画像情報は、ディスクスペースは食うし、あまり興味がなかった。しかし、ここのところ二つの安い画像処理ソフトを入手して、などをまねして、Bannerなどを作っているうちに面白くなってきた。もともとは家族がDTPソフトに張り付ける画像を編集したりしていたのだが、変わった形のものが即座にできるので、ちょっといじった。その第1号が上の絵である。'73年ごろ、滝口修造が凝ったデカルコマニーが雑誌の表紙に使われていたことがあった。もともと、滝口は美術に接近していた詩人だから、必然的に絵心がある。しかし、芸術としては絵も内側に向かうもので、詩とは別の形式だし凝ったら時間も集中力も要るだろう。
というわけで、いたずら描きなのだが、いつか凝るかもしれない。