士が功績事由にあったのは嬉しいことです。
https://www.bunka.go.jp/koho_hodo_oshirase/hodohappyo/pdf/93977401_02.pdf

◆ARTEの取材
 12月18日にフランスとドイツが共同運営する文化チャンネルARTEの取材を受けました。インタビューは7時間に及びました。これだけ長いインタビューは初めてでした。

◆文化庁長官表彰

 12月12日、令和5年度文化庁長官表彰の被表彰者となりました。
式典は19日に京都の会場で開催です。

◆「宗教文化士の集い」で都内の神田神社と半蔵門ミュージアムを見学
 
12月10日、宗教文化士の集いが都内であり、神田神社と半蔵門ミュージアムを見学しました。

◆「宗教文化士の集い」で神戸の宗教施設見学

 12月3日、宗教文化士の集いが神戸であり、シーク教寺院(グル・ナーナク・ダルバール)兵庫モスク、賀川豊彦記念館を見学しました。とくにシーク教の儀礼を見れたことは貴重でした。

◆RIRC25周年記念のミニシンポジウム
 
12月2日の午後、佼成図書館の視聴覚ホールでミニシンポジウム「正確な宗教ニュースとは 〜AI時代を見据えて〜」を開催した。宗教情報リサーチセンター(RIRC)の元研究員・現研究員と関係者が集まって非公開の会議であった。40数名が参加して、国内宗教ニュースと国外宗教ニュースのそれぞれに関わる議論を行なった。とても有意義な時間を過ごせた。
 これをRIRCチャンネルにまとめるのが一仕事である。

◆第24回宗教文化士認定試験

 11月19日、第24回宗教文化士認定試験があり、26名が受験しました。

◆「イー・ウーマン」の「働く人の円卓会議」で議長役
 11月10日〜17日の1週間、久しぶりに円卓会議の議長を務めました。今回は「宗教について、家族や友人と話すことありますか?」をテーマとしました。YESが72人、NOが28人という結果でした。宗教に関係するどちらかと言うとネガティブな出来事が続く中、いろいろご意見をいただきました。下記のサイトでそのご意見とそれに対する私のコメントが見れます。

https://ewoman.jp/entaku/info/id/3728/times/4

◆毎日新聞にコメント
 11月8日付の毎日新聞に統一教会の60〜100億円の供託金の記者会見に関してコメントしたものが掲載された。


◆中央学術研究所で講演
 10月28日に中央学術研究所で「ネット時代のつながりの豊かさとあやうさ」というテーマで講演した。ハイブリッド方式であった。


◆竹内整一氏の通夜に
  少林寺拳法部の1年後輩の竹内整一氏の通夜が10月6日に調布市の斎場で行なわれた。倫理学を研究していたので、一緒にシンポジウムをやったり本を刊行したことがあった。急死ということであったので、大変驚いた。残念であった。

◆ヒジャブ問題を扱ったRIRCチャンネルの動画をアップ。
 東京外国語大学助教の後藤絵美氏にイスラムのヒジャブについて、エジプトやイランなどの調査に基づいた話を伺った。「サッカー女子W杯で初のヒジャブ着用選手〜イスラム世界の女性の装い〜「宗教ニュースを読み解く」No. 27」というタイトルで、下記URLから閲覧できる。
https://www.youtube.com/watch?v=xMc2lb_ATCM&

◆ハワイの日本宗教の歴史と現況を扱ったRIRCチャンネルの動画をアップ。
 RIRC元研究員で東洋大学教授の高橋典史さんと、ハワイにおける日本宗教の歴史と現状について、2人の調査体験をもとに話し合いました。「真如苑が25年目のハワイ灯籠流し〜ハワイの日本宗教〜「宗教ニュースを読み解く」No. 27」というタイトルで、下記URLから閲覧できる。
https://www.youtube.com/watch?v=Cl8N7xTDwbY&

◆日本宗教学会のパネルで研究発表
 9月8日〜10日に東京外国語大学で開催された第82回日本宗教学会学術大会で研究発表した。9日午後のの第一部会のパネル「AI実用化後の社会における宗教の学習と教育」で「AI時代における宗教リテラシー」という題目。


◆シーア派イランのアシュラの祭とロボットを使った宗教教育の試みを扱ったRIRCチャンネルの動画をアップ。
 岡山大学の石田准教授をゲストに迎え、「イラン各地でアシュラの行事〜シーア派イランの復古面と先進面〜「宗教ニュースを読み解く」No. 26」というタイトル。下記URLで閲覧できる。
https://www.youtube.com/watch?v=fLdIee45v-Q



◆新しい領解文をテーマにしたRIRCチャンネルの動画をアップ。
 RIRC研究員の福井さんと浄土真宗本願寺派における新しい領解文をめぐる問題について話し合いました。「新しい「領解文」に本願寺派総局が初の答弁〜浄土真宗と蓮如〜「宗教ニュースを読み解く」No. 25」というタイトルで、下記URLから閲覧できる。
https://www.youtube.com/watch?v=LjS8M1kIgpU

◆宗教2世をテーマにしたRIRCチャンネルの動画をアップ。
 RIRC研究員の道蔦さんと最近の「宗教2世」をめぐる問題について話し合った。「児童虐待の防止を目指す「スノードロップ」の設立〜信仰継承問題と「宗教2世」問題〜「宗教ニュースを読み解く」No. 24」というタイトルで、下記URLから閲覧できる。
https://www.youtube.com/watch?v=OBm9eCMKpMY&t=13s


◆現代宗教オンライン動画事典のスタート
 RIRCチャンネルの動画が30本になったので、予定通り、これを現代宗教オンライン動画事典として7月に展開した。
宗教情報リサーチセンター(RIRC)のホームページからアクセスできる。
 動画が追加されるたびにオンライン事典の方も更新される。

https://rirc.or.jp/database/?page_id=67307

◆土屋博・北海道大学名誉教授の「お別れの会」に出席
 今年2月14日に亡くなられた土屋博氏の「お別れの会」が、7月17日に早稲田奉仕園にある早稲田教会スコットホールで開かれ出席した。
 土屋氏には宗教文化教育推進センターの初代センター長をお願いし、2期6年間務めていただいた。
 司式した牧師が大学院時代の同期生だったのには驚いた。


◆駒沢宗教学研究会の例会に出席
 7月15日に駒沢大学で開かれた駒沢宗教学研究会の例会に出て、2つの発表を聞いた。「チベット仏教社会における肉食と不殺生」というミニパネルセッションでなかなか面白い事例発表であった。もっと時間があればいろいろ議論できたのにと、少し残念であった。

◆LGBTと日本の宗教界をめぐるテーマでRIRCチャンネル
 
7月6日に「尼崎えびす神社で男性カップルの神前結婚式〜LGBTと日本の宗教界〜「宗教ニュースを読み解く」No. 23」をRIRCチャネルにアップロードした。RIRC研究員の牧田さんと藤井さんに『ラーク便り』98号の小特集をもとに話してもらった。
https://www.youtube.com/watch?v=_5JRqZ9qS70&t=4s

◆「宗教と社会」学会で研究発表
 
愛知学院大学で開催された「宗教と社会」学会で6月24日に「カルト問題への認知宗教学的視点 ―アージ理論を中心に―」というテーマで研究発表した。
対面での研究発表は久しぶりであった。
 懇親会はなかったが、意見交流の場がもうけられたので、いろいろな人と話す機会があった。
 2日目の昼休みには大学の近くにあった名古屋城を見学した。

◆第23回宗教文化士認定試験
 6月18日に第23回の宗教文化士認定試験がオンラインで開かれた。Bコースの受験者が増えたのは嬉しいが、Aコースで受験できる学生の受験者がもっと増えて欲しい。

◆AFJ日本農業経営大学校で講義
 6月1日に、東京港区にあるAFJ日本農業経営大学校
で『現代に息づく日本と世界の宗教文化』というテーマで講義をしました。
150分の長丁場でしたが、充実した時間でした。

 https://jaiam.afj.or.jp/news/10263/

◆國學院大學神道文化学部の学生などを対象に宗教文化士制度について説明
 5月20日に國學院大學の学生を対象に、宗教文化士制度の説明や、受験にあたっての準備などについて話をした。
 質問もいくつか受けたが、この制度の趣旨はおおよそ理解してもらえたのではないかと感じている。

◆第40回庭野平和賞贈呈式出席
 5月11日に港区六本木の国際文化会館で開かれた第40回庭野平和賞贈呈式に出席した。受賞者のラジャゴパール・P.V.氏による記念講演がった。同氏はマハトマ・ガンジーの非暴力による平和運動の精神を継承して実践活動をしている。
 国際文化開館は何度か国際シンポジウムで使用した場所であるが、久しぶりであった。

◆RIRCチャンネルの第28回をアップロード
YouTubeのRIRCチャンネルに「宗教ニュースを読み解く」No.21を5月2日にアップロードしました。
 タイトルは「新日本宗教団体連合会 結成70周年記念事業総括式典〜新宗連の組織と活動」( 宗教ニュースを読み解くNo. 21)です。
 新宗連本部事務局の隈元正樹氏にお話をうかがいました。隈元氏は元RIRC研究員です。
 https://www.youtube.com/watch?v=TLOf9fT8SYM

◆RIRCチャンネルの第27回をアップロード
YouTubeのRIRCチャンネルに「宗教ニュースを読み解く」No.20を4月27日にアップロードしました。
 タイトルは「ベトナムで初めての宗教白書が公刊〜カオダイ教とは〜「宗教ニュースを読み解く」No. 20」です。
 カオダイ教の実態調査をしている東洋大学助教の北澤直宏氏をゲストに迎えてにお話をうかがいました。
https://youtu.be/wJtsZs2TnXk

