98/APR/1  


 

どうしてなんだろ。

桜のつぼみを見つけると、わくわく。桜の花が開き始めると、うきうき。満開になると、るんるん。桜の花びらが散り始めると、時のはかなさを感じて、うるうる。桜の花が終わり、葉が茂ってくると、ほとんど無関心。

例えば紅葉なんかも同じ範疇に入ると思うんだけど、桜は季節の移行を明示してくれる。特徴をあげるなら、

季節の移り変わり、つまり、時の経過を視覚で感じられること。その移行期間自体が短いこと。移行期間の前後における変化がはっきりしていること。

全部をひっくるめて考えると、熱しやすくて冷めやすく白黒はっきりさせたい、という私の性格にマッチしているということなのだろう。

でも、日本全国、結構私と同じ感覚持ってるんじゃないかなあ。桜前線、開花予想、お花見などなど、桜に関するお祭り騒ぎは事欠かない。ってことは、みんなそんな性格?なーんてことはある訳ないか。

うーっ、やっぱりわからない。でも、とにかく、私は桜が好きなのだ。少なくとも、それだけは言える。

(桜の画像が見たい人は→” 桜 ”をクリックして下さい。)

 

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