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Review: 『哲学の夕べ 客体・物・身体』 La Nuit de la Philo: Objet, Choses, Corps @ アンスティチュ・フランセ東京 (イベント)
嶋田 丈裕 (Takehiro Shimada; aka TFJ)
2013/06/02
La Nuit de la Philo: Objet, Choses, Corps
アンスティチュ・フランセ東京
2012/05/31 15:00-23:00

アンスティチュ・フランセ東京 (元・東京日仏学院) で、哲学をテーマとして、 講演会だけではなく映画上映、パフォーマンス、美術インスタレーション等を組み合わせた イベントが行われました。哲学というテーマには少々違和感を覚えたものの、 爽やかな初夏の日暮れに庭でパフォーマンスやインスタレーションを観て過ごすのも良いかもしれない、 と、覗いてきました。

会場に着いたのは18時半頃。まずは、中庭で、 Micha Deridder, Anne Wembergue & Junko Jaccorno: La Garde-Robe a Voyager, un Collection de Valises。 造形的要素の強い衣裳を着て、もの形に発想した動きを。 それに続いて、藤田 龍平 のパフォーマンス 『I meet heart in drewing』。 笛やシンバルの断片的な音を鳴らしつつ、アスファルトや石畳状の路上に ペンキや蝋石状のもので×状の線を埋め尽くすように描いて行くというもの。 庭には、解体したピアノを積み上げたような 西原 尚 『ピアノの日常生活』 が、 時折、ピアノ線が弾けたような鈍い音を響かせていました。 で、Espace Image (映画上映等を行うホール) で Christophe Charles のサラウンド電子音響のライブ Sculpture musicale

この後もイベントは続いていたのですが (Richard Pinhas (Heldon) & Merzbow のライブとか)、 イベントの雰囲気も緩い感じでしたし、 さすがに空腹を感じてきてちゃんと夕食したくなってきたので、20時半前には会場を後にしたのでした。