◆駒沢宗教学研究会に参加
 3月30日に駒沢宗教学研究会が久しぶりに対面で開催されたので、参加しました。5つの大学の大学院生が修士論文に基づいた発表をしました。発表内容からはコロナの影響も感じさせられるものがありました。
 以前のように研鑽を積む場がどんどん戻ってきて欲しいものです。

◆RIRCチャンネルの第26回をアップロード
 YouTubeのRIRCチャンネルの番外編が終わり、に「宗教ニュースを読み解く」シリーズを再開しました。No.19を3月22日にアップロードしました。
 タイトルは「日本人僧侶が韓国で樹木葬の書籍刊行〜世界に広がる樹木葬〜」です。東北大学准教授・問芝志保氏と國學院大學日本文化研究所研究員・宮澤安紀氏をゲストに迎えて鼎談形式でやりました。下記で閲覧できます。
 https://www.youtube.com/watch?v=4-hnUFemTIQ&t=4s

◆共和リサーチセンターでの講演がYouTubeにアップされました。

 3月10日の講演の様子が共和リサーチセンターのチャンネルにアップされました。
下記で閲覧できます。
 https://www.youtube.com/watch?v=fwFyWfIkGlM&t

◆共和リサーチセンターで講演

 3月10日(金)に共和リサーチセンターの永田町にある会議室で「宗教と教育―グローバル化と情報化の時代に―」と題して1時間ほど講演しました。対面とZoomのハイブリッド方式でした。
司会は所長の首藤信彦氏でしたが、講演後、鳩山友紀夫氏、平岡秀夫氏などから質問を受けました。

◆「宗教文化士の集い」実施

 昨2月25日(土)、國學院大学で「宗教文化士の集い」が開かれた。コロナ問題でしばらく対面での集いができなかったが、久しぶりに対面での講演会と懇親会であった。オンラインでの参加者もいるハイブリッド形式だったので、今までで一番多くの参加者であった。講演者が櫻井義秀氏だったことも関係しているだろう。
 ハイブリッド形式はこうした企画の主流になりそうな気がする。

RIRCチャンネルの第25回をアップロード◆
 YouTubeのRIRCチャンネルに番外編「現代宗教との向かい合いからRIRCへ 〜井上順孝センター長に聞く〜」の第6回「国際宗教研究所と宗教情報リサーチセンター」を2月1日にアップロードしました。公益財団法人国際宗教研究所と宗教情報リサーチセンター(RIRC)との関りについての個人的な経緯を話しました。また認知宗教学に関心を抱いた経緯も簡単に話しました。
 これが番外編の最終回となります。昨年8月に6本を3日に分けて収録しましたが、すべて公開するのに半年近くかかりました。話していることの関連資料を整えるのがけっこう時間かかりました。RIRC研究員の方々にはそれぞれの動画の字幕や図表を細かくチェックしてもらいましたので、大変助かりました。
https://www.youtube.com/watch?v=Q7pol7Rot_g

RIRCチャンネルの第24回をアップロード◆
 YouTubeのRIRCチャンネルに番外編「現代宗教との向かい合いからRIRCへ 〜井上順孝センター長に聞く〜」の第5回「宗教教育から宗教文化教育へ」を1月20日にアップロードしました。
 1990年に國學院大學日本文化研究所で開始し、12年間続けた宗教教育プロジェクトを足場に、宗教文化教育へと展開した過程を説明しました。
 宗教文化教育推進センター(CERC)の目指すところについても言及しています。
https://www.youtube.com/watch?v=5nYYg0drtek

RIRCチャンネルの第23回をアップロード◆
 YouTubeのRIRCチャンネルに番外編「現代宗教との向かい合いからRIRCへ 〜井上順孝センター長に聞く〜」の第4回「『新宗教事典』と『神道事典』の編集」を1月11日にアップロードしました。
 1990年に刊行した『新宗教事典』と1994年に刊行した『神道事典』をはじめ、1980年代後半から2000年代にかけて関わった事典編集の経緯や目的などについて話しました。
 https://www.youtube.com/watch?v=prHqhYENYhU&t

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
2022年

◆ウェビナー「宗教とジェンダーの最前線」でコメンテータ
 12月24日にZoomのウェビナーで開催された「宗教とジェンダーの最前線」(主催・国際日本文化研究センター、後援・南山宗教文化研究所)でコメンテータを務めました。福島栄寿氏(大谷大学教授)と猪瀬優理氏(龍谷大学・教授)の発題に対し、コメントしました。

◆毎日新聞の宗教法人に対する調査結果へのコメント
 12月22日付の毎日新聞に同社が実施した宗教法人に対するアンケート調査の結果についてコメントしました。統一教会の高額献金問題に起因して成立した被害者救済法に関係するアンケート調査で、23法人が回答している。

RIRCチャンネルの第22回をアップロード◆
 YouTubeのRIRCチャンネルに番外編「現代宗教との向かい合いからRIRCへ 〜井上順孝センター長に聞く〜」の第3回「ハワイとカリフォルニアでの日系人宗教調査」を12月21日にアップロードしました。
 https://www.youtube.com/watch?v=hvS-Cbh5XRs

◆神道文化学部設立20周年記念式典
 国学院大学神道文化学部が2002年に設置され、20周年に当たるので国学院大学の院友会いて成立sたしてするの館で記念式典があった。2002年に日本文化研究所から6人の教員が移籍して新学部ができたわけだが、そのうち5人はすでに退職した。

◆第22回宗教文化士認定試験実施
 11月20日に第22回宗教文化士認定試験が実施されました。受験者は25名でしたが、オンライン方式も定着し、社会人の受験者も増加傾向です。

RIRCチャンネルの第21回をアップロード◆
 YouTubeのRIRCチャンネルに番外編「現代宗教との向かい合いからRIRCへ 〜井上順孝センター長に聞く〜」の第2回「宗教社会学研究会から「宗教と社会」学会へ」を11月17日にアップロードしました。
 https://www.youtube.com/watch?v=Dg9p5FDToDM

◆毎日新聞にコメント掲載
 通称・統一教会に対する文化庁の質問権行使に関するコメントが10月26日付の毎日新聞に掲載されました。

RIRCチャンネルの第20回をアップロード◆
 YouTubeのRIRCチャンネルに番外編として「現代宗教との向かい合いからRIRCへ 〜井上順孝センター長に聞く〜(第1回宗教家の多かった東京大学宗教学研究室)」を10月24日にアップロードしました。
 番外編は全6回の予定です。
 RIRC研究員の田中浩喜氏の発案で企画されたものです。
https://www.youtube.com/watch?v=xEilzaKTlmY&t=6s

◆順天堂大学での講義開始
 順天堂大学国際教養学部での講義「世界の宗教問題」が10月7日から始まりました。
 最近の情況を鑑みて、カルト問題にも最初に少し触れておきました。
 講義が終わった時、学生さんたちから拍手が起こったので、少しびっくりしました。年度の最終講義だとたまに拍手が起こることがありましたが、最初の授業からというのは、最近は記憶がないので、今年は大学での雰囲気が違ってきたのか、少し不思議でした。

◆RIRCチャンネルの第19回をアップロード◆
 YouTubeのRIRCチャンネルに「宗教ニュースを読み解く」No.18を10月4日にアップロードしました。
 タイトルは「動画や講義でカルト団体の予防啓発に取り組む大阪大学〜宗教リテラシーと宗教文化教育〜」です。
 筑波大学名誉教授の山中弘氏と國學院大學教授の平藤喜久子氏のお二人をゲストに迎えて、宗教リテラシーや宗教文化教育推進センターのことなどを話し合いました。
https://www.youtube.com/watch?v=7-8sKFuFNjE&t=12s

◆RIRCチャンネルの第18回をアップロード◆
 YouTubeのRIRCチャンネルに「宗教ニュースを読み解く」No.17を9月22日にアップロードしました。
 タイトルは「消費者庁「霊感商法等の悪質商法への対策検討会」を開催〜「反セクト法」と信教の自由〜」です。
 RIRC研究員の田中浩喜さんにフランスのいわゆる反セクト法の制定とそこで論じられた問題について解説してもらいました。
 この動画のアップロードの直前、通称統一教会が記者会見を開き、顧問弁護士が反セクト法の批判をしていました。
https://www.youtube.com/watch?v=NFw22Uz_b4I

◆日本宗教学会で研究発表
 2022年9月9日(金)〜11日(日)に、日本宗教学会第81回学術大会(開催校・愛知学院大学)が開かれた。10日午前に「宗教社会学・宗教心理学から認知宗教学への連接」というテーマでオンラインの個人発表をした。また自分を含めて4人分の発表について司会をした。

◆「イー・ウーマン」の「働く人の円卓会議」で議長役
 9月2日〜9日の1週間、久しぶりに円卓会議の議長を務めました。今回は「カルト問題。身近に感じますか?」がテーマでした。YESが55人、NOが44人という結果で、いろいろご意見をいただきました。下記のサイトでそのご意見とそれに対する私のコメントが見れます。
https://t.co/P8gzurYgqx

RIRCチャンネルの番外編収録
 RIRCチャンネルの番外編を8月上旬に収録し、編集作業に入っている。「宗教ニュースを読み解く」シリーズとは別に、ちょっと角度を変えた内容で計6本になる予定だが、編集はかなり時間がかかりそうである。

◆RIRCチャンネルの第17回をアップロード◆
 YouTubeのRIRCチャンネルに「宗教ニュースを読み解く」No.16を7月26日にアップロードしました。
 タイトルは「全国霊感商法対策弁護士連絡会が「統一教会」の高額献金問題で記者会見〜カルト問題とは〜」です。
 統一教会の霊感商法問題に長年取り組んでいる北海道大学の櫻井義秀教授とカルト問題について話し合いました。
https://www.youtube.com/watch?v=p3TXPxNkZGE&t=8s

◆東京理科大学オープンカレッジで講義
 7月22日に東京理科大学オープンカレッジで講義をした。テーマは「現代世界の宗教文化について―日本人には理解しづらい宗教文化の常識を学ぶ―」
 今回もZoomだったが、受講生の顔が一切見えないというのは、講義の実感が乏しくなる。きちんとした質問をした受講生がいたので、少し救われた気持ちになったが。

◆RIRCチャンネルの第16回をアップロード◆
 YouTubeのRIRCチャンネルに「宗教ニュースを読み解く」No.15を7月15日にアップロードしました。
 タイトルは「神仏〈酒合〉でコロナ退散〜神仏習合の現在〜」です。
 國學院大學助教で神社の神職でもある鈴木聡子氏をゲストに、また元RIRC研究員で僧侶でもある小高絢子氏を交えて神仏習合の現在について鼎談しました。
お二人には神仏習合の身近な例をいろいろと話してもらいました。
https://www.youtube.com/watch?v=nkNUG9AkR-8&t=105s

◆弘文堂スクエアに「宗教文化の網の目」に第24回(最終回)を掲載
「弘文堂スクエア」に連載している「宗教文化の網の目」の第24回「常に変わる環境へのサ−チライトがつながりを照らす」が、7月13日に下記サイトにアップロードされました。2年間連載を続けてきましたが、これが最終回となります。
 https://syukyobunka.hatenablog.com/entry/2022/07/13 

◆国際宗教研究所の顧問会でRIRCチャンネルの紹介その他
 6月30日に開かれた公益財団法人国際宗教研究所の顧問会で、宗教情報リサーチセンターの1年間の活動を紹介した。今回はRIRCチャンネルの紹介を加えた。また次年度の事業に関連して、宗教情報リサーチセンター設立10周年記念シンポジウムのビデオを短く紹介した。

◆信濃毎日新聞「松本サリン事件28年 現代に問うものは」のコーナーにコメント
 6月27日付の信濃毎日新聞にオウム真理教事件に関するコメントが掲載されました。「避ける判断力養う教育を」という見出しになっていました。取材はZoomで行なわれました。
下記に書き出し部分だけ掲載してある。
https://www.shinmai.co.jp/news/article/CNTS2022062700310

◆RIRCチャンネルの第15回をアップロード◆
 YouTubeのRIRCチャンネルに「宗教ニュースを読み解く」No.14を6月22日にアップロードしました。
 タイトルは「日本聖公会で初めての女性主教〜英国国教会と日本聖公会〜」です。
 淑徳大学教授で、同大学元学長の磯岡哲也氏に英国国教会と日本聖公会について解説してもらいました。
  https://www.youtube.com/watch?v=KafDDPc6caw&t=26s

◆RIRCチャンネルの第14回をアップロード
 YouTubeのRIRCチャンネルに「宗教ニュースを読み解く」No.13を6月10日にアップロードしました。
 タイトルは「ネット布教の制限強化と「宗教の中国化」〜現代中国における宗教状況〜」です。
 中国での調査経験のあるRIRC元研究員の小林宏至・山口大学准教授に現代中国の宗教状況について説明してもらいました。
https://www.youtube.com/watch?v=dvKP8YwtjfY&t=2s

◆弘文堂スクエアに「宗教文化の網の目」に第23回を掲載
「弘文堂スクエア」に連載している「宗教文化の網の目」の第23回「進化する情報ツールで宗教の激しい変容を追いかける」が、6月8日に下記サイトにアップロードされました。RIRCチャンネルの開設に至った背景などにも触れました。
https://syukyobunka.hatenablog.com/entry/2022/06/08

◆「宗教と社会」学会の30 周年特別企画の1つ「カルト問題」でコメンテータ
 6月5日(日)オンライン開催された「宗教と社会」学会第30回大会の30周年特別企画の1つ「カルト問題」で櫻井義秀氏の発表に対するコメントを行なった。
 第1回学術大会を1993年に明治大学で開催し、シンポジウムの司会をしたことを思い出す。

◆RIRCチャンネルの第13回をアップロード
 YouTubeのRIRCチャンネルに「宗教ニュースを読み解く」No.12を6月1日にアップロードしました。
 タイトルは「葬儀社を対象とした調査で僧侶に厳しい意見〜弱まった檀家意識〜」です。RIRC研究員の東島さん、福井さんとの鼎談形式になりました。
 檀家意識の希薄化とその背景、今後などについて話し合いました。
https://www.youtube.com/watch?v=rBRYogamCEw

◆「弘文堂スクエア」に第22回を掲載
 連載ブログ「宗教文化の網の目」の第22回「宗教文化の知識で『予測する心』の弱点を補うには」が5月11日に下記サイトにアップロードされました。ヤコブ・ホーヴィの議論を柱に、宗教問題における確証バイアス、予測誤差などのテーマをいろいろと試論的に扱いました。
https://syukyobunka.hatenablog.com/entry/2022/05/11

◆RIRCチャンネルの第12回をアップロード
 YouTubeのRIRCチャンネルに「宗教ニュースを読み解く」No.11を4月28日にアップロードしました。
 タイトルは「ロシアのウクライナ侵攻を憂慮するキリスト教指導者たち〜オーソドクスと国家のつながり〜」です。
 元RIRC研究員で清泉女子大学准教授の井上まどか氏にロシア正教会とウクライナ正教会の関係などについて説明してもらいました。現在ウクライナで起こっていることにはロシアとウクライナの宗教問題も関係しています。それを俯瞰する基本的知識が得られると思います。
https://www.youtube.com/watch?v=pt2eFwZHQGY&t=20s

◆「弘文堂スクエア」に第21回を掲載
 連載ブログ「宗教文化の網の目」の第21回「『脳のモザイク』説は宗教界のジェンダー論議にどう波及する?」が、4月13日に下記サイトにアップロードされました。ジェンダーをめぐる問題についての社会的、文化的バイアスの根深さに関連して「脳のモザイク」説を紹介しています。
https://syukyobunka.hatenablog.com/entry/2022/04/13

◆RIRCチャンネルの第11回をアップロード
 YouTubeのRIRCチャンネルに「宗教ニュースを読み解く」No.10を4月11日にアップロードしました。
 タイトルは「戒律を守り北京パラリンピックの競技に欠場したイスラエル選手〜ユダヤ教超正統派と安息日」です。
 東京大学大学院博士課程でユダヤ教を研究テーマにしている犬塚悠太さんをゲストに迎え、ユダヤ教の安息日と超正統派についていろいろ聞きました。興味深い内容になっていると思います。
https://www.youtube.com/watch?v=gZ2_pg-LeMQ&t=1s

◆認知宗教学に関する論文の刊行
 
櫻井義秀・平藤喜久子編『現代社会を宗教文化で読み解く』(ミネルヴァ書房、2022年)の第10章に「宗教文化をどう捉えなおすか―認知宗教学」が収録されています。
認知宗教学の展望について述べてあります。 

◆RIRCチャンネルの第10回をアップロード
 YouTubeの「RIRCチャンネル」に「宗教ニュースを読み解く」No.9を4月4日にアップロードしました。
 タイトルは「東南アジアのおでん人気に着目しハラール認証取得〜ハラールとハラームの基礎知識〜」です。チュニジアへの留学経験のある牟禮拓朗・RIRC研究員に語ってもらいました。
https://www.youtube.com/watch?v=DKsW3J7rHoE&t=1s

◆RIRCチャンネルの第9回をアップロード
 YouTubeの「RIRCチャンネル」に「宗教ニュースを読み解く」No.8を3月22日にアップロードしました。
 タイトルは「コロナ禍の中、百日間の大荒行達成〜仏教や修験道における現代日本の荒行〜」です。元RIRC研究員で現在は北海道大学准教授の天田顕徳さんにみずからの山岳修験体験を踏まえて日本の仏教宗派や修験道における苦行・荒行の内容や目指すところなどについていろいろ質問し、語ってもらいました。
https://www.youtube.com/watch?v=P5OICISoM7o

◆RIRCチャンネルの第8回をアップロード
 YouTubeの「RIRCチャンネル」に「宗教ニュースを読み解く」No.7を3月18日にアップロードしました。
 タイトルは「ウクライナ出身の女性神職、SNSに平和メッセージ 〜女性神職と巫女との違い〜」です。RIRC研究員で神職の資格をもっている牧田小有玲さんに、女性神職と巫女の違い、戦後の女性神職の増加についてなど語ってもらいました 。
https://www.youtube.com/watch?v=f3B6F_zBbEc&t=27s

◆「弘文堂スクエア」に第20回を掲載
 連載ブログ「宗教文化の網の目」の第20回「「日常」は「科学」より「宗教」に近いかもしれない」が、3月9日に弘文堂スクエアにアップロードされました。
 下記がそのサイトです。ドナルド・ホフマンのFBT定理(「適応は真実に勝る」とする定理)などに触れながら、恐怖の問題を焦点にしながら、宗教と科学と日常の関係について私見を述べました。
https://syukyobunka.hatenablog.com/entry/2022/03/09

◆RIRCチャンネルの第7回をアップロード
 YouTubeの「RIRCチャンネル」に「宗教ニュースを読み解く」No.6を2月28日にアップロードしました。
 タイトルは「2020年には宗教法人数が減少 〜宗教法人についての基礎知識〜」です。宗教情報リサーチセンター元研究員で、現在文化庁宗務課専門職の大澤広嗣さんとの対談形式です。
 月2本ほどアップロードしているペースですが、10本になるまではこのペースを保とうと考えています。
https://www.youtube.com/watch?v=nXBiB3KdiyI

◆RIRCチャンネルの第6回をアップロード
 YouTubeの「RIRCチャンネル」に「宗教ニュースを読み解く」No.5を2月16日にアップロードしました。
 タイトルは「カトリックの司教がサンタを否定 〜カトリック・プロテスタント・オーソドクスの違いはどこにある?〜」です。
宗教情報リサーチセンター元研究員の藤野陽平さんとの対談形式です。
https://www.youtube.com/watch?v=G6L_fK7Rrmk&t=8s

◆RIRCチャンネルの第5回をアップロード
 YouTubeの「RIRCチャンネル」に「宗教ニュースを読み解く」No.4を1月20日にアップロードしました。
 タイトルは「米国のピューリサーチセンターの調査結果で3割が「宗教所属なし」―日本における「無宗教」の意味を考える」です。宗教情報リサーチセンター研究員の丹羽宣子さんとの対談形式です。
https://www.youtube.com/watch?v=v56l-8ljrmE

◆RIRCチャンネルの第4回をアップロード
 YouTubeの「RIRCチャンネル」に「宗教ニュースを読み解く」No.3を1月18日にアップロードしました。
タイトルは「タイでセーラームーン仏陀のコスプレに批判―日本とタイでは仏像や僧侶に関する態度はどう違う?」で、宗教情報リサーチセンター長補佐で駒澤大学教授の矢野秀武さんと対談形式で話を進めました。
 https://www.youtube.com/watch?v=PPn-jSvdi-0&t=12s

◆「弘文堂スクエア」に第19回を掲載
 連載ブログ「宗教文化の網の目」の第19回「事前知識の影響を受けた脳の推定が道を迷わせることもある」が、1月12日に弘文堂スクエアにアップロードされました。
 下記がそのサイトです。今回まで「自由エネルギー原理」を扱い、街頭で「手相を見せて下さい」から始まる宗教の勧誘に焦点をあてました。
https://syukyobunka.hatenablog.com/entry/2022/01/12


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
2021年

◆RIRCチャンネルの第3回をアップロード
 「RIRCチャンネル」で宗教ニュースを読み解くの第2回を12月17日アップロードしました。タイトルは「ブラジルに高さ35mの大仏〜『仏』と『菩薩』はどう違う?」で、宗教情報リサーチセンター元研究員の小高さんと対談形式で話を進めました。
https://www.youtube.com/watch?v=U0iz_BO8rlg

◆第15回プロジェクションフォーラムで講演
 12月11日(土)に青山学院大学の鈴木宏昭教授が主催するプロジェクションサイエンスの研究会で「宗教研究とプロジェクションサイエンス」と題して講演をしました。
 ハイブリッド形式で行なわれた研究会でしたが、メンバーの方々といろいろと意見を交わすことができて、有意義でした。

◆RIRCチャンネルの第2回をアップロード
 「RIRCチャンネル」の第2回からは「宗教ニュースを読み解く」というテーマで最近の宗教ニュースの解説と関連する用語や出来事の解説を行ないます。
 ニュース解説の第1回目は藤田庄市氏に登場ねがって、26回目の坂本堤弁護士一家の慰霊のニュースを扱い、一家の殺害にオウム真理教幹部がどう関与したかを解説してもらいました。
 12月8日に「坂本堤弁護士一家―遺体発見から26年目の慰霊」というタイトルでアップロードしました。
https://www.youtube.com/watch?v=nBBTxBpLxOE&t=2s

◆「弘文堂スクエア」に第18回を掲載
 連載ブログ「宗教文化の網の目」の第18回「諸行無常なれど変化にも理(ことわり)あり」が、12月8日に弘文堂スクエアにアップロードされました。
 下記がそのサイトです。今回もカール・フリストンの「自由エネルギー原理」を扱いつつ、カルト問題に言及しました。
https://syukyobunka.hatenablog.com/entry/2021/12/08

◆RIRCチャンネルを開始
 センター長を務めている宗教情報リサーチセンターでYouTubeにRIRCチャンネルを開設しました。初回でチャンネルのできた経緯と予定している内容について説明しました。
 12月2日に「『RIRCチャンネル』は何を目指しているか」というタイトルでアップロードしました。
 下記がチャンネルのURLです。
https://www.youtube.com/channel/UCtwdr2z5rvcnNu_vXbpm7fA

◆「弘文堂スクエア」に第17回を掲載
 連載ブログ「宗教文化の網の目」の第17回「『予測する脳』はどんなとき惑わされるのか」が、11月10日に弘文堂スクエアにアップロードされました。
 下記がそのサイトです。今回はカール・フリストンの「自由エネルギー原理」というテーマに足を突っ込みました。
https://syukyobunka.hatenablog.com/entry/2021/11/10

◆「弘文堂スクエア」に第16回を掲載
 連載ブログ「宗教文化の網の目」の第16回「カルト問題の根深さと複雑さの背景」が、10月13日に弘文堂スクエアにアップロードされました。
 下記がそのサイトです。
 https://syukyobunka.hatenablog.com/entry/2021/10/13

◆『神道の近代―変貌し拡がりゆく神々』の刊行
 春秋社の編集部の人が『神道の近代―変貌し拡がりゆく神々』の見本を持ってこられた。10月中旬の発売予定だが、執筆の約束をしながら20年以上も遅れた本である。辛抱強く待っていただいたことには感謝するばかりである。
 アマゾンのサイト

◆来週から久しぶりの講義
 順天堂大学国際教養学部での講義が来週から始まる。久しぶりの90分講義なので、喉がもつかちょっと心配だ。対面とオンラインのハイブリッド形式なので、気を遣うが、昨年度もそうだったので、だいぶ慣れてきた。昨年は画面共有で失敗したことがあったが、今年は大丈夫だと思う。

◆「弘文堂スクエア」に第15回を掲載
 連載ブログ「宗教文化の網の目」の第15回「故意に乱された心の行方」が、9月9日に弘文堂スクエアにアップロードされました。
 下記がそのサイトです。
 https://syukyobunka.hatenablog.com/entry/2021/09/08

Matsuri and Religionの寄贈を受ける

 Matsuri and Religion: Complexity, Continuity, and Creativity in Japanese Festivalsというタイトルの英文の本がBrill社から贈られてきた。編者の一人であるElisabetta Porcu氏から本の推薦を頼まれたので短い文を書いた。裏表紙に載っている。

◆「弘文堂スクエア」に第14回を掲載
 連載ブログ「宗教文化の網の目」の第14回「情動・感情は宗教的信念を守る主役」が、8月11日に弘文堂スクエアにアップロードされました。
 下記がそのサイトです。
 https://syukyobunka.hatenablog.com/entry/2021/08/11

◆阪本是丸氏の追悼文を寄稿
 去る4月18日に亡くなった阪本是丸氏の追悼文を國學院大學研究開発推進機構ニュースに書かせてもらいました。
以下のサイトで読むことができます。
  https://www.kokugakuin.ac.jp/assets/uploads/2021/07/Kiko-NewsNo.29.pdf

◆「弘文堂スクエア」に第13回を掲載
 連載ブログ「宗教文化の網の目」の第13回「『宗教2世』?『カルト2世』?」が、7月14日に弘文堂スクエアにアップロードされました。
 下記がそのサイトです。
 https://syukyobunka.hatenablog.com/entry/2021/07/14

◆宗教文化士認定試験の受験資格変更
 2011年に宗教文化士認定試験が開始されたが、当初より社会人にもこの資格の門戸を開きたいと考えていたが、ようやく今年度実現した。11月の第20回認定試験からeラーニング教材を学んで受験資格を得るコースができた。どれくらい応募してくれるか分からないが、グローバル化が進行する時代にあって、より多くの人が関心をもって欲しいと考えている。
下記に具体的な説明がある。
  http://www.cerc.jp/index.html

◆宗教情報リサーチセンターで英文Twitterを開始
 現在センター長をしている宗教情報リサーチセンター(RIRC)では2018年に公式Twitterを始めたが、6がつ21日から英文Twitterを開始した。
当面は週に1〜2回程度のツイートだが、日本国内の主な宗教関連の出来事を世界に発信できればと考えている。
 https://twitter.com/RIRC_2021_E

「弘文堂スクエア」に第12回を掲載
 連載ブログ「宗教文化の網の目」の第12回「3人寄るのはクオラムセンシング?」が、6月9日に弘文堂スクエアにアップロードされました。
 下記がそのサイトです。
https://syukyobunka.hatenablog.com/entry/2021/06/09

◆かわさき市民アカデミーの講義
 5月20日川崎市にある「かわさき市民アカデミー」の人間学講座で講師を務めた。タイトルは「『あの世』は何を投射しているか―認知宗教学からの考察」。ハイブリッド形式だったので対面で聴講している人とZoomで視聴している人がいたが、質問は両方から出された。こうしたやり方に慣れた人が増えているのが分かる。

◆1年半ぶりに警察大学校で講義
 新型コロナウイルス感染症の広がりで中止となっていた警察大学校での講義が再開され、5月13日に1年半ぶりにでかけた。年に4回講義を担当してきている。毎回500人近い受講者なのだが、今回は半分ずつにして同じ講義を2回行なうという形になった。やはり対面の講義は、手ごたえが感じられていい。

「弘文堂スクエア」に第11回を掲載
 連載ブログ「宗教文化の網の目」の第11回「心のシンクロ現象」が、5月12日に弘文堂スクエアにアップロードされました。
 下記がそのサイトです。
https://syukyobunka.hatenablog.com/entry/2021/05/12

◆宗教文化士認定試験の用意と社会人向けe-learning教材の作成
 宗教文化士認定試験は昨年11月の18回試験からオンライン試験になった。6月13日に行なわれる第18回試験もオンラインなので、その準備に着手する。
 また今年11月の第20回試験からは社会人等も受験できるように、受験資格を得るためのe-learning教材の作成が進んでいて、完成間近である。非常に苦労したが、これで社会人や宗教関連の講座がない大学の学生も、受験資格を得る手立てを提供することができる。
  *試験を実施する宗教文化教育推進センターのホームページは下記
   http://www.cerc.jp/

「弘文堂スクエア」に第10回を掲載
 連載ブログ「宗教文化の網の目」の第10回「ミラーニューロンの謎の力」が、4月7日に弘文堂スクエアにアップロードされました。
 下記がそのサイトです。
https://syukyobunka.hatenablog.com/entry/2021/04/07

◆宗教情報リサーチセンターのツイートの充実
 私がセンター長をしている宗教情報リサーチセンター(RIRC)では、2018年から公式ツイッターを始めました(下記サイト)。センターからのお知らせのほか、【宗教・今日は何の日】を開室日にツイートしています。2019年からは[センター長注目の宗教ニュース]を加えました。さらに2021年からは[研究員注目の宗教ニュース]を加えました。
 2021年度からは英語での発信も考えています。
https://twitter.com/RIRC_2018

「弘文堂スクエア」に第9回を掲載
 連載ブログ「宗教文化の網の目」の第9回「形を変える網の目」が、3月10日に弘文堂スクエアにアップロードされました。
 下記がそのサイトです。
https://syukyobunka.hatenablog.com/entry/2021/03/10

「弘文堂スクエア」に第8回を掲載
 連載ブログ「宗教文化の網の目」の第8回「善と悪とがねじれるシナリオ」が、2月10日に弘文堂スクエアにアップロードされました。
 下記がそのサイトです。
https://syukyobunka.hatenablog.com/entry/2021/02/10

◆國學院大學大学院での講義が終了しました。
 國學院大學は1982年に日本文化研究所の専任講師、その後助教授、教授となり、所長も務めて2018年3月に退職となりました。2002年に神道文化学部の教授となりこれも2018年3月で退職となりました。その後大学院の講義を客員教授として3年間担当ということでしたが、本年1月19日の講義で最終回となりました。
 Zoomの授業で最終回というのは少し心残りもありましたが、院生諸氏がちょっとしたサプライズを企画してくれてうれしかったです。

「弘文堂スクエア」に第7回を掲載
 連載ブログ「宗教文化の網の目」の第7回「陰謀論に吸い寄せられる人たち」が、1月13日に弘文堂スクエアにアップロードされました。
 下記がそのサイトです。
https://syukyobunka.hatenablog.com/entry/2021/01/13

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
2020年

◆Zoom会議への参加
 12月5日は神道宗教学会、12月20日は「モノとアイデアの古代宗教世界」のシンポジウム、12月26日はコルモスの会議に参加した。シンポジウムを除いて部分的参加であったが、いずれもZoom会議の形式であった。対面形式に比べて一長一短であるが、やはり会議に参加したという記憶は乏しくなる。エピソード記憶は生まれにくくなりそうな気がする。
  会議以外の雑談の部分が失われることは意外と大きなデメリットと思われる。今年何度も経験したオンライン会議は人間の認知の特徴をあらためて考える機会になった。

◆イーウーマンの円卓会議での議長
 12月11日から始まったイーウーマンの円卓会議の議長をしています。今回のテーマは 「2021年の正月、初詣は行く予定ですか?」です。
新型コロナウイルス感染症が続く中で、初詣をどうしようと思っているかを問いかけています。
下記サイトで議論が見られます。
http://www.ewoman.jp/entaku

◆「弘文堂スクエア」に第6回を掲載
連載ブログ「宗教文化の網の目」の第6回「フェイクニュースの感染力」が、12月9日に弘文堂スクエアにアップロードされました。
https://syukyobunka.hatenablog.com/entry/2020/12/09

◆宗教専門紙「中外日報」にオウム問題で寄稿
 中外日報は「地下鉄サリン事件から25年」というテーマで10回の連載を行ないましたが、その最終回に「『現在のこと』としてのオウム事件」というタイトルで寄稿しました。
下記のサイトで読むことができます。
https://www.chugainippoh.co.jp/article/ron-kikou/ron/20201118-001.html

◆第18回宗教文化士認定試験をオンラインで実施
 新型コロナウイルス感染症の広がりで、今年6月の宗教文化士認定試験は中止となった。11月15日の実施もあやぶまれたが、オンライン試験に切り替え、無事終了した。
Zoomとgoogleフォームの併用であったが、大きなトラブルもなかった。来年以降、この方式になる予定。

◆「弘文堂スクエア」に第5回を掲載
 連載ブログ「宗教文化の網の目」の第5回「デジタル化の波の下にあるもの」が、11月11日に弘文堂スクエアにアップロードされました。
 
https://syukyobunka.hatenablog.com/entry/2020/11/11

◆東洋大学社会学部オンライン公開講座で講演

 11月20日(金)18:15から19:45まで東洋大学社会学部連続オンライン公開講演会「グローバル化時代の宗教と多文化共生」の第1回の講師として講演します。
 テーマは「グローバル化時代の宗教文化教育について」です。オンライン開催でYouTubeによるリアルタイム配信となっています。
詳細は下記にあります。
https://www.toyo.ac.jp/news/academics/faculty/soc/dscs/20201120_bunka_kouenkai/

◆東京理科大学オープンカレッジ講座担当
 東京理科大学のオープンカレッジで、11月5日18:45〜20:45に講座を担当します。タイトルは「現代世界の宗教文化について 日本人には理解しづらい宗教文化の常識を学ぶ」です。
 オンライン方式になります。
 下記のサイトで、【F14】に講座内容の紹介があり、右側に全般的な説明があります。
https://www.tus.ac.jp/today/20200902_5657_02.pdf

◆ 『ラーク便り 日本と世界の宗教ニュースを読み解く』87号に論文掲載
 宗教情報リサーチセンターで季刊が刊行している『ラーク便り』の第87号にコロナ問題を扱った論文が掲載されました。
 認知宗教学的なアプローチという副題を付けましたが、さらに検討を続けていく予定です。
遺伝的及び文化的な継承の相互作用による不可視の病原への対処―コロナ問題への認知宗教学的アプローチ―」

「弘文堂スクエア」に第4回を掲載
 連載ブログ「宗教文化の網の目」の第4回「気付かぬままに固守するもの」が、10月14日に弘文堂スクエアにアップロードされました。
https://syukyobunka.hatenablog.com/entry/2020/10/14

◆映画『聖なる犯罪者』のレビューを書きました。
 2021年1月に公開予定のポーランド映画『聖なる犯罪者』のレビューを配給会社のハークから依頼され、2,400字ほどで書きました。映画のパンフレットに記載されています。
11月20日のポーランド映画祭でも上映されるそうです。

◆『アジア遊学253 ポストコロナ時代の東アジア』に論文掲載
 『アジア遊学253 ポストコロナ時代の東アジア』(勉誠出版、2020年9月刊)に、「コロナ問題と現代宗教」が掲載されました。これは6月に行った北海道大学のオンライン・ウェビナーでの議論を踏まえたものです。

◆「弘文堂スクエア」に第3回を掲載
 連載ブログ「宗教文化の網の目」の第3回「教祖の語りと教師の語り」が、9月16日に弘文堂スクエアにアップロードされました。

https://syukyobunka.hatenablog.com/

◆「弘文堂スクエア」に第2回を掲載
 連載ブログ「宗教文化の網の目」の第2回「継承か伝染か」が、8月12日に弘文堂スクエアにアップロードされました。

https://syukyobunka.hatenablog.com/


『グローバル化時代の宗教文化教育』が刊行されました。
 下記にもお知らせしましたが、7月19日くらいから書店に並ぶようです。
グローバル化時代の宗教文化教育 (アマゾン)
グローバル化時代の宗教文化教育 (紀伊国屋書店)

◆「弘文堂スクエア」でブログ開始
 弘文堂がウェブ上に掲載している「弘文堂スクエア」で7月15日からブログの連載を始めることにしました。月に1回か2回の掲載になる予定です。
 下記がそのURLです。
https://www.koubundou.co.jp/square/

◆ウェビナーがユーチュ−ブで公開
 6月26日に行われた下記のオンライン・ウェビナーの様子がユーチューブにアップされました。
下記から視聴可能です。
https://www.youtube.com/watch?v=Qo57D5PjQTw&feature=youtu.be

◆『グローバル化時代の宗教文化教育』(弘文堂)の刊行

 7月下旬に弘文堂から『グローバル化時代の宗教文化教育』が刊行となります。30年にわたる宗教教育に関する調査・研究に自分なりのまとまりをつけたものです。とはいえ、これは次のステップへの足場でもあります。
 グローバル化時代の宗教文化教育

◆北海道大学のオンライン・ウェビナーでコメンテータをします
 6月26日16時から、北海道大学主催のオンライン・ウェビナー「ポストコロナ時代の東アジアA コロナ時代にみる東アジアの信仰の姿」が開催されます。Zoomを使ってのオンライン会議ですが、ユーチューブで閲覧できます。詳細は下記にあります。
  https://t.co/5CSSpW2Fcn?amp=1

◆「宗教と社会」学会にオンラインで参加
 
今年の「宗教と社会」学会は、オンラインで開催された。Zoomを使ってのプレゼンテーションと質疑応答であった。比較的スムーズに行われたという印象である。
  これで1993年の第1回大会より毎回出席ということになった。

◆大学院のゼミ、オンラインで開始

 國學院大學の授業は学部、大学院ともZoomを使ってのオンライン授業となった。先週からの大学院のゼミもZoomを使って行なっている。私を入れてちょうど10人なので、とくに問題はなく、パワーポイントの画面も見せられるので便利である。
 しかしやはりゼミは対面状況で得られる雰囲気というものがあり、オンラインのみになってしまうのは、味気ない。半々くらいだったらないいなと個人的には思う。

宗教情報リサーチセンター(RIRC)の会員への対応
 
RIRCの会員が来館できない状態が続いているので、5月から月曜日(休日を除く)の午後、スカイプにより調査・研究上の相談などに応じることにしました。
 対象は会員(協賛会員、個人会員)のみで、30分以内が原則です。詳細はホームページにあります。
http://www.rirc.or.jp/

◆宗教情報リサーチセンター(RIRC)の来館者対応を5月いっぱい中止
 現在私がセンター長となっている宗教情報リサーチセンターは、新型コロナウィルス問題に対処するため、4月から来館者へのサービスを中止していますが、この方針を5月末まで延長することにしました。以後については5月末の状況で判断します。
http://www.rirc.or.jp/

◆大学院の開講の遅れ
 新型コロナウイルス感染の広がりでどこの大学も授業開始を遅らせている。國學院大學も5月の連休以後に授業開始の予定だが、当面遠隔授業になるという。大学院の講義もそれに準じるが、Zoom等を使っての講義も視野に入れなくてはいけないようである。

◆第18回宗教文化士認定試験の中止
 現在私がセンター長となっている宗教文化教育推進センターでは、毎年6月と11月に宗教文化士認定試験を実施してきましたが、本年の6月21日に予定されていた第18回の認定試験は新型コロナウィルス(COVID-19)の感染が拡大している状況から、試験中止の決定をしました。11月15日の試験は実施の予定で、会場は数か所になる予定です。
http://www.cerc.jp/

◆宗教情報リサーチセンター(RIRC)の来館者対応を4月いっぱい中止
 現在私がセンター長となっている宗教情報リサーチセンターは、来館する会員への資料検索等のサービスを行っていますが、新型コロナウィルス(COVID-19)の感染が拡大している状況を考慮し、4月中は来館者へのサービスを中止することにしました。5月以降については4月末の状況で判断します。
http://www.rirc.or.jp/

◆週刊読書人に書評を書きました
 レザー・アスラン著『人類はなぜ〈神〉を生み出したのか?』の書評を「週刊読書人」の第3333号(2020年3月27日刊)に書きました。下記のサイトで読むことができます。
https://dokushojin.com/article.html?i=6819

◆イーウーマンの円卓会議の結果
 3月6日から一週間行った円卓会議の結果がでました。「慰霊・追悼式に宗教色はあった方がいいと思いますか?」という問いへのYESはわずか22%でした。
 宗教家にとってはなかなか厳しい結果になったように感じました。どんな議論があったかは下記を参照してください。

http://www.ewoman.jp/entaku/info/id/3584/times/4

イーウーマンの円卓会議での議長
 3月6日から始まったイーウーマンの円卓会議の議長をしています。今回のテーマは 「慰霊・追悼式に宗教色はあった方がいいと思いますか?」です。
下記サイトで議論が見られます。
http://www.ewoman.jp/entaku/info/id/3584/times/1


◆Abema Primeに出演
 3月4日にインターネットテレビのAbema Primeに出演しました。
「特集 宗教を創る・・・ということ!:新興宗教を興した人たち」ということでしたが、ほとんど打ち合わせもない30分ほどの意見交換でした。でもどんどん時代は変わっているなとの感じは受けました。

下記で視聴できます。
https://abema.tv/video/episode/89-66_s99_p1729


◆教団見学
 2月20日に國學院大學大学院のゼミで、東京の文京区にある金光教の教会を見学した。学部でのゼミを担当していた頃は学部生と大学院生との合同で行なっていたものである。
 月例の霊祭の様子などを見学し、その後関係者の方々との意見交換の時間を設けた。院生たちからのいろいろな質問に丁寧に答えてもらった。

◆笹川平和財団主催の国際シンポジウムに参加
 1月17日(金)に笹川平和財団主催の国際シンポジウム「暴力的過激思想と社会はどう向き合うか:パキスタン、インドネシア、オウム真理教の事例から考える」に参加し、コメンテータを務めた。またシンポジウムの前に開かれた専門者会議でも、同じくコメンテータを務めた。イスラム教が人口の大半を占めるパキスタンやインドネシアと日本の社会状況は大きく異なるが、真摯な情報交換ができた。
 参加者等は下記のサイトを参照
https://www.spf.org/seminar/list/20200117.html
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
2019年
◆嘲風会で講演
 東京大学宗教学研究室の同窓会は嘲風会と呼ばれる。講座が開かれたときの教授姉崎正治の号にちなんでいる。毎年12月下旬に会があるが、今年は12月22日(日)に開かれ、そこで「宗教研究のシナプス的発想 ― つなぐことで生まれるもの ― 」というテーマで講演をした。情報時代における共同研究の今後とか、脳認知系の研究とつないでいくことの意味とかについて話した。後輩が2人コメント役を務めてくれた。

◆名古屋学院大学で講演
 12月1日(日)に名古屋市の名古屋学院大学で講演をしてきました。タイトルは「ボーダレス化する世界と日本の宗教文化」でした。
 下記に概要があります。、
https://www.ngu.jp/news/shotaikoenkokusaibunnka191201/

◆イーウーマンの円卓会議での議長
 11月8日から始まったイーウーマンの円卓会議の議長をしました。今回のテーマは 「クリスマスと聞いて、宗教性を感じますか?」でした。
 1週間続いたウェブ会議に参加した90名のうち、YESと回答した人は32%でした。どのような意見が交換されたかは下記サイトで見れます。
 最後の回の問いかけでは、クリスマスがどんな風になったらいいと個人的に思うかについて意見を求めました。
http://www.ewoman.jp/entaku/info/id/3570/times/1

◆ソウルのソガン大学校での国際研究会議に出席
 11月4日〜5日に韓国ソウル市になるソガン(西江)大学校で開催された国際研究会議に参加し、発表してきた。会議のテーマは"Modern Religious Movement in East Asia"で、私の発表のテーマは"Appearance of Postmodern New Religions Responding to Social changes in Japan since the 1980s"であった。
 朝から夕方までびっしりと発表の続く会議であったが、議論も活発で、なかなか充実した内容であった。

◆アメリカ芸術科学アカデミーの入会式典に出席
 アメリカ芸術科学アカデミー(American Academy of Arts and Sciences)の入会式典が、歓迎会やブリーフィングを含めて10月11日から13日の日程で開催された。アカデミーの本部はハーバード大学から歩いて10分足らずのところにあり、12日午前中のリーフィングはそこで行われたが、入会式典は同日午後、ハーバード大学のサンデル・シアターで開催された。ハーバード白熱教室で有名になった講堂である。壇上で一人ひとり署名した。
 実際に参加して、いろいろな人たちの話を聞いて、アカデミーの目指しているところの輪郭が見えたような気がした。

◆イーウーマンの円卓会議での議長
 9月20日から始まったイーウーマンの円卓会議の議長をしています。今回のテーマは「訪日外国人への宗教の配慮、考えていますか?」です。
 下記がそのサイトのURLです。
http://www.ewoman.jp/entaku/info/id/3562/times/1

◆日本宗教学会で発表
 9月13日から15日まで、帝京科学大学(東京都足立区)で日本宗教学会の第78回学術大会が開催された。研究発表は14日、15日の両日であったが、私は15日に研究発表をした。タイトルは「現代における葬儀の変容に関する認知宗教学的な分析の試み」であった。少し内容を詰め込み過ぎたかなと思っていたが、やはり15分で発表するのは、難しく、後半はかなり早足になってしまった。
 ただレジュメにはポイントを書いておいたので、ある程度はそれで補えるのではと思っている。

◆熊本の銀行で研修の講師
 7月18日に、熊本市のある銀行で幹部研修の講師をした。質疑応答もかなり時間をとってあり、なかなかユニークな内容であった。リベラルアーツの重要性を認識しての企画と言う事であったので、現代における宗教についてどのような見方を養っていかなければならないかについてなど話をした。地方銀行がこのような企画を立てたことに先見性を感じたが、社会の動きに広い目で対応しようとする企業のリーダーが増えていくことは、日本の企業の基盤を強めていく上でも大事なことと思える。

◆ワークショップでの指定討論者
 6月29日午後3時から約3時間にわたり、國學院大學百周年記念館1階で、宗教文化教育推進センターと國學院大學日本文化研究所共催のワークショップ「生活の中で直面する世界の宗教文化―食・服装・忌避などへの理解」が開催されました。
 2人の講師はそれぞれ医療現場における宗教文化の問題と食のバリアフリーをテーマに話されました。私は3人の指定討論者のうちの1人として議論に加わりましたが、医療通訳が抱える問題、ハラール食品の問題など、日常生活における宗教文化の問題が議論できて、非常に有意義でした。フロアからの質問は活発でした。

◆イーウーマンの円卓会議での議長
 6月14日から始まったイーウーマンの円卓会議の議長をしています。今回のテーマは「お寺や神社で「御朱印」をもらったことがありますか?」です。
 下記がそのサイトのURLです。
http://www.ewoman.jp/entaku/info/id/3547/times/1

◆「宗教と社会」学会・学術大会に参加
 6月8日、9日に京都府立大学で「宗教と社会」学会第27回学術大会が開かれました。1993年に明治大学で開かれた第1回大会は四半世紀以上前のこととなってしまいました。
 学会設立のときの苦労は遠い昔の話です。
 さて、今回はテーマセッション「宗教をめぐる調査・研究の倫理―現代的課題にどう向き合うか―」のコメンテータを担当しました。当日議論されたようなことは、起こって欲しくないのですが、現実にはあちこちで起こっています。リスク管理の意味からもいろいろ重要な事例が示されたと感じます。

◆RIRC20周年記念誌のデジタル版刊行
 本年3月に刊行した宗教情報リサーチセンター(RIRC)の設立20周年記念誌2冊のデジタル版を5月中旬にウェブ上にアップしました。
紙媒体のものに若干の修正を加えています。2冊とも下記から自由にダウンロードできるようになっています。個々の論文単位でもダウンロードできます。また資料篇は逐次追加し、アップデートも行う予定です。
http://www.rirc.or.jp/20th/20th.html

◆アメリカ芸術科学アカデミー外国人名誉会員に選ばれました。
 4月15日の日付で、アメリカ芸術科学アカデミー(American Academy of Arts and Sciences)の会長David W. Oxtoby会長から、2019年の新会員に選ばれたという知らせが来ました。
 これまでは理系の人が多かったのですが、今回選ばれた3人の日本人は全員人文系で、とても珍しいことのようです。会員からの推薦、調査、選挙というプロセスを経て決めることになっているとありました。新会員は200人ほどですが、その式典は10月に行われます。
 AAASの創設は1780年で、アメリカ合衆国の独立後すぐに設立された由緒ある学術団体とされています。本部はUSAマサチューセッツ州のケンブリッジにあります。ハーバード大学がある地域です。
 下記のAAASのホームページには、歴史や現在の会員、新会員のリスト、活動などの情報があります。
https://www.amacad.org/

◆母校の川内高校で創立記念講演
 4月16日に薩摩川内市の川内高校で創立122周年の記念講演をしました。
 タイトルは「グローバル化時代に宗教文化はどうなる?」で、全校生徒が体育館で聞いてくれました。

◆宗教情報リサーチセンター設立20周年記念の本を2冊刊行
 宗教情報リサーチセンターは1998年11月に国際宗教研究所の事業として設立された。2018年度は20周年に当たるので、2冊の本を記念に刊行した。元研究員と現研究員の有志による共同研究の成果が、次の2冊の論集になった。
 『海外における日本宗教の展開―21世紀の状況を中心に―』
 『日本における外来宗教の広がり―21世紀の展開を中心に―』
 いずれも非売品であるが、関係者には贈呈している。デジタル版をホームページで公開の予定にしている。自由にダウンロードできるようにするので、広く利用してもらいたいと思っている。

◆『解きながら学ぶ日本と世界の宗教文化』刊行
 宗教文化教育推進センター編『解きながら学ぶ日本と世界の宗教文化』(集広舎)が2019年3月下旬に刊行されました。
 同センターの運営委員と研究員が中心となって編集作業を行い作成したものです。私は編集委員長を務めましたが、関係者の協力の賜物です。
 宗教文化士を目指す人だけでなく、宗教や宗教文化に関心をもっている人に広く読んでほしいという意図をもって作成されました。たんに問題集というのではなく、重要なテーマが網羅されるように考えて作成されたものです。
 付録には、宗教統計、宗教地図、宗派図解、各宗教の行事、年表などがあります。信頼できるソースにあたって作り上げたものですから、きっと役に立つと思います。

◆福岡市で講演
 3月2日(土)宗教文化士や宗教文化教育に関心ある人を対象に講演をしてきました。タイトルは「揺り動かされる宗教への視点 ―21世紀の宗教文化教育の課題」でした。
講演後、活発に議論が交わされました。
 翌日は福岡マスジドなど、福岡市内の宗教施設を見学しました。マスジドでの日本人ムスリマの方の話は大変興味深いものでした。

◆ビジネスパーソンを対象にした講演
 2月23日に日本通運研修所で、約50名のビジネスパーソンを対象に3時間の講演を行いました。質問も多くあり、宗教文化を理解することの重要性を感じてもらったかと思います。

◆『寄り道の宗教エッセイ』を刊行
 『ラーク便り』に12年余連載したエッセイを一冊にまとめて自費出版しました。タイトルは『寄り道の宗教エッセイ』にしました。ごく少ししか印刷しなかったので、手渡し程度にしています。宗教情報リサーチセンターに置いてあります。

◆イー・ウーマン・オブ・ザ・イヤー2018 議長部門授賞式
 佐々木かをり氏が主宰するイー・ウーマンの円卓会議での議長部門の表彰式が2月11日にあり、地下鉄銀座線の「青山一丁目」駅近くの新しいオフィスに出かけました。
これまで議長を務めた分の記事は下記のサイトからアクセスできます。
http://www.ewoman.jp/entaku/backnumber/mode/caster/#

◆森美術館の内覧会
 2月8日(金)に六本木の森ビルにある森美術館の内覧会とレセプションに行ってきた。森美術館の15周年記念展「六本木クロッシング2019展」と銘打ったものであった。これと同時開催している「NAMプロジェクト026:カーティス・タム」で作品を出しているCurtis Tamm氏に、過日、神道について説明した縁があってのことである。
 同氏はアートにおける音のはたらきに関心をもっていて、國學院大學に来てもらい、1時間少々話をしたが、好奇心が旺盛だと感じられた。

◆妙智會教団の節分追儺式の見学
 國學院大學大学院のゼミ生を連れて、2月3日(日)に東京都渋谷区代々木にある妙智會教団の節分追儺式を見学した。豆まき役には鳴門親方(元琴欧洲関)、琴奨菊関や政治家数名もいたのだが、そこに加わることになった。
 ゼミ生は2階席からの見学であったが、神社やお寺での節分とは少し雰囲気が異なるところが興味深かったようである。

◆衛星放送「スカパー!」で國學院大學での退職記念講演の再放送
 昨年3月10日に國學院大學常磐松ホールで行った私の退職記念講演「現代宗教のリバースエンジニアリング」を、1時間番組として編集したものが、2月2日(土)の21:00〜22:00に衛星放送「スカパー!」の529チャンネル(ベターライフチャンネル、無料)で再放送されます。

◆NHK文化センターでの講座
 1月から3月まで6回にわたりNHK文化センター(青山教室)で講座を担当します。テーマは「グローバル時代に求められる宗教文化の基礎知識」です。少人数なので、ゼミのようにやっています。

◆宗教情報リサーチセンターのツイッター新企画
 私がセンター長をしている宗教情報リサーチセンター(RIRC)では、2018年1月から公式ツイッターを開始した。【宗教・今日は何の日】というテーマで、開室している日に研究員が分担してツイートしている。
 2019年から新しく2つのコーナーを新設した。[センター長注目の宗教ニュース]と【ラーク所蔵資料紹介】のコーナーである。前者は私が注目する最近の宗教ニュースを紹介するものである。後者は研究員が任意でRIRC所蔵の書籍類の中から推薦したいものを紹介するものである。週に1回程度を想定しているが、どうなるか分からない。それぞれ初回の反応はなかなか良かった。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
2018年

◆コルモス会議に参加
 現代における宗教の役割研究会(コルモス・CORMOS)第65回研究会議が、12月26日、27日の両日京都のANAクラウンプラザホテル京都で開催されました。
 今回のテーマは「なぜいのちを軽んじてはいけないのか―宗教と死刑―」でした。4つの講演があり、27日午後に全体討議がありましたが、その司会を務めました。
 宗教界の死刑への態度、ムスリムにとっての死、従軍チャプレンの役割、自死の問題と、いずれも大事な問題で、真剣な議論がなされました。こうした議論は一般に開くべきだという意見も出ました。

◆日本文化研究所年報第11号
 『國學院大學研究開発推進機構 日本文化研究所年報』第11号が刊行されました。
 今までは毎号論文等を掲載していましたが、退職したので、今回は書籍の短い紹介文しか執筆していません。日本文化研究所の齋藤公太氏が、3月の退職記念講演会の様子を紹介してくれました。(下記が年報のリンクです)
http://img.kokugakuin.ac.jp/assets/uploads/2018/12/AR11-IJCC.pdf

◆高野山大学フジキン小川修平記念講演会で講演
 11月19日(月)に帝国ホテル大阪で、高野山大学主催、株式会社フジキン共催の講演会で講演してきました。「宇宙の摂理への想い」がテーマで、心臓血管外科が専門の大阪大学の澤芳樹教授と私の二人が講演者でした。私は「カリスマは『神の賜物』か?」というタイトルで話をしました。フジキンは「下町ロケット」のモデルになった会社です。

◆YAHOO!ニュースのTHE PAGEにコメント
 YAHOO!ニュースJAPANのTHE PAGE「富士山と宗教(19) 明治維新、修験者は還俗し山中からは仏像が消えた」という記事に私のコメントが紹介されています。
記事は下記のサイトです。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181114-00010000-wordleaf-soci

◆宗教情報リサーチセンターのツイッターの充実へ
 今年から始めた宗教情報リサーチセンター(RIRC)の公式ツイッターであるが、少しずつ内容を充実させている。『ラーク便り 日本と世界の宗教ニュースを読み解く』に掲載された小特集や研究ノート、研究論文は、刊行とほぼ同時にツイッターで紹介し、リンクも貼るようにした。その他研究員や元研究員の書籍の刊行や論文の刊行も紹介するようにした。さらに新しい企画も準備中である。
https://twitter.com/RIRC_2018

◆第3回「宗教文化士の集い」開催
 10月27日(土)に東京大学法文1号館で、第3回の「宗教文化士の集い」が開催された。後藤絵美氏に「現代のイスラームと女性」という講演をお願いし、その後宗教文化教育推進センターの運営委員、宗教文化士に後藤氏をまじえての懇談会があった。とても盛り上がり、突っ込んだ内容の話もできた。二次会も楽しかった。

◆國學院大學日本文化研究所の国際フォーラムとシンポジウムに参加

 10月20日(土)に國學院大學研究開発推進機構日本文化研究所主催で開催された国際フォーラム「アジアの宗教文化――モダニティの中での相互変容」と翌日の国際シンポジウム「日本文化としての宗教―海外の授業から―」に参加した。フォーラムではドイツ、米国、ベトナム、イラン、台湾、香港、韓国などの事例を聞け、シンポジウムでは英国とエジプトの事例が聞けた。現代的な話題が議論され、非常に有意義であった。

◆順天堂大学国際教養学部での講義開始
 今年も順天堂大学で後期の講義を担当する。「世界の宗教と文化」という授業であるが、アジアからの留学生も複数いる。これまでも留学生は比較的熱心で、いろいろ質問に来たりしていた。自分の国の宗教文化について日本人から説明を受けるというのも新鮮な体験かもしれない。今年は今まで以上に、質疑応答の時間をとりたいと思っている。

◆『ラーク便り』に論文寄稿
 『ラーク便り 日本と世界の宗教ニュースを読み解く』79号(2018年8月31日号)に「オウム真理教事件を契機に創発した議論の展開 ― 深まらない分析の背景にあるもの ―」という論文を寄稿しました。
 7月にオウム真理教教祖の麻原彰晃と幹部12名の死刑が執行された後、雑誌等でいくつか評論がなされましたが、これまでの研究を踏まえて、この時点でまとめておきたいと考えたことを示しておきました。
下記からダウンロードできます。
http://www.rirc.or.jp/xoops/modules/xlinks01/images/pdfs/rirc79_inoue.pdf

◆日本英語交流連盟のサイトに寄稿
 日本英語交流連盟から依頼があり、研究者にとってのオウム真理教問題についての短い文章を寄稿しました。日英両文です。
 日本文(「オウム真理教事件と宗教研究」)と英文("The Aum Shinrikyo Incidents and Religious Research")
 下記がそのサイトのURLです。
http://www.esuj.gr.jp/jitow/541_index_detail.php#english

◆イーウーマンの円卓会議での議長
 9月7日から始まった円卓会議の議長をしています。今回のテーマは「宗教文化についての教養、深めたいですか?」です。
 下記がそのサイトのURLです。
http://www.ewoman.jp/entaku/info/id/3510/times/2

◆日本宗教学会で発表
 9月7日〜9日、京都の大谷大学で第77回学術大会が開かれました。
「20年間の学生宗教意識調査から読み取れるマスメディアの影響」というタイトルで研究発表しました。オウム真理教についての報道、及び国内のモスクについての報道との関係に焦点を据えました。

『宗教研究』に寄稿
 日本宗教学会の機関誌『宗教研究』392(92-2)に「神道教派の境界線形成と二種類の認知プロセスの関与」という拙論が掲載されました。
 また、宗教専門紙の『中外日報』(8月28日号)にオウム真理教に関するコメントを寄稿しました。「教訓が生かされないメディア」という見出しになっています。

◆「アドミュージアム東京」見学
 8月中旬に電通の隣にあるアドミュージアム東京を見学に行った。ウェブ上に宗教文化ミュージアムのようなものを構築できないかを模索しているところなので、参考になるかもしれないという思いもあった。けっこう時間をかけて展示物やデータなどもみてみたが、いろいろなヒントになることがあった。ウェブ上にも参考になるものがあるが、このミュージアムは現物展示とデジタル展示の中間であり、とりわけその意味で参考になった。

◆『中央公論2018年9月号』に寄稿
 オウム真理教事件から何を教訓とすべきかについて書いて欲しいということで寄稿しました。タイトルは「「暴力」と「認知バイアス」にどう気づくか」となりました。
学生意識調査の結果も一部紹介しました。

◆オウム真理教事件へのコメント
 オウム真理教事件と宗教研究に関する意見を朝日新聞の記者から受けたので一時間ほどしゃべりました。その一部が7月18日付の朝刊に掲載されました。私の抱いているコンテキストと記者のもっているコンテキストとがいくぶんずれるのは仕方がありません。
 自分なりの今の段階での考えをまとめておくのも必要かと思い、依頼されたある月刊誌に寄稿しました。

◆JOC国際人養成セミナーで講演
 昨年に引き続き、今年も7月15日に東京都北区にあるナショナルトレーニングセンターでJOC国際人養成セミナーで「世界の宗教概論」というタイトルで講義をした。参加者から、実際に体験したことに基づく質問が次々に出されて、時間を多少オーバーすることになった。宗教文化の理解がスポーツ交流においても重要であるという認識を抱いてもらったのではないかと考えている。

◆アジア太平洋フォーラム「上海ビジネスセミナー」に参加
 6月20日に赤坂エクセルホテル東急でアジア太平洋フォーラム主催のセミナーに参加しました。3人の中国人講師が中国の市民生活が急速にハイテク化し、キャシュレス社会になっていることやその影響などについて紹介しました。そうした社会における宗教文化への関心について質問したのですが、若い世代の関心は強まっているとのことでした。
 時間があまりなかったのですが、突っ込むと面白い議論になりそうでした。

◆スカパーで最終講義の放映
 去る3月10日に國學院大學常磐松ホールで行った私の退職記念講演の様子が、5月19日(土)の21:00〜22:00にスカパー!529チャンネルで放映されます。529チャンネルは無料です。
 講演は1時間45ほどでしたが、1時間に編集してあります。

◆「シネマ特別席」のコーナー終了
 中外日報に月1回程度寄稿していた「シネマ特別席」のコーナーが、新聞社の都合で今年3月で終了になりました。このコーナーの執筆者の一人であったので、定期的に映画やDVDを鑑賞する機会が増えました。この企画がなければ観なかったであろう映画もあり、いい経験になりました。いつか自分の視点で映画と宗教について本にまとめる機会があればと思っています。
 
◆『学生意識調査総合分析』が読売新聞新聞で詳細
 2月に刊行した報告書について4月23日付の読売新聞朝刊で、比較的大きく紹介してもらいました。
 報告書のPDFはオンラインで自由にダウンロードできることを、すでに下記に記しておきましたが、冊子が欲しい方は國學院大學日本文化研究所、もしくは私の電子メールにご連絡ください。

◆新宿の朝日カルチャーセンターでの講師
 久しぶりに朝日カルチャーセンターの講師をすることになりました。4月23日から月1回のペースです。テーマは「戦後日本の社会と宗教」です。4回のシリーズの予定です。

◆イーウーマンで議長をやります
 
久しぶりにイーウーマンの「働く人の円卓会議」で議長をやります。今回はハラールについての理解をテーマにしました。
下記のサイトです。
http://www.ewoman.jp/entaku/info/id/3489/times/1

◆國學院大學神道文化学部を退職

 2018年3月31日をもって、國學院大學教授を退職となりました。日本文化研究所の専任教員を20年勤め、神道文化学部の専任教員を16年勤めました。
 日本文化研究所では多くの研究者と一緒にプロジェクトを遂行できました。また学生・院生諸氏とは講義やゼミなどを通して、とても充実した時間を過ごせました。
 大学院はあと3年ほど院生の指導にあたる予定です。

◆退職記念講演
 3月10日(土)午後3時から、國學院大學学術メディアセンターの常磐松ホールで、退職記念講演「現代宗教のリバースエンジニアリング」を行ないました。1時間半の予定でしたが、少しだけ長くなりました。
 これまでの研究の経緯を簡単に説明した上で、今抱えている課題について話しました。こうやって話すことで、また自分でも今やっていることが少し整理できた気がします。
 大学のホームページでも紹介してもらいました。
http://pr.kokugakuin.ac.jp/event_extramural/2018/03/10/192608/

◆ 『学生宗教意識調査総合分析(1995年度〜2015年度)刊行
 一年かけて編集してきた報告書が2月末に刊行になりました。
下記URLから全文をダウンロードできます。
http://img.kokugakuin.ac.jp/assets/uploads/2018/03/SATRA2017-full.pdf

◆(公財)国際宗教研究所主催の公開シンポジウムでコメンテータを務めます。
 2月24日(土)に開催される公開シンポジウム「記憶の場としての葬儀―その宗教性と非宗教性の境界」のコメンテータを務めます。
 発題者は神習教教主の芳村正徳氏、長谷寺住職の岡澤慶澄氏、東洋哲学研究所研究員の大西克明氏、日本イスラーム文化センター大塚マスジド事務局長のクレイシ・ハールーン氏です。司会は大阪国際大学の三木英教授です。
 多彩な発題者で楽しみです。シンポジウムの趣旨や申し込みなどは下記URLへどうぞ。
http://www.iisr.jp/symposium/

◆『学生宗教意識総合分析』の編集
 昨年度刊行した『学生宗教意識調査総合報告書』の続編になる分析編を編集中です。2月末には刊行予定です。前回の報告書が12回の個別の調査結果をまとめたものであるのに対し、今回のものは12回の調査の経年比較やクロス集計など、多角的な分析を試みています。大変興味深い結果もあります。

◆学部での講義・ゼミ終了
 國學院大學神道文化学部での講義とゼミが本年度で終わりで、最終ゼミが1月19日でした。いつものように自由な議論をしてもらいました。ゼミ生の中には成長著しい学生もいて、毎年少数であっても、そういう学生がいるので楽しみでした。大学院はたぶんあと3年担当します。

◆2018年 宗教情報リサーチセンターがTwitter開始
 私がセンター長をしている宗教情報リサーチセンター(RIRC、略称ラーク)が2018年から公式Twitterを開設しました。
【宗教・今日は何の日】というつぶやきを研究員が月〜金に行ないます。主に21世紀にはいってからの宗教関連の出来事を思い起こすのに役立つはずです。
それ以外に、公益財団法人・国際宗教研究所の行事や連携機関(宗教文化教育推進センター)の催しなどを紹介していきます。
https://twitter.com/RIRC_2018

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆学生宗教意識調査総合報告書

 1995年から2015年まで12回にわたって実施した学生の宗教意識調査の報告書が2月半ばには完成する。「宗教と社会」学会の宗教意識調査プロジェクトと國學院大學日本文化研究所の宗教教育プロジェクトとの合同によるものです。それぞれ回の調査報告書は刊行されているのだが、それを一冊にまとめた。数値のチェックやグラフの作り直しなどもやったので、ほぼ一年かかった。本としても刊行しますが、全体をPDF化して各章ごとに自由にダウンロードできるようにします。
 2017年度は20年間の変化を比較・分析した論文形式の報告書を作成する予定です。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


      





頁のトップに戻る